【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

カヤックで上半身が異様に疲れた話。

暑くなったり寒くなったり。どうも何某です。こんばんは。

週末荒れませんように。

穏やかな朝。

今日も昼から

せっかくの休みだというのに風が強い。
コロナウィルスの影響で、出かけるにも何処に行こうかと悩む。
嫁はまだ寝ているので、自家製の干物を焼く。
焼き上がったタイミングで、缶ビールを「カシュッ」っと開けると、二階からバタバタと嫁が降りてきた。

「飲むつもりだろ。あたしのビール。」

寝ててもビール開ける音は聞こえるのか。
「待ちなさいよ。歯を磨いてくるから。」と滑るように洗面所に行く嫁。
結局、しょうがないなと、嫁と二人で昼から酒を呑む。

「たっぷり寝て起きて飲むビールは美味いねえ。」

嫁はご満悦のようだ。
よく歯を磨いた直後にビール飲めるな。などと野暮を言わないのが夫婦円満の秘訣だ。

『食べたいなら自分で焼きなさいよ。』

干物に関しては言う。

のんびり離岸

早朝準備をして家を出る。がしかし、気温が今日は高くなるという予報だった。
ドライスーツを着てきたのは失敗だったのではないか。
今日はハイピッチのジギングで一日過ごすつもりだ。汗だくになるかもしれない。
結局家に戻り、ドライスーツを脱ぐことにした。
ホームサーフに着くと、沖にSUPの方々が見える。今日は深場はしないので焦る必要はない。
のんびり準備をし沖へ向かう。
ウネリが残るかと思ったがベタ凪のようだ。

新ロッド投入

ひさぶりにハイピッチのジギングがしたいなと思った。
安価なのがないか調べていると、アルファタックル CRAZEE JIGGING SHAFT S63Mの評価が高い。
カヤックで使うなら、乗り合いのように迷惑をかけることも無いので安くても問題が無い。
ポイントだけで買えたので気軽に購入した。
キャスティングで使っていたアブガルシア オーシャンフィールド 5000をつける。
試しに使うだけならこのリールで問題ないだろう。
Xesta スローエモーション フレア ゼブラケイムラブルー150gを落とす。
シャクってみるもワンピッチが出来ない。
初めてのロッドだからだろうか。とりあえず、腕があがらなくなるまでシャクってみよう。

上手くシャクれない

おかしいな。こんなに下手だっただろうか。
下半身が使えないので、勝手が違うのはわかる。とはいえ、全くワンピッチが出来ない。
休憩がてらSUPの方たちに話を聞きに深場へ向かう。
その途中、水深200mでそこそこの魚群の反応が出た。
止まりながらジグを落とす。がしかし、ラインが全部出てしまった。
5000番のスピニングでは釣りにならない。ホームの場合は手持ちの糸巻き量の多いベイトのほうが良かっただろうか。
回収後、浅場に戻り、なぜ思ったようにシャクれないのか考えてみた。
まず、カヤックでは下半身が使えないので、ボートの時とは身体の使い方が変わる。
これはまあ、そのうち慣れるだろう。
致命的なのが、水面、カヤックまでの距離。
スピニングの場合、ロッドの下側についているので、ベイトの時より可動範囲が狭いのである。
この大きさのタックルの場合、ワンピッチするには相当早巻きしないといけない。これは困った。
そして気づく。左巻きなことに。
私はキャスティング以外は右巻きなのだ。何も考えずそのままつけてしまった。
変えようにも、このハンドルはネジ止めなので海上では変えられない。
違和感があったわけだ。
しょうがないので、今日はこれでやってみることにする。

入魂

左手で上手く巻けず、結局ジャカ巻きでやることにした。
水深60mを下から20mほどシャクるのを繰り返す。
上半身が悲鳴をあげてきたがお構いなし。
着底後、身体に急にスイッチを入れ、狂ったようにシャクる。
回収も兼ねて上までシャクっていると、下から30mほどでドンッと竿先が一瞬止まった。
この瞬間が気持ちがいい。
アワセを入れるが、その後特に反応は無い。乗らなかったのだろうか。止めてみるも、竿先は動かない。
とりあえず回収すると、いいサイズのホウボウがあがってきた。

いいサイズ。

ライトジギングロッドなら、かなり引く気がするサイズ。
しかし、あんなに早巻きしてもホウボウは食ってくるのだな。しかも下から30m。驚きである。
この直後から潮が動かなくなり、風も昼前から強くなる予報だったため、ホウボウのみで納竿とした。

ワンピッチはこうだよ

帰宅後、嫁に上手くシャクれなかった話をする。

「ワンピッチ。それは、こうやって、こうですよ。」

嫁が丁寧に教えてくれた。

「コジレイが教えてくれましたからね。」

鼻息荒く師匠の名を呼ぶ。
『じゃ本格的にジギングでもやるかい。』と聞いたところ、「それは疲れそうだからいいや。」と、急に冷めた顔で缶ビールを冷蔵庫に取りに行ってしまった。
ビールをチビチビと飲みながら、「沖縄でなら考えてみてもいい。」とボソッと呟く嫁。
まあ、身体動くうちに行ってみるほうがいいよなあ。などと、その案に乗りそうになるのであった。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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