【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

釣果は出ないが夢が広がった話。

釣り道具整理が捗りません。どうも何某です。こんばんは。

仕掛けを捨てようと思ってバラしたパーツを、再利用出来るのではと小袋にサイズごとにまとめてしまい、二度と開かない小袋がたくさん出来てしまいます。
部屋のいたることろの収納から、様々なオモリが出てくるのもなんとかしたいです。

夜明けはそこそこ明るかったのに。

俺たちが特捜最前線

『ほーしーの。。。ゆーれーる。。。みーなーとーを。。。』

キッチンで魚の下処理をしながら、鼻歌をボソボソと囁く私に気づいた嫁。

『あーいーの。。。かーたみ。。。けーせーなーい。。。』

横に立ち、囁いてるのは何の歌かと聞き耳を立てる嫁。

『ああああのおおおーひーとーは、あのひとーはあああ!!!』

「なっ!?」

『わあああたあああしいいい!!!!だけのじゅうううじかあああ!!!』

「うるせええええ!!!」

2人の間に流れる数秒の静寂。見つめ合う2人。

『わあああたあああしいいい!!!!だけのじゅうううじかあああ!!!』

「うるさいってば!!!なんなの!!!?」

『チリアーノの私だけの十字架でしょ。特捜最前線でしょうが。』

露骨に不機嫌な顔をする嫁。

『点がついてない藤岡弘と建物探訪も出てますので。ぜひ。』

何故、今この歌を大声で歌うのかと憤慨する嫁。
代官山の店のケーキを2週間熟成させると、濃厚になってとても美味しいと知人に教えられた話をする。

「ケーキって魚みたいに熟成できるんだ。それは、気になりますねぇ。なんてお店だい?」

『チリムーロだって。』

あぁ、なるほど。それで。と、一瞬納得した顔をしたが、すぐに苛立ちが勝ったのか舌打ちをしながら立ち去る嫁。
後ろ姿を見ながら、あの人は酒飲みだから甘いものは苦手なのかなと思った。

日の出の1時間前に着いてしまう

台風の影響があったが、どうやら一日だけ波が低いらしい。となれば、と準備する。
今日こそ真鯛とブリを。どちらかでも釣らなければ。
気合を入れすぎたのか、日の出の1時間前に到着する。いつの間にか、だいぶ日の出が遅くなったらしい。
しょうがないのでコーヒーを飲みながら明るくなるのを待つ。準備をするにも明るくならないと何も見えない。
徐々に明るくなってきたので、準備を進めていると日の出時刻を過ぎた。
気合を入れつつ、出来るだけ濡れないようにと注意して離岸。
魚探をセットし、ポイントへ向かっていると、突然夜になったかと思うほど周りが暗くなり、急な土砂降りとなった。
天気予報は晴れではなかったか。
なんなら、ものの10分前は晴れ間が見えていたではないか。
出来るだけ漁船が来ないような浜に近いところに移動し、航行灯代わりにでもなればと、魚探の画面の灯りを外に向ける。船から見えるか疑問だが、あまりにも暗くなりすぎたので無いよりはマシなのではないか。
しかし邪魔な雨だ。
ここまで降ると、行くも戻るも同じだ。諦めてズブ濡れのまま、ポイントへ少しづつではあるが慎重に向かうことにした。

ソウダ祭り

雨が上がったタイミングで、途中の浜から離岸したSUPの方がこちらへ向かって手をあげている。
近づいてみると、ひさぶりにお会いする釣り仲間が。偶然の再開に喜び、会話を交わす。
向うポイントはもう少し先のため、『では後ほど。』と漕ぎ始める。
タイラバに自作のサビキをつける。
このサビキ。知り合いの釣り仲間の間で流行っている、シラスを模したサビキを真似たものだ。
最近のシラスパターンの対策をと釣具屋に行ったところ、これなら持ってる素材で作れるなと。
また、場所によっては品切れなるほどの人気もあるとかで、自分で作れるなら作ったほうがいいだろうと。
市販のシラスサビキをコピーしたものと、マイラーチューブを使用したフライフィッシングのシラスフライの2つを作ってそれぞれつけてみている。
マダイを狙いつつ巻いていると、上層に反応が出ている。
サバかなとサビキを当ててみると、すぐさま食ってきた。

