【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

台風前の荒食いを期待したけど空振りだった話。

いやー、台風15号やばかったですね。どうも何某です。

強風の音で起きてしまい、外を確認したところ、カヤックが大きく移動していたので慌てて固定しました。

朝。

台風15号襲来

台風で駄目かと思ったが、明けても予報は変わらず良い。
小笠原に台風が来るのは昼過ぎということなので、10時前に沖上がりすれば大丈夫だろう。
準備をし沖に出るとかなりのSUPが浮かんでいた。明日の予報が悪いので今日に集中したのだろうか。

リールがトラブル

潮目をポップクィーンで撃って行きながら沖を目指す。
頻繁にボイルはあるがルアーには見向きもしないようだ。
今日は中深場にSUPの方が多い。
水深200mにクランキー200gを落とすと、カンカンカンカンとリールから音がする。
何事かと確認すると、メカニカルブレーキあたりが砂まみれである。落とした記憶はないので、離岸の波被りの際に中に砂が入ったのだろうか。面倒なことになった。
とはいえ、使うのには問題なさそうなのでそのまま使うことに。
底から5mあたりからワンピッチワンジャークをいれると、3しゃくり目でゴンッと竿先が入った。
上がっては来るが程よく暴れている手応え。一体何が釣れたのか。
50mほど巻き上げたあたりでリールが巻けなくなった。
ウンともすんとも動かない。クラッチを切ったり傾けたりしていると、急にハンドルが回るようになった。
カンカンカンカンとまた内部から響いてくる。音の原因の石がギアに挟まったのだろう。
回るようになったはいいが、先ほどまでの手応えは無くなっていた。
回収すると予想通り魚はいない。
オーバーホールが必要だなと思いながらリールを振ると小石の音がしない。
取れたのだろうかと思いながら再度落とす。着底直後にアタリがありアワせるも乗らず。
回収し、リーダーを確認してみるとボロボロになっている。一体何が食ってきているのか。

鳥山に踊らされる

リーダーのボロボロになっている部分を切り、スパイファイブを結んで落とす。

「ニャー。ニャー。」

猫の声が真後ろでした。なぜこんなところに猫が。浜から1km以上ある。
ゆっくりと振り向くと、クーラーボックスの上に海鳥が鎮座していた。

「ニャァ。」

一鳴きして飛び立った先を見ると、カヤックから30mほどの距離に鳥が集まってきていた。
ハッとして急いでリールに目をやる。100mほどラインが出ていた。慌てて回収する。
ドババババッ!!
物凄い音とともに鳥が一斉に海面を叩き始めた。その上を十羽以上旋回している。さらに、どんどん鳥が集まってきている。
残り30m付近で鳥山が大きく移動しはじめた。慌ててルアーをキャストするが届かない。
ルアー、そしてジグを回収し、パドルで勢いよく水を押す。
速度は3ノットを少し上回る程度。追いつきそうで追いつかない。
先読みしてルアーをキャストするも、ヤマが外れる。
結局20分以上追いかけるも、鳥山へのキャストは出来なかった。

なんとなくキャストする

鳥山を追いかけているうちに、だいぶ沖まできてしまった。普段は米粒ほどのキハダ船団がなかなか大きく見える。
いつウネリが入ってくるかわからない状況なので、あまり沖に出るのはまずい。
いつものポイントあたりまで戻ることにした。
その途中、ペンペンが何かを追いかけているのが見えた。潮目のほうに向かっていくので、その先にルアーをキャストする。
ポッパーを速引きしていると、バシャっと下からペンペンが飛び出てきた。
サイズのわりに、なかなかの引きを堪能。用意したタモを飛び越えカヤックに直接飛び込んできた。

ペンペン。

写真を撮りリリース。もっと大きくなって帰ってきてほしい。

謎のサバのような手応え

全く流されないのでどうしたものかな、と思いつつジグを落とす。
中深場が釣れる気がしない。潮目に移動してシイラでも狙おう。そう思い回収すると、ギンメダイがついていた。最近よくお目にかかる。

ギンメダイ。

潮目はどこかなと探すも見当たらない。もう消えてしまったのか。
ふと流されてるなと、周囲を確認すると、どうやら徐々にウネリが入ってきているようだ。時間は9時過ぎ。そろそろ台風の影響が出る頃か。
岸に向かって流されているので、一流しだけして帰るかと、ジグを落とした。
その直後に大きなウネリがやってくる。このサイズが当たり前になる前に帰らなきゃいけないなと、急遽予定変更。ジグを高速で回収。
残り10mほど。竿先が水面に刺さった。
なんか釣れたかと、アワセを入れると、手元がブルブルと震える。でかいサバだなと巻き上げ。
ジッ、ジッ。と、ラインが出ていく。サバにしてはおかしいな。と思い巻き上げてくると、でっぷりと太った白い魚体が浮かんできた。
これはサバでは無いな。なんだろうと思った刹那、バラシてしまう。

バラシた魚の正体

ウネリが大きくなる前に戻る。
他のSUPの方も帰ってきたようだ。声をかけ、何が釣れたのか聞くと、カツオが入れ食いでしたとのこと。
鯛ラバを入れてすぐ食ってくるようで、引きが相当楽しかったらしい。
なるほど。さきほど私がバラしたのはカツオか。
それなら手応えも、魚体も合致する。
惜しいことをした。
中深海の魚の食いが悪そうな時期なので、次回はカツオを狙ってみようと思った。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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