バラムツを食した話。

浦安鉄筋家族が実写化の話題で世間はもちきりですね。どうも何某です。こんばんは。
書くつもりもなかったので、写真を撮ってないのが失敗でしたが、せっかくなので残しておきます。

入らない。

バラムツとは

数百メートルの深度に生息する深海魚であるが、夜間には浅場に浮上することが多いため、刺し網や延縄などにかかることが多い。

大型であり、成魚は全長2メートル以上になることもある。顔立ちはいかつく、ムツのように目と歯が大きいが、スズキ目の深海魚という共通点以外にはムツとは近縁ではない。口には鋭くて細かい歯が多く並んでいる。和名の由来は、体を覆うバラ(薔薇)の棘のような棘状の硬い鱗から採られており、素手で触れると裂傷を負ってしまうほどである。

深海魚にしばしば見られる形質であるが、体内の油脂成分のほとんどが、人体で消化されないワックスエステル(いわゆる「蝋」)でできている。そのため、大量に摂取すると皮脂漏症(皮膚から油が漏れる病気)を起こしたり、消化吸収されなかった油脂が肛門からそのまま漏れ出したりし、下痢や腹痛を起こす場合がある。多量に摂食した場合は昏睡状態に陥る重篤な症例も報告されている。油脂が肛門から出る時、便意などは一切生じず、そのまま垂れ流す状態になるという。このため大東諸島では、同じクロタチカマス科の魚であるアブラソコムツと区別せずに、インガンダルマ(「犬が(お尻から油が)垂れる」または「犬が(下痢で)ダレる」と言う意味。「胃が垂れる」は誤りで、前触れもなくいきなり尻から垂れる)またはダルマ(「(人間の)(お尻から油が)垂れる」と言う意味)という別名(地方名)で呼ばれる。

101cm 5.8kg

消化吸収されなかった油脂が肛門からそのまま漏れ出したり

はい。

バラムツを捌いてみる

相模湾の怪魚と再び対峙した話。」で書いたように、先日バラムツを釣って食べてみたわけです。
これだけの大ネタなのに、食レポとかするつもりが、当時はなかったので写真は無いです。
ガッツリ書けば相当稼げる気もしないではないですが。
なので、雰囲気というかは、こちらで。というか、こちらのサイトのほうが、ちゃんと書いてあるので、そっちに移動して読んでください。

閑話休題。
1mの魚を家でさばくのはしんどいですね。まな板に乗らないので、頭を落とす時以外は、そのまま置いて三枚おろしにしました。
これ以前の処理に関しては、いわゆる「津本式」の血抜きで処理してます。
大きいので処理自体は楽でしたが、体表がおろし金みたいになっているので、軍手とかしてやったほうがいいです。手がボロボロになりました。
津本式のいいところは、すぐ捌くことになっても、血が抜けきっているので、必要以上にまな板が汚れにくいことだと思ってます。
で、内蔵なんですが、腹を開くとほとんど肝でした。かなり大きい肝です。太さは男の手首くらいでしょうか。
長さは羽賀研二より大きいかもしれません。

  • 1 ハガケンジ = 22.0cm

とした場合、2 ハガケンジ はあったと思います。

それが二本。そしてあの顔。
このバラムツも、「稀代のワル」として呼ばれる理由がわかります。
先程のサイトで、肝も食べてみたとあったので、少し食べようかと思ったのですが、寄生虫がびっしりとついていたので諦めました。
何か食べてるかと、紐のような胃をしごいてみたのですが、特に何も出てきません。
臭いもないです。
手が脂でベタベタになるかと思ったのですが、サラサラでした。
なんとなく油感はありますが、真鯛やオオモンハタの脂のほうがベトベトしてました。
良さげなハンドクリームを塗った感じでしょうか。ちょっと拍子抜けします。
体表がおろし金みたいなので、皮も硬いイメージでしたが、意外にも包丁がスルっと入っていき、簡単に三枚おろしに。
皮引きも特に困ることがありませんでした。
ただ、腹のあたりに虫が大量についていたので、結構な量削ぎ落とすことになりましたが、それでも3kg以上残ったので、問題無しです。

