釣り行こうと思ったらバッテリーがあがってた話。

もう天気予報は信じない。何某です。

風速10mの中での釣りってはじめてだったかも。

南房総にメジナ釣りに行こう

夜釣りでメジナ釣りたいなと思い、過去負け無しの地磯に友人を誘って行く事に。
天気予報も昼は雨風が強いが夕方からは晴れて風速1mと穏やかな感じ。
大潮だしこれは期待出来るなと思いながら準備します。

まさかのトラブル

車に荷物を積み、さあ出発だとエンジンをかけるとウンともすんともいわない。
こいつはもしやともう一回。音も無く最後まで回る。
運転席側後部座席のドアを見る。浮いてる。
やっちまった。
半ドアだったんだ。最近勢いよくやらないと締まらないなと思ってたんだ。やっちまった。
実家ならブースターケーブルあるし、田舎特有の車も何台もあるしトラクターだってある。バッテリーなんか歩けば落ちてるくらいなので余裕で笑っていられるのだが、関東はケーブルすら持ってる人いなそうだ。
仕方ないJAFを呼ぼう。

JAFに電話する

電話するとなんやかんやで3時間以上到着にかかりますと。バッテリーあがりは非会員なので料金13,000円ですと。すいません考えます。
地元の便利屋とかがやってたりしないのかなと調べてみて、出てきた番号にとりあえずかけてみる。

どのくらいでいけるか調べてみますので。待ち時間30分と4時間がありますが、どうしますか。30分でお願いします。13,000円です。4時間だと安くなるんですか。13,000円です。

30分でお願いした。
待ってる間、色々考える。13,000円あったら何ができるのかと。半ドアをしてしまった自分を呪う時間になった。

鍵屋到着

電話がかかってきた。どうも鍵屋です。
鍵屋さんが何の用ですか。バッテリーの件で。

なるほど。コールセンターがあってそこが加盟店的なのを全国に手配してるっぽい。
電話越しに家を案内したらチャラい兄ちゃんが到着。

エンジン無事にかかる

今こいつあるんで一瞬すよ。13,000円払うくらいなら買っといたほうが良いすよマジで。

と、おもむろにA4くらいあるモバイルバッテリーを取り出した。ジャンプスターターとか言うらしい。
ボンネットを開け、ジャンプスターターから出ている、キーホルダーみたいなケーブルを接続。

キーいっちゃってもらっていいすか。

さっきまで沈黙していたエンジンが勢い良く回り始めた。

こんなのに金払うのダリーっすよね。買っちゃったほういいっすよ。スマホも充電できっし。まぁみんな持って無いから俺らボロ儲けなんすけどね。

たしかにそうだな。と思いながら財布をとりに玄関を開け入る。

鍵屋テンションMAX

財布を取り出てみると、鍵屋が眼を輝かせながら。

ナニコレ!すげぇ!こんな鍵見たことねぇ!
これパねえやつだ!ふぉー!!!!パねえやつだっ!!!

と小躍りしている。
今の俺じゃ開けられねぇぞこれは。マジパねえ。
だそうだ。

バッテリーあがりも高いけど、これ鍵無くしたらビビるくらい高いっすよ。鍵絶対無くさないほうがいいっすよ。ちょっと見させてみらっていいっすか。パねすね。

矢継ぎにグイグイくる。パねえという言葉を発する人にひさぶりに会った気がする。

料金を支払い、感謝する。

去り際に、その鍵高いっすよーと叫びながら返った鍵屋のおかげで無事釣りに向かうことができたのだった。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

週末にSUPフィッシングして撃沈してきた。

実は去年からSUPフィッシングというのをやってまして。
週末ひさぶりに浮かんできました。

夜明けの様子

狙いはマダイとアマダイ

前回の釣行で余ったオキアミをいただいたので、40号のビシをつけて普段ライトジギングをしているタックルで出陣。
湘南でマダイはやったことがないので、とりあえず10mとハリスを長くして、調整しながらやってみることに。
オキアミが少なくなってきたら、仕掛けを変えてアマダイを初狙いしてみようかと。

魚探に反応が凄いが

簡易魚探の大漁くんの画面が時折真っ黒になる。よくみると何か回遊しているっぽい。
SUPにはシイラもついてきて期待が高まる。

ちなみに、この大漁くんは安いのに水深とタナがまずまずわかるのでおすすめ。
ただ100m以上になると水深でなかったり精度がおかしくなるので、場所によっては使い物にならないかも。

