【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

中深海では高級ライン必須だなと痛感した話。

道具って大事。どうも何某です。

また釣りが楽しくなってきました。

サバ。

新装備を試す

週末に備えて新しい道具を揃える。釣りの醍醐味の一つであろう。
振動子だけで良かったのに魚探ごと買い替えたEchoMAP plus。
これ変えても意味あるのかとブツブツ文句を言いながら巻いたPEジガー。
クーポン期限が切れるので仕方無しに買ったスパイV。
明日はこれらを試すのだ。楽しみでしょうがない。
そして私は寝坊した。

新しい中深海の世界に驚く

準備を終えると9時を過ぎていた。SUPの方々が沖に何名か見える。
やはり深場でしか釣れないのか、いつもより沖でやっているようだ。
さらにその先を目指して進む。新しい魚探の直感的に使えるタッチパネルが非常に良い。
移動速度がstrikerの倍ほどで表示されてる気がするが単位をノットにしたからだろうか。計算すると13km/hほど出ている。設定を見直さなければ。
「鞘師」と勝手に名付けた、初めてアカムツを釣ったカケ上がりのポイントに着きジグを落とす。
RealsのP.J.Ride。塗装が弱くボロボロになってきている。動きは悪くないのだが、ここのジグは塗装が酷い。気に入っているだけに、使用するのに気が引ける。
水深220m。底に着いたようだ。いつの間に。
しゃくってみる。スッとジグが跳ねる。跳ねるのか。や、ドンぺぺを使っている時とは明らかに手応え。ロッドの動きが違う。
竿先がスロージギングの動きをしている。反発力が使えている。
以前はゴムを引っ張り、自ら竿先を下げ戻すような感じだったが、PEジガーだとジグが勝手に跳ねる。水深50mのドンぺぺより感度が良い。
劇的に変わった。こんなに違うとは。
一流し目ではアタリもなくジグを回収すると、体感でいつもの半分の時間で回収できた。巻き上げも軽い。
伸率が低い高級ラインだと全てが劇的に良くなる。
中深海ではラインは大事だ。

ふぅん、ディープライナーね

中深海定番ジグと言われるディープライナーのジグを付ける。スパイV350g。誰でも動かせると評判らしい。
見た目が普通過ぎて避けてきたのだが、クーポン利用で格安で買えたため一度使ってみようと思う。
1/4回転でしゃくり、その後大きく竿先を上げフリーフォール。1秒ポーズしたタイミングで竿先が暴れる。
何かが釣れたようだ。1投目で釣れるとは。
このアタリもドンぺぺでは分からなかったかもしれない。なんか重いと思ったら釣れてたのが多かった。
定期的に引く。アカムツかもしれない。
緊張しながら取り込むと、見たことない魚。
ネットで調べると、どうやらアラという魚らしい。相模湾ではこのサイズはコアラというらしく、非常に美味とのこと。素晴らしい。

アニマル梯団。

こっちは高級魚でもあっちのコアラはモザイクかけられてたんだなぁ。などと海の上で思いをはせてみる。
アラを締めながらジグを落とす。
いつもは締め終わってからもだいぶ余裕があったのだが、今日は先にジグが底についてしまった。間違いなく沈降速度があがっているようだ。恐ろしい性能のPEジガー。
同じようにシャクリ底から3mほどでグッと抑える感じのアタリが。簡単にあがってきた先には小さめのゴマサバ。

ゴマサバ。

200m付近にもサバって泳いでるのだなと思いながら締める。これを追ってブリが来てる可能性もある。ジグを落とす。
底から5m付近でアタリ。ドラグが出ていく。多少ポンピングをしながらあげてくる。時折ドラグが鳴りながらのやり取りに、ブリとまではいかないがワラサクラスはあるのではと高まる。
がしかし、70mくらいから全く引かなくなる。あげてみると少し大きめのゴマサバ。

ゴマサバ。

眉間の間に針がしっかり入っている。おそらく暴れているうちに脳が破壊されたのだろう。

「顔はやばいよ。ボディー。ボディー。」

そんな言葉が頭をよぎる。
しかし、3回落として3匹とは。流石一番売れていると言われるディープライナー。売れるのは理由があるのだ。

津本式究極の血抜きをやってみる

魚探をかけて地図作りをし、ゴマサバを一匹追加した後帰宅。
最近よく見かける「津本式 究極の血抜き」というのをやってみようとホームセンターで準備していたので、ビール片手にすでにほろ酔いになっていた嫁と二人でやってみる。