3kg以上ある。

バラムツを食してみる

後から聞いた話では、火を通して脂を落として食べると、比較的害が無いみたいですね。
知らなかった私は、薄切りにしたバラムツを背1枚、腹2枚を刺身で食べてみました。
これで、バラムツのワックスエステルを100%身体に取り込んだことになります。
以前も書きましたが、大トロを食べた瞬間に、口の中がさっぱりする感じ。
美味いのかよくわかりませんでしたが、いくらでも食べれそうな感じです。不思議な食べ物でした。

食したその後

バラムツ。

48時間といえば、エディ・マーフィの映画デビュー作ですが、奇遇にもバラムツを食してから48時間後、私の身体に変化がおきます。
会社で椅子に座っている際に、妙な違和感を感じました。
ヤバいと感じ、急いでトイレに向かいます。
いつも無駄に閉じこもっている奴らがいる会社のトイレでしたが、運良く空いてました。
飛び込み、下着を確認すると特に異変はない。
無い、無いぞ。と小林聡美よろしく慌ててみましたが、特に見た目は問題はありませんでした。
便座に座りながら、親心で見積もり甘く0.8ハガケンジを持ち上げてみたところ、物凄い臭いが立ち込めました。
高校の機械実習の臭いがする。
アル中の機械科の先生に、タバコが無くなったから買ってこいと走らされた思い出が蘇ります。
ジョーカーなんてマイナーなタバコが、何処に売ってるのかと、必死に探した覚えがあります。
買わないでバックレると、翌日机の下に置いてある一升瓶で腹を本気で突き抜かれます。
いろいろありましたが、酔っている時は優しくて面倒見の良い、いい先生でした。
私が卒業する頃には、ジョーカーの取り扱いが界隈に無くなったので、ジャストという、さらにマイナーな銘柄に変わっており、買いに行かされる後輩は大変そうでしたが。
閑話休題。
調べるとバラムツを食した方々は、皆口を揃えて「機械油の臭いがする。」と言っているとのこと。
確かにする。マイケンジの横から覗いてみると、ドモホルンリンクルよろしく、垂れそうです。
量はたいしたことはないですが、臭いはキツイです。
まぁオフィスでこの臭いがしたところで、「もしかして、旋盤回して来た?」くらいの会話で終わるでしょうが。
とはいえ、早目にトイレに来てよかった。
バラムツを食したことがある方から

「意識の外側から垂れてきますよ。」

との言葉をもらったのですが、まさにその通りでした。
昔の知人が、「パートナーに肛門拡張していただいてる。」と言っており、聞くに、拡張をすると開いたままになっているのだという。
なので、ダダ漏れするのでオムツが欠かせないと、嬉しそうに喋っていたのを思い出します。
なるほど。これは、ワックスエステルを使った疑似拡張プレイかと、社内ということもあり、背徳感にゾクゾクしてきたところでしたが、流石に仕事に戻らなければいけません。
裂けるのではというくらいに強めたウォシュレットで清めます。2回押すと前後に動いたり、トントントントンとリズミカルに刺激してくるのは思わぬ発見でした。
これのせいで、会社のトイレからみんな出てこないのだな。まるで五反田じゃないか。
鼻息荒く、身支度を整えデスクに戻り、調べたところ、中には1週間後にワックスエステルが出てくる方もいるとか。
たった刺身3切れでオムツが必要に。と驚愕していましたが、その後は特に異変も無く、無事帰宅できました。
オムツはかさばるから、ここは、わたるがぴゅんの吉田よろしく、生理用品をあてがって1週間乗り切ろう。いや、挿入するタイプのほうがいいのではと、悩み試そうとしているところを嫁に見つかり、汚物を見るような目で見られました。
「えっ!?シュワちゃんが妊娠!?」
個人的には、生理用品を欲してるところで、このくらい気の利いたことを言ってほしかったのですが、言葉も発せず、吐シャ物を踏んだような顔をしていました。
そして、理由を喋ったところ、「だから持ち帰るなって言っただろ!!」と激怒しておりました。
この子は家におけません、ということなので、泣く泣くバラムツを小分けして冷凍し、数回にわけて3kgを廃棄しました。
ちなみに、ドリップが結構出る魚らしく、冷蔵庫の中に溶かした蝋をぶち撒けたようになっていたのも怒られました。
缶ビールが生臭くなっていたのが気に食わなかったようです。
漏れてきたのは一度のみで、ほかは目立った異変はありませんでしたが、聞くと個人差あるようですので、もし食す機会がある方は十分ご注意ください。

