【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

釣りを優先したらバチがあたった話。

ひさぶりに新橋で呑み歩いて、ラーメンで〆るというサラリーマンっぽいのを嫁とやりました。何某です。

減量しないともう限界。

夜明け。

釣り納めのはずが

夜明け前に目覚めた。
寒い寒いとカーテンを開けて目を凝らしてみる。風が吹いていない。
前日無事釣り納めとしたはずだったが、今日もいけるなと思ってしまう。
しかし昼頃には年越しのための買い出しに出かける予定だ。
寝てる嫁の耳元で、一つ提案してみる。

『俺と一緒に夜明けのスキャットでも唄わないかい?』
「うーん。。。」
『一緒に夜明けのスキャットを唄おうよ?』
「。。。何。。。うたう。。って。。。?」
『夜明けのスキャット。』
「知らない。。。」
『ルールールルー。ルールールルー。ほら。』
「うるせぇ!!!」

「何処かへ行って欲しい」、「寝かせて欲しい」と言うので、『じゃあ邪魔しないように釣りに行くよ』と言ったところ、さっさと行けとの返事が。
してやったり。
さっそくカヤックを車に積み、ホームサーフへ向かう。

離岸でトラブル

意外とドライスーツを着るのにも慣れたもので、今日は汗をかくこともない。
波はほとんどないが、たまにカヤックに被るかもというくらいの波がくる。とはいえ横を向かなければ問題無い。
タイミングをみて離岸。
しばらくパドリングしてみるが、なんだか進んでる気がしない。押し戻すくらい潮が速いとかだろうか。
全力で漕ぐが進まない。何かがおかしい。
沖を見るとセットが来ている。波が崩れるタイミングによっては沈しかねない。
急いで原因を探ろうと見回すと、バウ側のコンソールに積んでいたシーアンカーが無い。もしやと思いながら振り返る。波打ち際でバウから伸びたロープの先にあるシーアンカーが全開になって波を受けていた。
これはマズイ。
急いでロープを手繰り寄せるも、開いたシーアンカーは全く寄る気配がない。
沖へ向かってパドリングしているので体制を保ってはいるが、緩めるとシーアンカーにバウが引っ張られ、カヤックが中途半端に回されるのではないだろうか。そうなるとちょっとの波を受けるだけでも危険だ。こんなことをしている間もセットが迫ってきてる。どうする。
覚悟を決めてセット前に浜に戻ることにする。最小限の被害に抑えるつもりだ。
パドリングをやめると若干浜側に戻された。ロープが絡んだりしないようにしようと手に持つ。
足もつかない中途半端な位置にとどまるカヤック。意外と戻らない。
自力で方向転換するしかないかとパドルを手にすると、フッとロープが軽くなった。
振り向くと引き波で押し戻され閉じたシーアンカーが真横に見えた。慌てて手を伸ばし回収する。
全力でパドリング。一発目のセットを割るようにして沖に進む。波は被ったがなんとか無事に安全な海域へ。

アマダイを狙うも

釣れない。

丁寧にアマダイを狙っているつもりだが一切アタリは無い。
新しく作った仕掛けが良くないのか。
カヤックで扱い安いように短めに作ったのがダメだったのかもしれない。
あれだけ苦労して持ってきたシーアンカーだが、潮がほとんど流れてないため必要無しだ。
結局釣果は、置き竿で釣れたトラギス2匹のみ。
渋いので予定通り家の用事を済ませるため、早めの納竿とした。

トラブルは二度起きる

着岸を問題無くこなし、車に荷物を全て積みリアハッチを閉める。
カヤックを車載しようと持ち上げキャリアに乗せた刹那、体制を崩しカヤックを落としてしまった。
いつもは自作アシストバーという名の塩ビパイプをつけて上げるのだが、今日は横着して装着していなかったのが原因だ。
キャリアから滑り落ちるカヤック。足に落ちてこないように一歩退く。
草むらなのでそれほどカヤックにダメージは無いはず。
まぁもう一度上げればいいかと落ち着きながら見ていると、バキッっと大きな音がした。
草むらに枝でもあったのだろうかと思いながら音の方を見ると、サイドミラーが折れぶら下がっていた。そんなことあるかと思いながらもう一度見る。
やはり、サイドミラーが折れてぶら下がっていた。
どうしよう。
サイドミラーを手に取って見てみる。
凹凸をはめているだけの簡単な仕様なので再度取り付け出来そうだが、一部欠けてしまっているため、振動があると落ちる可能性がある。
とりあえず家まで帰れば接着できるので問題ないが、数分で着くとはいえ運転中に外れ落ちてしまったら大変だ。
ダクトテープを取り出す。
アメリカ人は全てのトラブルをダクトテープ一本で乗り越える。
以前、彼らがバーストしたタイヤの代わりに、ダクトテープを巻いて普通に走り去った動画を見て以降、私はダクトテープを持ち歩いている。
ダクトテープは全てのトラブルを解決する。
今回もサイドミラーを固定し事なきを得た。や、むしろ破損前より剛性が増し、より堅牢なサイドミラーになったと言っても過言ではない。
ダクトテープチューンナップでドレスアップされたマイカーを見て、少し気持ちが高ぶった私は、帰宅後嫁に

『お隣さんの、ヘッドレストバンダナ、シートにTシャツのワゴンRとどっちがオシャレだい?』

と聞いたところ

「何それ。それより、大掃除と買い出しで忙しいから早く片付けて。」

という言葉をいただいた。
2018年も円満に年越しできそうだ。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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