ホースをつけれる蛇口が屋外にしかないため、下準備して外に出た。
尾側からノズルを差し込み水圧をかけると、神経がドロッと飛び出してきた。それを見て二人で「おぉ。」と声を漏らす。楽しくなってきた。追加のビールを持ってきてくれ。
一通り処理したあと、真空パックにして冷蔵庫に放り込む。水を張って浮かべるとあるが、そんなに冷蔵庫は大きくない。なので頭を下に斜めにたてかけてみる。いい感じではないだろうか。

真空パック。

練習用に使ったゴマサバを竜田揚げにでもしようとおろすと、美味しそうな色である。
毎回この色に騙されるんだよなと言いながらしめ鯖にする。

しめ鯖。

出来上がったしめ鯖を口にいれた嫁が、「また騙されたね。」と一言。
ハッとした顔で、

「や、逆に熟成したゴマサバがどういう味になるか楽しみになってきたよ。」

と慌てて気を使う嫁に、申し訳なくビールを差し出した。

タイドグラフ

タイドグラフ。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

中深海を極めるためラインを買い替えた話。

昨夜は深夜まで嫁が会社で配るチョコのラッピングをしてました。どうも何某です。ご機嫌麗しゅう。

お前らが今日貰ったチョコは俺が手汗かきながら、気持ちを込めて一生懸命包んだチョコだ。心して食え。

今年はジギングの年にしたい

毎年目標を決めて釣りをしてます。
一昨年はタイラバで鯛を釣る。去年はジグで鯛を釣る。というのが大きな目標でして。
他にもフライで青物とかいろいろあることはあるのですが、必ずこれだけは達成しようというのをひとつ決めてます。
さて、2019年はスロージギングを中心にやっていきたい。という気持ちでおります。
じゃ大目標を何にするかというところ。
アカムツをコンスタントに釣れるようになるというのもいいですが、やっぱりジギングといえば青物。
ワラサ以上を釣りたい。
ジギングでワラサ以上を釣る。これを目標とします。
秋以降が勝負になりますので、それまでに道具を揃えてジギングの腕を磨こうかと思います。

手始めにラインを変えた

中深海ではずっとゴーセン ドンペペ ACS 1.2号を使っていました。安いし強度も問題なかったので。

水深100mくらいまでならジグがこう動いてるなっていうのがなんとなくわかるんです。浅ければ浅いほどわかりやすい。
これが100mを超えると急にモヤっとした感じになります。
いや、もしかしたらリーダーのせいなのかもしれない。とは思うのですが、リーダーは長くても2ヒロくらいしかとらないので、PEのほうの伸びの影響のほうが多そう。
水深300mなんてなると、よく伸びるゴムを引っ張ってる感覚です。
一般的な5〜9%の伸度らしいので、300mだと最大30m弱伸びるってことなんでしょうね。破断するまでの伸び率ってことだとは思うので、実際どのくらい伸びてるのかわかりませんが、まぁ相当伸びてるとは思います。
となると細かいアクションをつけても意味が無いと思うので、大きくリフトか巻き上げて、ロングフォールくらいしかアクションのしようがない。
ジグを変えるしか選択肢がなくなるので、探るパターンも限られてしまうなと考えます。
というわけで、最近釣れないのはラインの伸びのせいでジグが動いてないからだ、というのを仮説とした場合の解決としては、当然ラインを伸度が低いものに変えるという結論になります。

で、PEジガーを買ってしまいました。
伸度が3%らしいです。ファイヤーラインのほうがよく利用されているらしいですが、こちらのほうが伸度が低いらしいので、一旦これで比較してみます。
オシアジガー2000は1.2号だと900mちょっとしか巻けないので、ドンペペ1.2号をそのまま下巻きにして、600m巻きました。残りは予備スプール買って巻くというのもありかなと。
週末状態良ければ新魚探とともに試してみたいと思います。

以上です。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

折れたジギングロッドを修理した話。

週末は毎日ホームサーフには行ったのですが、氷点下の寒波に心が折れカヤックを降ろすことが出来ませんでした。どうも、何某です。

試したいことがいっぱいあるので、今週末は気合をいれたいところ。

折れたロッド。

今回はジギングロッドのグリップ部分の修理になりますので、特に感度とか気にしないです。
むしろ剛性をあげていく感じでやっていきます。

折れた断面を綺麗にする

折れた部分をよく切れるノコギリで切断します。
切断する目安はカーボンがひび割れているところまでです。
カーボンは割れやすいので、ヒビが入っているとそこからさらに割れてしまいますので、きっちり切断して無くしあげましょう。
急いで切ると繊維が切れなかったりして剥がれたり、ヒビが大きくなってしまったりするので慎重に。
その後、荒い耐水ペーパーとかで断面を綺麗にします。今回は100番と、400番を使用しました。