以上です。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

中深海ジギングのメモ。

急に寒くなったうえ、週末の天気も微妙でしょうか。どうも何某です。こんにちは。

あ、そうそう。だいぶ前に頼んだリールが、昨日届いてました。
海外サイトで、受付保留のまま料金だけ引き落とされたのでビビってましたが、無事届いてホッとしております。えらい待たされましたが。
セールで国内の半額以下だったので、それだけで爆釣した気分になってます。

タックルについて

カヤック、SUPなどの前提で書いてます。
乗合船の場合は、変なタックル使うと釣りにならないだけでなく、オマツリしやすくなったり、巻取りに時間がかかったり、他の客に迷惑かけたり、船長に怒られたりしてしまうので、船宿推奨タックルを使いましょう。

ロッド

周りの方々を見ていると、スロージギング用のロッドを使われている方が見当たらないです。
カヤック、SUPの方は、折れたり落としても痛くない胴調子の安価なロッドを流用するのを好む気がします。
基本的に、ジグを持ち上げれるのであればなんでもいいっぽいです。
感度が悪くても、釣れることは釣れます。
スロージギング用ロッドであれば、4ozが1本あればいいのではないでしょうか。
相模湾のように潮が緩いところは3ozが良さそうな気がしますが、リールやジグとのバランスがあると思うので、こだわると種類も値段もキリがないです。
私はカヤックでは、安価なテイルウォークSPJ634を中心に使用してます。

リール

PE1.0〜1.5号を300m巻けるリールなら、日がよければなんとかなります。推奨は最低600mです。
手巻きの場合はある程度大きいリールを使ったほうが楽です。ギア比やハンドル長や形とかが、回収にモロに影響します。体力や、やる気と相談して購入しましょう。
ちなみに私は、オシアジガー2000NRHGを使用しています。

電動リールの方は、まぁ糸が巻けるならなんでもいいと思います。全体的に糸巻き量が少ないので、基本は高切れしたらキツイのが多いようですが。
周りを見ると糸巻き量に余裕のあるプレイズ3000が人気のようです。

基本的に手巻きのほうが慣れれば速いです。パワーギアなら巻取りも相当楽だと思います。
手巻きの場合、船のようにロッドを海面に向けて真っ直ぐ出来ないので、基本水平に手で持って回収するのですが、これが結構重くてキツイです。
折れにくいロッドであれば竿尻をカヤックやSUPに突き当てて、ロッドを支えるだけで巻き取ると楽ですが、構造上、ロッドが多少立つ形になるので、負荷をかけすぎないように気をつけましょう。

そういえば、最近、「ゴメクサス リール」の検索での流入がすごい多いです。
比較的安価なリールで、糸巻き量が多いので気になる方が多いのでしょうか。
結論から言うと、中深海で十分使えます。
ですが、快適ではないです。
また、どうも、レビューを見てると個体差があるのか、私の購入したのはドラグがスムーズじゃないうえ、調整に幅が無いです。
どうしても出費を抑えつつ、中深海を手巻きでやりたいという方には、十分おすすめだとは思いますが、懐に余裕がある方はもう少し上のランクのリールを購入したほうがよいと思います。

ライン

安いPEでも釣れますが、200m先では20m以上伸びてるらしいので、感度は最悪です。シャクルとゴム引っ張ってるみたいです。アクションはほとんどついてないと思ったほうがいいと思うので、ジグを動かしたほうがいい日には使い物にならないと思います。
手巻きだと、巻取りが相当辛いです。
周りを見ると ファイアーラインを使っている方が多いようです。
流通しはじめた20年ほど前に使用した時、ブチブチと簡単に切れた思い出があるので、使う気にはならないのですが、今は当然改善されてるようで、愛用者がかなり多いです。
私はPEジガーの1.2号を使用しています。文句のつけ用がない、いいラインだと思います。値段が高いので高切れすると泣けますが。
今のところ、中深海はファイアーラインとPEジガーの2択だと思われます。

リーダー

色々使ってましたが、最終的に船ハリスの7号で何の問題も無かったので、船ハリスばかり使ってます。
リーダーの長さは長くても1m程度で、短めにしてます。
スミヤキとかクロムツのような、歯が鋭い魚を釣ると簡単にボロボロになるので、余ってる小さいスプールに巻いて予備として持っていってます。