まる。

上げてみるとマルソウダ。
どうしようかなと一瞬悩んだがリリース。
その後も、のんびり落としたり、うっかり巻き上げすぎると、すぐさまマルソウダが食ってきた。
釣ってはリリース。釣ってはリリースを繰り返す。
6〜7匹は釣ったのだが、全てマイラーチューブのサビキのほうだけ食ってきていたのが面白い。

思わず落とし込み

全く釣れない。
マルソウダを大量に釣ってもしょうがないので、1匹だけキープした後は避けるように誘う。
浅場で中層の反応にサビキを当ててみると、小鯖がついてきた。
当たり前のように、そのまま落とす。
底についた直後、一巻きするとコンコンッコンコンコンっと小鯖が逃げる手応え。刹那。竿先が大きく曲がり水面に刺さっていく。
ドラグはだいぶ緩く設定しているのだが、ラインが出ていくわけではない。
食え、食えと祈る。
一旦戻る竿先に、『あっ!』と声が出るも、次の瞬間また大きく竿先が持ってかれる。
いつアワセるか悩む。
あともう一回引き込まれたらアワセようと気を引き締めると、グーっとさらに大きく竿が入っていった。
指でスプールをロックし、思いきりアワセると粘る感じを見せつつ、ポンっと抜けてしまった。
回収するとサバの口だけがついていた。残念。

カマス祭り

釣り仲間がベイトの反応があるというのでサビキを落としてみる。
アタリがあったのであげてみるも、サビキだけが切られて持っていかれてしまった。

「あ、カマスだー。」

見るとカマスを釣り上げていた。
カマスで泳がせでもするかと、再度サビキを落とすが食ってこない。
切られたほうのサビキは市販のを模したやつだった。
もしやと、仕掛けを交換する。落とす。切られる。
やはり、市販のを模したほうが食われている。
カマスを狙うフライのパターンは細いのが多いので、こういう形のほうがいいのだろうか。
結局全てのコピーシラスだけ切られてしまい、カマスを釣り上げることはできないで終わった。

ショゴだったのでは

その後深場をするも、何もしてない状態で高切れしてしまい、おそらくフグにラインを食われたのではという結論に達する。
ここで、暑くなってきたので、納竿とすることに。
帰宅後に手際よくマルソウダの身をバラす。
十分冷やして持って返ってきた。
血合いを取ってしまえばこっちのものだ。
お湯を沸かし、塩と酒を適当に入れ、マルソウダの身を投げ入れ煮る。
水気を取ってマヨネーズと醤油をぶっかける。これが美味い。
昼間だが酒を呑もうか悩みながら食べていると、嫁がやってきた。

「なんだいこれは。ちょうだいよ。」

『ヒスタミン中毒になってもいい覚悟があるのであれば。』

ギョッとした顔をした後、無言で冷凍チャーハンを温め始める嫁。
そういえば、サバについていた魚はなんだったのだろう。と思い周辺の釣果を調べる。
すると、どうやらショアからサバとショゴ、いわゆるカンパチの幼魚を釣ったという話が出てきた。
なるほど。あれはショゴだったのだろう。
ショゴは味も良いので、あの辺りで釣れるのであれば狙う価値はあるな。
何より強烈な引きだった。
もしかすると、これまでブリだと思って狙っていたのはカンパチだったのだろうか。
夢が広がる。
週末の予報が悪いのが恨めしい。

タイドグラフ

タイドグラフ。

タックル

ジギング

キャスティング

© 2024 磁力式駆動 All Rights Reserved.
Theme by hiero