カーボンパイプを通して接続する

切断したバット部分を接続するために、バットの内径にあったカーボンパイプを用意します。

カーボンパイプ

気をつけるのはロッドというのはテーパがかかっているので、両断面の内径が異なっているところです。
つまり、必ず隙間が出来ますので、その箇所に太めの糸を巻いて隙間を埋めます。
糸は適当に東急ハンズで選んだ太めの安いものです。

修理 1

隙間がきっちり埋まるくらい巻いたカーボンパイプを接着剤で固定します。

ボンド ウルトラ多用途SU

これをたっぷり塗って差し込みます。

修理 2

差し込み後はねじったり動かして全体に接着剤が行き渡って、ガッチリ接着されるようにしましょう。
はみ出したのは拭き取ったり、固まったあとカッターで切除したりできるのでケチらないで塗ったほうがいいです。
また、ここで長さが決まってしまうので気をつけてください。
ちなみに、私は折れる前はカヤック上で脇に挟むのに違和感があったので、少しだけ元の長さより長めに調整しました。

修理 3

今回は1週間ほど放置しました。
この状態で何度か釣りに行きましたが、特に問題はなかったです。
前より剛性は確実に増しているので逆に扱いやすい気もしなくはないです。

カーボンロービングを巻く

強度は問題なさそうですが、むき出しの切断面が割れたりしそうなのでコーティングする下地をつくります。

カーボンロービング

カーボンパイプとの段差を糸で埋めたあと、このカーボンロービングを使用して、X状になるように往復して巻いて行きます。
X状に交差するように巻いたのはなんとなく強度があがりそうだからです。正式な巻き方があるかもしれません。

修理 4

勿体無い気がして段差を糸で埋めてしまいましたが、カーボンロービングで埋めたほうが凹凸が少なくて良いと思います。
凹凸が出た場合はボールペンなどで軽く擦って平にしましょう。
ちなみに、カーボンロービングはすぐバラバラになってしまうので、私は瞬間接着剤で端を点付けして巻きました。
それでも多少ほぐれた箇所が出てしまうのですが、この後のコーティング後の研磨で取れるので気にしなくていいです。

エポキシコーティングをする

エポキシを用意します。

エポキシコート

エポキシコート専用薄め液

エポキシはケチると良いことなんて無いです。最悪ベタベタするだけで固まらないなんてことがあります。
私はこのエポキシコートですと、付属の注射器の目盛1でやって失敗したことがあるので、最低目盛1.5から使います。
これに同量の薄め液を入れ、1:1:1を数分混ぜます。気泡がでますが、さらに数分置いて気泡が落ち着くまで待ちます。

修理 5

多少粘度が出てきたところで、フィニッシングモーターで回しながら塗ります。
気泡が出たらヒートガンやドライヤーなど軽く当てると消えます。
フィニッシングモーターを使わなくなくてもいいですが、回さないと下になった面にエポキシが垂れてきてコーティングに偏りが出てしまうので必ず回したほうがいいです。
固まるまでの数時間手で回せるならそれでもいいので頑張って回しましょう。
フィニッシングモーターは買うとちょっと高いですが、ロッドビルディング以外にも、エポキシフライにも使えるので買っておいて損はないと思います。
フライフィッシング以外でロッドビルディングする人ってまずいない気もするので、そういう方は自作するのがいいかと。
私のフィニッシングモーターは自作で1,000円もかからなかったです。

修理 6

数時間でエポキシが固まったのを確認したらモーターを止め3日ほど放置して完全に固めます。
その後、400番、800番、1200番の耐水ペーパーをかけて、再度コーティングします。
これを3〜4回ほど繰り返せば終了です。

修理完了と注意点

修理終わり。

後半面倒になったのと、嫁から家がシンナー臭いから勘弁してくれとクレームが来たので適当に終わらせましたが、使用に問題はなさそうです。
余裕とやる気があれば、きちんと平らにしてスレッドで飾りでも入れてあげましょう。嫁は喜びませんがロッドは喜ぶと思います。
バット以外の修理ですとアクションや感度に影響してくるので、固定する前に念には念でテストしたほうがいいですね。
また、ロッドビルディングしたことがある方はわかると思うのですが、ロッドブランクやカーボンパイプにはスパインと呼ばれる張り合わせなどの硬い部分があります。
スパインを基準にロッドの調子やらガイドやらつけるので、この位置にも気をつけましょう。スパインの位置がズレるとロッドがブレて曲がるため、調子どころかキャストがおかしくなります。
とはいえ、折れたロッドが転がってる方は細かいこと気にしなければ簡単に治せるので、ぜひやってみてください。

以上です。

富士工業 フィニッシングモーター

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