ジグ

水深 X 1.0〜2.0倍の重さとか言われていますが、形状や潮の速さが影響するので、日によってはもっと軽いのや重いのを使うときがあります。
カヤック、SUPはロッドホルダーさえ使えば、パドリングで流れに逆らえるため、ラインを立てやすいので、軽いジグでも底が取りやすいです。
潮が緩い時に重いジグを使うと、アンカーのようになってしまうので、シャクるとカヤックやSUPのほうが動いて、ジグが動かないことがあるので注意しましょう。
ちなみに、カヤックやSUPで350g以上使わないといけないような日や場所は、快適に釣り出来ないというのが経験上あります。
どんなジグを使ってるかよく聞かれるのですが、ホームのアカムツ狙いの場合、経験や聞いた話をまとめるに、ジグの重さが重要で、横を向いて落ちるなら色や形関係なく、なんでもいいという結論に最近達しました。
スロージギング用のジグなら、簡単に横向くので気に入ったのを使うのがいいと思います。
とはいえ、あえておすすめといえば、やはりディープライナーのスパイファイブでしょうか。

これ1本でアカムツ釣りまくっている方もいるとか。
確かに良く釣れます。迷ったらこれの180〜300gくらい買っておけば、全国どこでもいけるんじゃないでしょうか。

個人的にはREALSのジグが大好きなので、よく使っています。
店で売ってるのほとんど見たことないですが。
ただ、全体的に構造上の問題なのか、塗装が剥がれやすいです。最近はあまり色を気にしてないので、剥がれたら自分で塗ればいいやと思ってるのですが、気になる方はコーティングなどしたほうがいいかもしれません。
動きに影響出るという方もいますが、剥がれても釣れるのでコーティングしても問題ないんじゃないかと思ってます。

最近はXESTAもよく使います。使ってて楽しいジグです。

フック

これも気分や経験でいろいろ変わるのですが、最近は自作の 内向きハリ2本 + アシストライン + 中芯にフロロ + スイベル が基本です。
前はハリ3本、4本とかやってましたが、作成の手間の割には思ったほど効果無いなと思ってしまったため、今は2本にしてます。
長さは、面倒なので3種類に決めて作ってます。ショートジグ、セミロング、その中間の3種類です。
長さの決め方は、全長がジグの半分程度になるようにです。多少の長い短いは、トラブルになってないので気にしてないです。
フックサイズは最近3/0ばかりです。口にかけるのが目標では無くなってきてるので、もしかするとアカムツ狙いでも、もっと大きいのに変えるかもしれません。
スイベルはサバがかかってしまった時のヨレ防止に威力を発揮します。
こだわりとしては、中芯のフロロの太さで、張りをもたせつつ、魚体に回るようにアシストラインの長さで、フロロの太さを変えてます。
これは師匠の教えなのですが、中深海のフックは魚体にスレがかりして、ガッチリホールドするのを目標にしていますが、長いアシストラインは張りがあっても曲がるが、短いのは中芯を弱くしないと曲がらない。
要は、魚体に弾かれず、エビなどのトラブルにもなりにくいように、適度な張りと柔らかさを持たせるために、中芯で調整する。ということらしいです。
それと、最近の研究としては、大物がかかった時に、フックが抜けるようにする方向で進めています。
根がかりだけでなく、バラムツとかサメ対策で、強く引いたらフックだけ抜けてジグが回収出来ればなと。
ちなみに、フックをエサだと思って食べている説というのがあるらしいのですが、実際そうかもと思っていたりします。
検証をどうすればいいのかと思いつつも、今のフックで釣れてるからいいやとも思ってます。

その他のパーツ

スプリットリングやプレスリングですが、最近はAmazonで100個数百円くらいのばかり使ってます。
いつも使ってるのより大きい小さいありますが、トラブル無いサイズなら気に入ったので問題ないと思います。
カヤック、SUPで狙える中深海で、リング破損するような魚はまず釣れませんし、伸びるような潮ならカヤックやSUPでは釣りにならないと思います。
1、2回で広がってしまうこともありますが、安いのでガンガン交換しましょう。
そこそこ高価なため変に粘ってジグをロストするよりも、緩んだら安いのを即交換のほうが良いというのが、カヤック中深海ジギングでの私の結論です。

