【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

こんな寒いのに釣り人はイカれてるなと思われた話。

新しいリールの調子がすこぶるいいです。どうもこんにちは。何某です。
年明けはこのリールで、カヤックで500m以上の深海をやろうかと。

3℃。

早朝のエイドリアン

5時過ぎ。静かに、静かに、と準備をしていると、後ろからささやくように挨拶される。
まさか、こんなところに船場吉兆。
振り向くと、女将あらため、隣家の人妻が立っていた。
ヘンリー塚本よろしくな雰囲気ではあるが、冷静に考えると、朝からうるさいという苦情であろう。
挨拶を返す刀で詫びをいれようとしたところ、「家族でこれから出かけるので準備してるんすけど、この時間は寒いですねー。」とのこと。
よほど遠出するのだろうか。クレームじゃなくてよかったと、当たり障りのない会話をする。

「もしかして、今日これから釣りですか?」

近所付き合いモードで、『そうなんですよー。』と返すと、「すごい!本気度が違いますね!」と返されたが、完全に顔が「マジかよ。このクソ寒いのに。マジで、こいつイカれてるな。」と語っている。
憤慨した私は、準備に戻ろうとした人妻の背中に

『今晩、おれのアパートに来てみな。本当の男を教えてやるぜ。』

と、ロッキー3のクラバーラングよろしく、吐き捨ててやろうかと思ったが、家の壁にバカ息子と書かれても困るので、穏やかに『お気をつけて、行ってらっしゃい。』と見送った。

気温は3℃

「おはようございまーす。」

車から降りると周りから声が上がった。見ると顔見知りの方々らしきのようだ。おそらく、カヤックを積んでいるので私と認識しているのだろうが、こちらからは暗くて顔がわからない。
挨拶を返しながら、車と装備、そして声を確認し特定していく。
情報交換を終える頃には、沖から明るくなり始めていた。
今日は予報では昼前から荒れるらしい。急いで準備を進め、沖へ向かう。

潮が遅い

先週釣ったサバは脂が乗りまくっていて、非常に美味しかった。今日も釣りたい。
スローピッチでシャクリながら沖を目指す。
ところが、潮がゆるくて思ったように流れない。
ベタ凪で快適なのではあるが、少し厳しいか。
早々に諦め中深場へ向かう。
最近パイロットジグとしている、Xesta スローエモーション フレア ピンクゼブラ/スポットピンクグロー200g を投入。
相当潮が緩いのか、ハンドル操作だけで竿先がピンッ、ピンッと勢いよく戻る。200m先でジグが飛んでいるのがわかる。
できるだけ底付近で、アピールするように心がける。
シャクリはじめると、カヤックがジグに引っ張られてしまうため、2mほどシャクっては流されるのを待つ。
数m流されたのを確認し、落とし直してシャクると、飛んだジグに何かが触った。聞きアワセをしてみるが乗ってはないようだ。
再度飛ばしてフォールをいれ、シャクると竿先が戻ってこない。乗ったようだ。

しろむつ。

冷凍庫にフライのストックが無くなったので、シロムツは大歓迎だ。キープする。

アラが釣れているらしい

餌のSUPの方と情報交換すると、小さいがアラが釣れたとのこと。
気分転換でジグを シーフロアコントロール メサイアセミロング スモークピンクゼブラグロー210g に変えて狙ってみる。
かけさがりを攻めていき、下がりきった辺りに落とし直したフォールでサミングしている指先に違和感。その刹那、フワッと糸ふけが出る。アワせると暴れはじめた。
予想はクロムツかコアラ。慎重に巻いてくると、水深80mくらいで全く暴れなくなった。
当たった。予想通りだなと思いながら巻き上げる。

野生の咆哮。

予想通りコアラがあがってきた。がしかし、小さすぎて熟成には向かなそうだ。アラの熟成した寿司は大好物なのだが。
とはいえ、ありがたくいただき、もう一匹狙う。
血抜きしながらジグを落とすと、ひとシャクリ目でゴツンと竿先が入った。
これは引くぞと気合をいれる。最初こそ暴れるものの、その後は重いだけになった。とはいえ、今日一番の重さだ。
何が釣れたか期待しながら上げる。

しろむつ。

スレがかりのシロムツだった。
抜き上げようとすると、目玉が外れ水面に落ちてしまった。目にスレがかりしていたのか。鳥に取られる前に回収し、血抜きをした。

今日イチ

立て続けに釣れている。時合だろうか。
少しだけ移動してジグを REALS Spec-ZERO ピンクスモークスポットグロー240g へ交換し落とす。
水深210m。底でゆっくりと誘ったあと、10mほど速めのワンピッチでアピールし、落とし直した。
すると、なんだか一瞬フォールスピードが変わった気がした。
聞きアワセをいれるも反応が無い。気のせいかと再度落とすと、明確な糸ふけが出る。アワせてみると、グンッと竿先が海面に刺さった。
これはデカイぞと、2回ほど追いアワセする。
とはいえ、根がかりやサメ、バラムツ対策でフックが抜けやすいように作ってある。あまり強くアワせることはしない。ましてや細いハリなので、刺さりは問題ないだろう。
問題はハリが伸びやすいことだ。慎重にドラグを調整する。
がしかし、ドラグを利用することなくあがってきた。定期的にタタキが入るが、アカムツだろうか。しかしタタキ以外の暴れ方もするようだ。
一体何がかかったのかと期待しながら、ゆっくりゆっくりと巻き上げる。

カガミダイ。

立派なカガミダイだ。
記憶の迷路を辿ると、確かに以前釣ったカガミダイも、結構強い引きだった。
味はどんなだっただろうと、思い出しながら血抜きをする。

一瞬で荒天

カガミダイ以降、反応が無くなったた。少し早いかと思いつつも荒れる前に納竿とした。
正確には魚探に反応があるたびジグを投げるか、落とすのだが、全部巨大なサバフグで嫌気がさしたのだ。
車に道具を片付けていると、周りが何やら騒がしくなった。
何事かと振り向くと、先程まで穏やかだった海が、ものの数分で大荒れになっている。
白波がこれでもかと立っており、着岸しようと浜に向かってきていたSUPが、一瞬で数百メートル流されている。
無事着岸していたようだったが、波も高くなっており、もし私だったら無事に着岸できる気がしない。
背筋が凍る思いで見守るが、SUPの方たちは皆無事だったようで安心した。

プロボウラーです

帰宅し道具を洗い寝室に向かう。
なんだかんだで13時。流石に起きているだろうと思ってはいたが、いつもどおり、ぐっすりと寝ているようである。

『トントン。』

その声で目を覚ます。再度ノックする。

『トントン。』

「なに?」

『何?じゃないよ。どちら様ですか?だろ。ロッキー5観てないのかよ。』

「観てない。」

『もしかしてウゴウゴ・ルーガのほうだと思ったかい?』と聞いたところ、それすらも知らないのだと言う。

『小出由華だぞ!お気楽極楽だよ!馬鹿野郎!』

心底頭にきた私は、嫌がらせに、耳元で早見優のアメリカンキッズのオープニング曲を、繰り返し起きるまで歌うことにした。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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