全く釣りにならない

海岸から100mくらいで仕掛けをセットしてみる。
オキアミをビシにセットして投入すると、もう50mは流されてる気が。
水深は30m弱。軽くしゃくってオキアミを出して待つ。
待ってる間にどんどん沖に流されていく。
沖に出れば出るほど北風が強くなってきて、あっという間に1kmも。
2、3度投入しただけでここまで流されるとは。
数名SUPフィッシングを興じてる方たちがいたが、皆同じようで、数百メートル戻っては流されを繰り返してるようだ。
これ以上流されるのはまずいと、同じように戻って仕掛けを落とす。
しかし40号のビシは横に流されていく。底も取れなくなった。
開始2時間、ノーフィッシュで納竿とした。

痛恨の着岸ミス

サーフにSUPで着岸する際は細心の注意をする。
波打ち際でひっくり返る可能性があるからだ。
以前はヒラメ竿を一本それで折ってしまった。
いわゆるセットというやつだろうか。手順としては、タイミングを見計らって波の合間に寄せる。そしてSUPから降り急いで引き上げる。もたもたしてると次の波にさらわれてしまうからだ。
今回もそうするつもりだった。

がしかし、降りたら首あたりまで浸かってしまった。

降りるタイミングが早かったのだ。膝下までのつもりで降りたのだ。
慌ててSUPを引き上げるが、バケツが波にのまれて流されてしまった。数百円といえど使い慣れたバケツのロストは痛い。

同じようにSUPで早上がりした方と、これからSUPフィッシングをする方に話しかけられ情報交換する。
誰も私だけが全身ずぶ濡れなことに突っ込まないのは優しさだろうか。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

伊豆の磯で釣りしてきた。

最近釣りを始めた友人から、磯で釣りをしてみたいので一緒に行かないか?と誘われたので行ってみました。

伊豆地磯

場所は伊豆の地磯

場所は東伊豆。朝4時くらいに現地に集合。
メンバーは元漁師の案内人1人、釣り歴4ヶ月の初心者3人、そして私の5人。
ルアーの方が1人いたが、帰るということなので一声かけて最奥に入れ替わり釣り座確保。
歩いて5分ほどの比較的楽に入れる磯。しかし、はじめて来る磯、しかもちょうど満潮ということで、たまに潮が足元までくるため、危険回避のためコマセを作りながらのんびり夜明けを待つことにします。

釣り開始

これまで、磯でメジナは通い慣れた場所で何度ももしてるのですが、エサ取りを嫌って夜釣りしかしたことがなく、日中はどういった感じなのかとウキウキしながら準備し、 ウキが見えるようになった6時過ぎから釣り開始。
元漁師によると足下から水深5m以上あるということなので、とりあえず3ヒロ、軽めのガン玉からはじめてみる。
ワクワクしながらコマセを撒いて2投目。ウキが消し込む。軽いやり取りのあとあがってきたのは木っ端。
いるじゃんメジナ。これは期待高まる。ガンガン行こう。

エサ取りの悩まされる

太陽が見えるくらいから一切アタリがなくなる。エサが3秒ももたない。ハリスがガシガシに噛まれてるのでフグにやられてるのかもしれない。
すこし遠目に投げるとエサが残るが、後ろにスペースがないので、そこまで投げるのも一苦労。届かないと一瞬でエサがなくなる。
オモリやらウキやらハリスやらを変えて、試行錯誤の時間が数時間続く。

エサが残るタナを見つける

3ヒロ半で5Bをつけて落とすとエサが残ることが判明。エサ取りは突破するが、メジナは食ってくれてないっぽい。
軽くすると、途中でエサ取りにやられるし、重くすると本命が食わない。どうしたものか。

手前にコマセ大量投入

10時過ぎ。
スマホでエサ取りを回避する方法を調べてみて、手前にコマセ投入してエサ取り寄せる方法を採用。
ガンガン投入する。その後少し沖にコマセと仕掛けを投入。狙った棚に仕掛けが落ちると一気にウキが消し込んだ。
あわせるとものすごい引き。こいつは間違いなくメジナ。一瞬根に入りかけたが、力強く巻くと浮いてきたので、すかさずタモにIn。
30cmのプリプリのメジナ。試行錯誤の末狙い通り釣った、気持ちいい釣り。ものすごい多幸感を感じました。

メジナ30cm

現場の状況とその後

別の釣り座でカワハギやらアジやらを狙っていた友人に聞くと、カワハギ1枚と大量のベラ、キタマクラしか釣れてなかったとのこと。
他の釣り人は、30cm程度のイシガキダイ、スマガツオが1本づつ釣れてた模様。
常連の人の話では、全体的に渋いらしい。
そして10時半くらいからエサ取りすらも何も食べない時間が続いたので、11半には納竿としました。

釣ったメジナは半身刺し身に半身鍋に。この時期なのでまだ磯臭いかと思いましたが、臭みなく、脂も乗りプリプリして非常に美味でした。
ひさぶりに頭を使って釣りをしたので非常に疲れましたが、また磯釣りが再熱しそうです。

以上です。

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