釣り方

カヤックでの私なりの釣り方です。

  1. ロッドホルダーに固定したままジグを落とす。
  • フリーフォールだとジグが暴れてバックラッシュするので、サミングかブレーキを調整しておきます。
  1. 真下に落ちるように、パドルで位置調整しながら、ラインが真っ直ぐになるよう調整する。
  2. 着底のタイミングに、ちょうど効くようにシーアンカーを投入する。
  3. ロッドを持ち、一瞬サミングを入れてジグを横に向け誘いをいれる。
  4. 着底後、糸フケを取って落とし直す。
  • 相模湾はそんなに複雑な潮になることがないので、実際は糸フケ取っていきなりシャクることが多いです。
  1. 底から3mほどシャクったら、10mほどまで回収し再度落とし直して繰り返す。

シャクリ方なんですが、結論を言うと、何やったって釣れる時は釣れるし、ダメな時はダメです。元も子もないですが。
アカムツの場合、根に潜んでなかなか外に出てこない警戒心が強い魚だと思ってましたが、基本はイカとかサバについていって一緒に回遊する魚らしいので、ホームにはいないことが多いんじゃないかと思ってます。
速いアクションはアカムツにはダメだと言われてたりしましたが、先日釣った時は、結構飛ばし気味で、カケアガリにぶつけにいくくらいの気持ちで速めにシャクってましたが、アタリが次々続々とありました。
ですので、群れの中に入った時はあまり関係無い気がします。
その日は、ジグを食っているというよりは、鮎などのように近くに寄ってきたのを排除しようと体当たりしてくる感じに近いと受け取ってます。
それ以外の条件だと、やっぱりあまり動かさないほうが良いように見えます。
その道具だと、300m先のジグは動いてないのでは。。。というような方が、アカムツを連発しているのを見たことがあるので、基本は底1〜2mまでをモニョモニョとやってるだけのほうが良いのかもしれません。
なので、何処かで読んだ、1秒かけてロッドを持ち上げる、2秒かけて落として、1/6巻いてを繰り返し。というのを基本として、アレンジしていくのが一番いいのかもと思ってます。
エサの方を見ていると、一番下のハリしかアカムツ食ってないんですよね。
なので、基本は底から1〜2mくらいが勝負と考え、とにかく丁寧に最近はやってます。
うっかり飛ばすとシロムツが釣れることが多いので、底をゆっくり誘うほうが釣れる可能性はあがりそうな気はします。
アカムツを誘うではなく、アカムツ以外に見つからないようにするという表現のほうが近いかもしれません。
まぁ、私はあまりアカムツを釣ってないので、何匹か釣ったらまた変わりそうですが。
それこそ、来年は『中深海はダウンショットリグが釣れる。』とか言ってる可能性もあります。
と、冗談で書いてみたのですが、調べたらダウンショットリグとはいかないまでも、中深海根魚五目でエサの代わりにワームつけることもあるようなので、あまり変わらないですね。二番煎じでした。
とはいえ、金儲けの匂いがするので、結果を出して常に釣果が吉とでる、略して「常吉リグ」として流行らせようかと思います。

以上です。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

オキアミの海を漂った話。

週末は絶対カワハギを釣りたいと思います。どうも何某です。こんにちは。

団子に秘密兵器を投入します。

朝。

カワハギ釣りの予定が

前日、知ってはいるがエントリーしたことが無い場所に誘われていた。
カヤックは面倒だが、SUPなら簡単に出れるらしい。
カワハギも釣れるらしいので、楽しみにし準備していく。

「明日も釣りに行くのかい。」

嫁が不思議そうな顔で聞いてきた。
誘われた話をすると、「昼から用事あるのに帰ってこれるのかい?」とのこと。
そうか、だいぶ前から予定が入っていた。
片付けを考えると9時には帰宅していないといけない。誘われた場所は、何気に時間がかかる。
誘いをキャンセルし、嫁に忘れていた謝罪と感謝を伝える。

