【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

ロコモーション・ドリームが夢になってしまった話。

寒くなったり暑くなったり、変な天気ですね。どうも何某です。こんにちは。

あ、そうそう。
先日、ひさぶりにドッキリの番組を見かけたのですが、ドッキリの定義めちゃくちゃになってませんかね。
転がってくるメロンを拾いに向かわせて、近づくとメロンが爆発って、ドッキリなんですかね?
突然、思いっきりぶん殴って、「ドッキリでしたー!!」って言うのも、それなら有りなのかなとか思ったり。
大川栄策の時代が懐かしいです。

朝。

師走を迎えます

トイレに貰ったカレンダーを貼ろうとすると

「こらこらこら。」

嫁に後ろから声をかけられる。
お、ラモス瑠偉だな。と思い

『日本人ならお茶漬けやろ。』

と、アンサーすると

「なにそれ。それはよくわかんないけど、トイレにカレンダー貼っちゃダメでしょ。」

『酒屋から貰った、謎の女性のカレンダーってトイレに貼るものだろ?』

ふに落ちない顔をしている嫁。
ははーん。
「にんげんだもの。みつを。」とか、「お前が舵を取れ。」だったり、「生きて生きて生きまくれ。」みたいな。
欲しているのはそういうやつだな、と思い

『じゃ、俺が空いてるスペースに書いてやるよ。』

また何かやり始めたぞ、という顔で嫁はこちらを見ている。

『下ネタで いじられている 母親は見たくない。』

「何?急に。」
『俺が考えた1月の格言だよ。ほら、めくると、ほらぁ。』

眉間にシワを寄せながら「捨てなさいよー。」と、嫁はリビングに行ってしまった。

極寒の朝

早朝5時。目覚ましより早く起き、リビングに向かう。
家の暖房をこれでもかとつけた状態で、ソファに寝ている嫁。
酒を飲みながら寝てしまったらしい。
佐竹雅昭よろしく、上段のフェイントからの中段蹴りで尻を蹴り、『カラヒー!』の掛け声とともに嫁をベッドに向かわせる。
コーヒーを飲み、冷凍庫から氷を持って外へ向かう。釣りの準備は前日終わらせてあるのだ。
やっぱりカレンダーと言えば、田村英里子だよなあ。
そんなことを思いながら、玄関のドアを開けた刹那、冷気の壁にぶち当たった。
思わず尻もちをついてしまう。
気温を調べると、あろうことか3℃なのだという。
なんてことだ、ドライスーツは車の中だ。
急いで車からドライスーツを取り出し、暖房で暖め着た。
ドライスーツを着れば余裕が出るもので、車でホームサーフへ向かう。
気温3℃の極寒だというのに、SUP、カヤックが多い。イカれてんじゃないのか。
自分を豪快に棚にあげ、準備をする。
波は穏やかに見えるが、うねりに力があるようだ。さらに斜めに入ってくるうねりも交じるので、少し面倒な離岸になりそうである。
小さい波のタイミングで乗り込もうとすると、横から来る引き波にカヤックが横を向かされてしまった。
慌てて引き返す。どうやら斜めに入ってくるうねりが、思ったより力強いようだ。
少しだけ波が高くなるが、素直に引き波が真っ直ぐ戻る位置に移動。
引き波を利用して、勢いよく波を割りながら沖に出た。

マイクロジギングというのをやってみる

嫁がやってみたいというので、最近話題のマイクロジギングのタックルを一式揃えた。
軽くキャスティングしてタダ巻きというお手軽さ。とはいえ釣れるらしい。
マイクロジギングとライトジギングの2本持つことになるので、嫁の釣りの幅も広がるだろう。
今日はそのロッドを試してみようと持ってきた。
水深20m付近で20gをキャストしてみる。特に問題はなさそうだ。
40gをキャストしてみても問題はない。これなら嫁でも扱いやすいだろう。
問題は、タダ巻きは私が飽きてしまうというところだ。
早々にジギングロッドに持ちかえてしまう。

何も反応せず

60mあたりから150m付近まで流しながらジグをシャクるが反応は無い。
一時に比べて釣船の数も少ない。この辺りのポイントも見切りをつけられたのだろうか。
スローピッチジャークに早巻きを入れたりしながらやってみるも、うんともすんとも言わないので、少し魚探を眺めてみることにした。
四方八方行ってみるも、何も映らない。魚探が壊れてるのではと疑う。
もうしょうがないと、等深線を新しく作ることにする。
本格的な冬に向けてポイントを開拓するつもりだ。
Xesta スローエモーションフレア 200gを落とす。
丁寧の底のほうを誘っていると、コンッココンとアタリが出た。
アワセるとグーッと竿先が曲がっていく。巻き始めると叩き始めた。
期待しながら20mほど巻いたところで、竿先がフワッと戻ってしまった。バレたようだ。
一応回収してみるも、ジグを落とした時と変化はない。
とはいえ、一投目からアタリが出たのでやる気が出る。
再度落とし、同じように誘っていると、フォールで糸ふけが出る。巻きアワセすると乗ったようだ。
慎重に巻き上げるが、これもすぐバレてしまった。
もしかするとイカだろうか。何にせよ姿が見れないのは残念である。

突然の高切れ

その後反応無く、REALS Spec-ZERO 240g を何も考えずにシャクっていると、水深20mあたりから50mあたりまで真っ赤になっている。
カヤックの真下に何かの魚群がいるらしい。
さらには、一向にその群れがいなくならない。この感じだと、ベイトが襲われているのだろうか。
200m以上回収するには間に合わないからと放置していると、フッと竿が軽くなった。
高切れだ。
新品のラインなのに高切れするとは。一体どこからと巻くと、25mほど先で切れていた。
真下の魚影はサワラではないだろうか。歯が当たって切れたのかもしれない。
あまりにも綺麗に切れている。非常に運が悪い。
お気に入りのジグだけでなく、新品のPEジガーを200m近く失ってしまった。非常に痛い。
リーダーを結び直して釣りをする気にもなれず、少し早いが納竿とした。

レベルあげ

帰宅し、玄関を開けると嫁が立っていた。
両腕を静かに振っている。

「今日の予定はなんだい。」

特に無いので家の掃除くらいだなと返すと

「1時間くらい歩こう。」と提案してきた。聞くに、ドラクエのレベルをあげなければいけないのだという。
徐々にテンションが上がってきたのか、鼻息荒く腕を振る嫁に、釣り道具片付けるまで待っててほしいと伝える。

「そういえば釣れたのかい。」

首を振ると、「そうかい。あぁ、そうかい。」と腕を前後に素早く振る。

「靴までもう選んであるからね。すぐ出れるよ。」

よほど、散歩を楽しみにしているのだなと、急いで片付けリビングに戻ると、嫁はソファーで完全に寝ていた。
時間があると、すぐ寝るなこいつは。
どうするのか問いかけると、嫁は目を閉じたまま手のひらを突出し、私に見せ

「ほっつ。すー、すー、すー。」

と、謎の言葉を発した後、再び寝てしまった。
どういう意味なのか。
謎の言葉が響く中、2人の午後が始まる。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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