【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

ひさぶりのカヤックでやらかした話。

今朝はSUPでシイラを狙いつつクルージングしてきました。どうも何某です。こんにちは。

今日の海にはシイラはいないようでした。

でかい。

カヤックに乗りたい

『深場やりてーなー。』などと思っていると、真鯛のポイントがあるので行きませんかとの話が。
返事をする前にカヤックを車に積みこんだ。
深夜に家を出る。
このご時世なので駐車場が空いているか不安だったが、ギリギリ駐車できた。
顔馴染みの方たちとひさぶりにに会った。半年振りくらいの会話を楽しんだ後、海岸を見に行くと、数メートル置きに投釣りをしている釣り人が。
これはどこから出艇すればいいのだろうか。
とりあえず夜明けまでは時間がある。準備をしよう。

深場を選択

波が小さい場所までカヤックを引っ張っていく。SUPの方たちは周りに声をかけながら駐車場の前から出たようだ。
駐車場から遠くなると人の間隔も広くなり、気を使わずカヤックも出しやすい環境になってきた。
波待ちをしていると、タイミング悪く大きな波を被ってしまう。
素早く見回すとタモが浮いた程度だったので、軽く位置を直しながらパドリングし始めた。
真っ直ぐ出ないとショアジギングやら投釣りやらの邪魔になってしまう。ただ、波の角度がキツイ。急いで射程距離から離れ、安全な航路をとった。
波を被ったので、ビルジ、つまりカヤック上に残った海水を捨てようかと思ったが、スポンジを忘れたことに気づく。
ひさぶりで持ってくるのを忘れていた。しょうがないので、タオルに吸い取らせて絞り捨てる。
さて。と思って真鯛のポイントに向かおうとすると、真逆らしく、1.5km近くパドリングしないといけなそうだ
どうやら顔馴染みの方たちは、真鯛ポイントと深場に分かれているようだ。近い深場に向かう。

1投目から驚く

初めての場所なので、魚探で海図を作りつつ準備をする。
100〜130mあたりだろうか。魚影が見える。
その下にポツポツと何かの反応があるっぽいが、ノイズかもしれない。
信頼のパイロットジグである ゼスタ スローエモーション スリッピー アカキンゼブラグロー 200gを落とした。
はてさて。どんな結果が出るのやら。
ハンドルを1回転しながら竿を持ち上げ、長めのテンションフォール。下から15mほどまで繰り返そうかとやっていると、10mも行かないうちにやたら重くなった。
何かかかってるのだろうか。ゆっくり巻き上げるも、ただただ重いだけだ。
魚影と下の反応が無くなった100m付近を通過してから、急に引き始める。と言っても魚らしい反応ではなく、手でゆっくりとラインを引っ張られているような感じだ。
小さいサメとかだったら嫌だなと、粛々と巻き上げていくと、水面近くでポンッポンッとラインが跳ねた。

一投目。

イカだ。どうやらスルメイカらしい。デカイ。
驚きながら締めてクーラーボックスに入れる。

ギンメの猛攻

近くでパワフルなやり取りをしている。上がってきた魚を見ると初めて見た魚だと言う。
これはもしやエチオピアという魚ではないのだろうか。釣ったことがない。あんなに引くのであれば、ぜひ釣ってみたい。
ジグを落としてヒトシャクリ目からやたら重い。変な潮なのだろうか。結構キツイ。
何度か落とし直したあと、もしやと、巻いてみる。

ギンメ。

泳ぐのを確認して即リリース。
再度落とし直す。
今度はシャクリが軽い。がしかし、数回目で先程と同じ手応えになった。
まさかと巻いてみる。
やはりギンメダイ。
この後、落とせばギンメ、落とせばギンメの繰り返しで心が折れた。

やっぱり猛攻

ジグを Reals Spec-ZERO オレンジゼブラグロー・マットブラック 180gに変える。
がしかし、やはりギンメが入れ食い状態になる。
なぜか今日は、ギンメしか釣れない気がする。
だけど裏側には何かがある気もする。
また今度もかと諦めながら巻いてくると、赤い魚体が見えた。

ユメ。

今はこいつでも嬉しい。
ちょっと気分があがってきたので、丁寧にシャクり直した。
がしかし、ギンメ、そしてギンメ。
粘り強くシャクっては水圧を感じながらジグをフォールさせる。
ロングフォールからのシャクリで、ロッドが満月にしなる。
これはデカイ。
とは思ったが、その後は全く暴れない。

シロ。

確かに手応えどおり、シロムツにしては大きいサイズ。食べごたえはありそうだ。

令和のアラーキー

その後もギンメが続く。
日も昇ってきたためか半ば諦め、魚探の海図を作成する作業に入った。
徐々に海底が肌を覗かせる。
時折、強烈なノイズが入り水深表示が狂う。なかなかガードが堅い。
ジグで海底を愛撫し、脳内で水深を補完していく。
ゆっくりと這わせていくと、急なカケアガリがあるのがわかった。
魚探の表示通りだ。俺の前では海ですら服を脱ぐ。
ディープライナー スロースキップCX グリーンゴールド 130gを手にとった。この造形。私のリビドーを具現化していると言ってもいいだろう。
地球のキワをシャクっていると、貪るようにジグがひったくられた。
強烈な引きだ。緩めにしていたとはいえ、ラインが時折引き出される。

ギラギラ。

ギラギラとした見た目の大きなサバ。握るとパンパンになっているのがわかる。
旬ではないが脂は相当ノッていそうだ。抑えきれず口元が歪む。
血抜きをした後、再度戻りジグを落とすと再度サバが食いついて来た。

ぷりぷり。

干物にしても美味そうだ。

衰えるスキル

着岸準備に入る。
波はたいして高くは無いが、油断は禁物。
足首のリーシュを外し、知人のSUPが着岸するのを待つ。それを待つショアジギングの方たち。
しまった。場所を変えればよかった。キャストせずに待っている。
申し訳なく思い、波を追いかけて一気にパドリングした。
無事着岸。さてカヤックを降りようとしたところ、引き波でカヤックが動かない。
しかし焦ってはいけない。次の波を使って浜に押しあげてしまえばいい。カヤックがひっくり返るほどの波ではない。
ゆっくり降り、カヤックを押し滑らそうとした刹那、足首を何かに引っ張られた。見るとパドルリーシュが足首に絡まっている。
しまった。パドルのリーシュを外し忘れていたのだ。
カヤックが波を受け、私を軸にして横を向き始めた。
いけない。このままだと沈してしまう。カヤックを抑えてやり過ごす。
落ち着いたいタイミングで急いで引き上げる。
がしかし、SLJのロッドがグリップエンドの直前で折れていた。
やってしまった。修理は出来るが。
半年振りに、ハッキリとカヤックは危険だということを思い出した。
次回は気を引き締めていかないといけない。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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