「で、それは何をやってるんだい?」

『や、時間無いから青物のフック作ろうかと思ってね。』

「いつの?」

『明日の。』

「え?」

『え?』

「釣り行くの?」

何を言っているのかわからない。

「昼から用事あるって、さっき言ったよね。」と眉間にシワを寄せて迫ってきた。

イカれてるのか、こいつは。
だから近場で済まそうと、今フックを作っているのだ。

『フックが無かったら魚釣れないでしょうが。』

その言葉を聞いた嫁は、目を見開いて、口をパクパクしている。
釣り上げられた鯉のモノマネだろうか。面白い女である。

幸先良く見える

「バラムツはダメよう。」

まだ暗いうち、背中にこの言葉を受け寝室を出て、ホームサーフへ向かった。
今日も大盛況のようだ。
日が出たので離岸し、沖で準備していると、すぐ隣でホウボウを釣るSUPの方がいた。
ここの水深10mくらいでも釣れるのだな。
最近流行りのマイクロジギングというやつらしく、お手軽な感じで釣りをしている。
嫁がやってみたいと言っていたな。今度購入してみよう。
今日は100g以上のジグしか持ってきていないため、私は沖へ向かう。

煙幕にやられる

ディープライナー スパイファイブ 130gをスローピッチジャークで誘う。
水深40mから80mほどまで誘ってみるも反応は無い。
潮が緩くなってしまったので、もぅ少し流れているところを探す。
水深70m付近から流し始めると、魚探のサイドビューの左舷側が真っ赤に染まってきた。
真下も20〜40m付近にノイズが出始めた。
原因はわかっている。200mほど先にいる釣船から撒かれているコマセだろう。潮に乗って流れているのだ。
これが吉と出るのかどうかというところではあるが、釣船を見る限り何も釣れてないようだ。
魚探にもコマセ以外の反応が無い。
先日教えられた話がある。
コマセを毎日同じポイントで撒いていると、魚がその場所を覚え、回遊してくるようになるのだという。
それを覚えた群れは、ルアーで釣るのは難しくなるそうだ。
たしかに、何十人何隻ものコマセが同じポイントに撒かれるわけで、楽に腹を満たせるならば、追いかけるなどの余計なカロリーを使う必要もない。
これは厳しいかもなと、大きく移動することにした。

続、煙幕にやられる

移動をしていると、遠くから釣船がやってきた。
SUPやカヤックの間を縫うように入ってくる。邪魔だとは言われないものの、目の前に鎮座されてしまった。
漁船や釣船とトラブルは避けたいので、パドルを持ちつつ様子を伺う。
一斉に仕掛けを降ろした感じでは、どうやらマダイ船らしい。
上から30mで撒いて、そのまま止めろというアナウンスがある。
40mまで落としてる人が怒られていた。
しばらく眺めていたが、一向に釣れる気配が無い。
一体がコマセだらけになってしまった。
SUPの方々に釣れているか聞くが、今日は釣れていないとのこと。
中深場の様子を見に行くも、そちらも釣れてない様子。
今日はもう駄目だと早めに納竿とした。

予定が狂う

早めに帰宅したと言っても余裕があるわけではない。
急いでカヤックや道具を洗う。
一通り片付け、シャワーを浴びリビングに行くと人の気配がない。
おかしい。化粧だなんだと準備していなければいけない時間だ。
寝室に入ると、うつ伏せの大の字で寝ている嫁がいる。
化粧なんぞ、とうに終わっていないといけない時間なのにだ。
声をかけると

「はぁうわあ!!」

と叫びながら飛び起き、四つん這いになった。
そのままスマホで時間を確認すると、ゆっくりとベッドから落ちた布団を拾いあげ、寝床を整え、横になり目をつぶった。
正気かこいつと黙ってみていると、気配を感じたのか、人差し指を一本立て、「これで。。。」とだけつぶやき、寝息をたてた。
どういう意味だろうか。
1分だけ寝させてくれという意味なのか。
引き続き黙って見ているが、1分経っても起きない。何が、これでだったのか。
20分ほどしたところで、起きて洗面所に向かった模様。
もう出かけないといけないよ、と声をかけに行ったところ、歯磨きをしながら寝ていた。
「ハッ!」と言って起きるのだが、歯ブラシが3往復もいかないうちに頭が垂れてくる。
なんども「ハッ!」となっては起きるのを繰り返し、一向に歯磨きが終わらない。
その様子を5分ほど眺めていた私は、これは今日のスケジュールを大幅に変えないといけないなと頭を悩ませた。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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