【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

タチウオジギングでリハビリした話。

また今年も無事明けましたね。どうも何某です。こんにちは。

年末年始分を、これから書きなぐっていきたいと思います。

ジグ。

リハビリ

病み上がりだ。
友人と嫁と呑みに行った帰り道から、寒くて震えていた。
12月は冷えるねなどと話していたが、翌朝から熱があがってしまい、39℃をキープするようになってしまった。
流石にまずいと病院に行く。
インフルエンザA型。

「まぁ、そのうち治るけど、一応薬だしておくね。」

一応。どういうことだろうか。
漢方薬をひたすら処方される。どうやら、あまり強い薬は使いたくない医者のようだ。
3日間熱にうなされた後、歩くのもツライほど体力が落ちていた。
これは週末カヤック厳しいかもな。と嫁と話していると、タチウオ食べたいねという流れになった。
そうか、船か。早速スマホで予約し、リハビリはタチウオジギングに決定した。

ヒア・カムズ・ザ・ハマー

早朝5:30に船宿へ着くと、7時過ぎの出船なのにすでに1隻目は埋まっていた。かなりの人が来ているようだ。
仕方ないので2隻目の左舷ミヨシに釣座の札をとり受付をする。
駐車場に車を停め、防寒着に着替える。
3℃でさらに強風である。急がないと凍えてしまう。
ハンガーを取り外し、防寒着の下を履くと、あろう事か尻が入らない。
太ったとはいえここまで来たか。や、まてまて。流石にチャックが閉じないのはあるだろうが、尻が入らないのはおかしい。
恐る恐るサイズを確認すると、Sの表示。
一度深呼吸をし、小林聡美よろしく再度確認する。どう見てもSだ。間違えて嫁のを持ってきてしまったらしい。
ハンガーにかけた嫁を憎むのか、確認せず持ってきた私を憎むのか。
極寒なので履かない選択肢は無い。
股下が膝の辺り来ている。
この姿はM.C.ハマーか。はたまた小宮か。
仕方なしに不自然な小股で歩く。

プレイ開始

寒さに耐えながらタックルと釣座を整える。や、とうに整え終えているのだ。がしかし、歩くのが大変なので動かないでジッと耐える。
出船まで30分のところで、「おはようございますー。」と挨拶されたほうを見ると、20代だろうか、可愛らしい女性が隣に座った。奥に彼氏だろうか、同僚だろうか、連れの男性がいる。
膝にグッとまとまって鎮座する防寒着を握りしめ、挨拶を返す。
「寒いですねー。」
私は、当たり障りのない言葉を返す。
心の中では、『そりゃそうよ。こちらは下腹部をからっ風に晒していますからね。』である。
身なりに気を遣っていそうな女性の横で、防寒着が膝までの恥ずかしさで、身体が若干暖まってきた。

大荒れの東京湾

今日も船団。

移動中は波を被るので船室に入るように言われる。
あまり動きたくはないがしょうがない。
おそらく周りの方たちは、ヒップホップの申し子な私のファッションを異様に見ているだろう。育ってきたカルチャーの違いが、ここに露呈する。
いつ、「失礼ですが、なぜ下腹部を出しているのですか?」などと聞かれるかビクビクしていたが、誰も触れてはこない。
ヤバいやつが船室にいるな、という空気の中、耐える数十分。ポイントに着いたようだ。
さっそく釣り始めるも、全くアタリがない。
強い北風を受け言葉も出ない。冷える下腹部。時折、ジェットコースターかと言うほどの落差で落ちる。
男の根源がキュっとなる感じを定期的に味わいながらも、ジグをシャクったり、ただ巻きしたりを繰り返す。左舷は釣れてないようだ。周りの船団も数えるくらい。今日は渋いのか。覚悟する。

待望の1匹

かれこれ1時間近く経っているが、アタリがない。
ジグのローテーションも一通りやってしまった。どうしたものか。
隣が速め、遅めのワンピッチでそれぞれやっているので、こちらは CLUE フリートJSY ゴールドSP 150g をただ巻きする。
ダメか。と諦めかけた時、隣の2人組が続けて釣り上げた。シャクったほうが良いのだろうかと思った刹那、ゴンっと竿先が引き込まれた。待望のアタリだ。
ゆっくりゆっくり巻き上げ、抜き上げようとした時、嫌な状態を見てしまう。尻尾の先の方にスレがかりしているのだ。
頭が海面からでる直前で、銀色の魚体が左右に大きくクネルと身切れしバレてしまった。
渋いなかの待望の一匹なのに。
その後、隣が1匹追加したのを確認し、私もワンピッチに切り替えた。
もうここは我慢しかない。CLUE ベイス #101 ピンクオレンジ 160g をひたすらシャクる。
すると、ズッシリと重いアタリが出る。
耐えながら巻いてきて、そのままの勢いで引っこ抜く。

タチウオ 103cm

ギリギリ103cmの太刀魚だ。なんとか1匹。
これも尻尾へのスレがかりだった。

やってしまいました

全くアタリが無いので、トイレに行く。
かなりの揺れのなか、的を絞り用を足し終わり、身支度を整えようとすると、左右に振られる揺れが起こった。
手にした防寒着が、「ビリビリビリ。」と悲鳴をあげる。
股下を覗き込むと綺麗に裂けていた。
やってしまったと思いながら、試しに上まであげると、ファスナーは締められないものの、ボタンを停めることはできるようだ。
温かいうえに歩きやすい。ここで初めて人になった気がする。
さてここからだと、気合を入れる。がしかし、反応が全くない。
釣れた方を見ると、マリアのジグだろうか。紫色のジグを使っているらしい。
調べると、そんなにアクションが大きくないとのことなので、XESTA アグラーム オレンジゴールド160gをひたすら使うことに決め込む。
とにかくこれをシャクるのだ。
1時間ほどシャクっていると、変な手応えがした。
オマツリしたかなと、思っていると、船全体が慌てている。
見ると、左舷側が全員オマツリしているようだ。なんだろうと船長と仲乗りの指示に従って待っていると、右舷のほうからジグを持って仲乗りさんがやってきた。
聞くと、どうやら10kg近いブリが釣れたらしく、船全体を一掃したらしい。
そうか、青物というのもあるのか。釣れないなら釣れないで、そっちを意識してみればよかった。

移動後になんとか一匹

よく聞こえなかったが、どうやら移動するようだ。
30分ほどかけただろうか。かなり移動して猿島あたりだ。こちらにも船団が出来ていた。
引き続き XESTA アグラーム オレンジゴールド160g をシャクり続ける。
30分ほど我慢すると、いきなりゴツンとアタリがあった。

タチウオ 101cm

101cm。これも尻尾にスレ掛かりだ。何かあるのだろうか。
その後周りがパタパタと釣れはじめるが、私は結局2本で終了。
冬のタチウオは折れない心が大事なのだな。

U Can’t Touch This

帰宅後、渋い釣果を見せると嫁が、「体調は大丈夫だったかい?」と心配してきた。

『俺は大丈夫だったけど、こっちがね。。。』

防寒着のパンツを見せる。絶句する嫁。

「大丈夫なの?年明け船乗るでしょ?」

『心配は無用。だってこれ君のだから。』

「ん?」

一瞬考え込み、慌ててサイズを確認する。

「これ私のじゃーん。」

と、大声を上げながら、そのまま後ろにでんぐり返ししてしまった。

『お、森光子だな。』

との声を聴いた嫁が、間髪いれずに物凄い怒声を浴びせてくる。
買ってあげるからとなだめ、なんとか乗り切った。
師走は金がかかる。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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