GWに無理言って地磯に行った話。

一歩間違えば死んでました。どうも何某です。

その話はまた別の機会に。

東伊豆の夜明け。

GWの天候

連日の強風。これでは釣宿も商売あがったりだろう。
すきあらばと膨らましたSUPも庭の隅で暇そうに横たわっている。

風裏を目指して東伊豆へ

南西風に比較的強い場所を目指して深夜車を走らせる。
流石に大型連休に釣り出来ないとなるとストレスが溜まるので、嫁に明日の午前中だけ良いですかと聞くと

「行きつけの魚屋が今日は休みだから、必ず釣ってくるなら許可する。」

とのこと。承知した。
現場に着くと、夜明けまだ2時間近くあるというのに、すでに6、7人いる。
挨拶すると、この先が空いてるとのことなので無事釣り座を確保した。

ゴミの散乱に憤怒

明るくなってくると釣り座周りがゴミだらけになっているのに気づいた。
岩の隙間にコンビニのゴミ袋、おにぎりの袋、吸い殻などを押し込んで捨てている。
ビールの缶も捨ててある。磯で酒を呑むとは死にたいのだろうか。
さらに明るくなると、足元がコマセと市販の仕掛けで埋め尽くされてるのに気づく。うっかり捨てられた仕掛けを踏んで絡まり、海に転落とかしなくて良かった。
今日日こんなに豪快にゴミを捨てられる神経を疑う。
気分が悪いのでゴミ拾いをしてから準備をすることにした。

本日のエサ

コマセ

刺し餌

辛い時間が続く

微妙に潮が動いていない。あと2時間ほどで下げ潮になるらしい。
餌取りが出て来たので手前にコマセを落とすと、澄んでた水中が一面真っ黒になった。スズメダイとかだろうか。
周りの釣り人を見ると手前にひたすらコマセを撒いている。なるほど、餌取り対策はそうやるのかとこちらも真似してみる。
しかし、いくらやっても刺し餌もすぐ無くなり、ハリスもボロボロになる。フグだろうか。
誰も釣れないまま時間だけが過ぎていく。

強風の中の餌残り

風が強くなり波が出てきた。餌取り対策でコマセがどんどん減る。残り少ない。あと1時間持つだろうか。
隣で何かが釣れたようだ。メジナでは無いようだが。
なんでもいいからそろそろ釣れてくれよと思っていると、刺し餌が残ってることが増えた。
ここはチャンスだ。潮も沖に向かう流れに変わった。
ガン玉を全て外し潮目まで流すつもりで糸を送り込むと、浮きが消しこんだ。
一瞬引きが強い気がしたが、すぐ寄ってくるところをみると本命ではないらしい。
タモを用意しあげてみると、見たことの無い魚である。

謎の魚。

カワハギの仲間だろうか。とりあえずライブウェルに水を張り泳がせておいた。
何かしら釣れたので気分良くし、仕掛けを投入し続ける。
5投ほどしたところだろうか。手前から丁寧に沖に向かっていく潮に乗せる。
頭の中で潮に仕掛けが馴染むのをイメージする。来るならここだのタイミングで道糸がガイドにすれギュンギュン鳴る。ドンピシャだ。
竿を立ててあわせると、グイグイ強烈な引きで持っていこうとする。間違いない。メジナだ。
レバーブレーキを握りしめ、竿の粘りと膝を使って丁寧にいなす。気持ちがいい。
浮いてきたところをタモですくい上げる。刺し餌が残り3つ。ギリギリだった。

メジナ 34cm

34cm。
厳しい日だっただけに、このサイズでも十分嬉しい。

どうやって食べようか

帰宅後腹を裂いてみると、メジナはパンパンに卵を抱えていた。これは酒がすすむなと思いながら3枚におろし冷蔵庫で寝かせる。
もう一匹念の為持ち帰った魚の画像を友人に見せると、ニザダイ(サンノジ)という返答。なんだそれは。聞いたことも見たこともない。
調べると私の育った地域にはいないようだ。それよりも、非常に臭く食卓にあがることがまず無いのだという。
とりあえず毒が無いようなので、一度食べてみようと頭を落としてみる。磯臭い。
これはちょっと無理かもしれないと嫁に渡すと、やはり無理とのこと。
無駄な殺生をしてしまい申し訳ないと二人で合掌し、清めの酒を呑んだ。

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