週末は絶対カワハギを釣りたいと思います。どうも何某です。こんにちは。
団子に秘密兵器を投入します。
カワハギ釣りの予定が
前日、知ってはいるがエントリーしたことが無い場所に誘われていた。
カヤックは面倒だが、SUPなら簡単に出れるらしい。
カワハギも釣れるらしいので、楽しみにし準備していく。
「明日も釣りに行くのかい。」
嫁が不思議そうな顔で聞いてきた。
誘われた話をすると、「昼から用事あるのに帰ってこれるのかい?」とのこと。
そうか、だいぶ前から予定が入っていた。
片付けを考えると9時には帰宅していないといけない。誘われた場所は、何気に時間がかかる。
誘いをキャンセルし、嫁に忘れていた謝罪と感謝を伝える。
「で、それは何をやってるんだい?」
『や、時間無いから青物のフック作ろうかと思ってね。』
「いつの?」
『明日の。』
「え?」
『え?』
「釣り行くの?」
何を言っているのかわからない。
「昼から用事あるって、さっき言ったよね。」と眉間にシワを寄せて迫ってきた。
イカれてるのか、こいつは。
だから近場で済まそうと、今フックを作っているのだ。
『フックが無かったら魚釣れないでしょうが。』
その言葉を聞いた嫁は、目を見開いて、口をパクパクしている。
釣り上げられた鯉のモノマネだろうか。面白い女である。
幸先良く見える
「バラムツはダメよう。」
まだ暗いうち、背中にこの言葉を受け寝室を出て、ホームサーフへ向かった。
今日も大盛況のようだ。
日が出たので離岸し、沖で準備していると、すぐ隣でホウボウを釣るSUPの方がいた。
ここの水深10mくらいでも釣れるのだな。
最近流行りのマイクロジギングというやつらしく、お手軽な感じで釣りをしている。
嫁がやってみたいと言っていたな。今度購入してみよう。
今日は100g以上のジグしか持ってきていないため、私は沖へ向かう。
煙幕にやられる
ディープライナー スパイファイブ 130gをスローピッチジャークで誘う。
水深40mから80mほどまで誘ってみるも反応は無い。
潮が緩くなってしまったので、もぅ少し流れているところを探す。
水深70m付近から流し始めると、魚探のサイドビューの左舷側が真っ赤に染まってきた。
真下も20〜40m付近にノイズが出始めた。
原因はわかっている。200mほど先にいる釣船から撒かれているコマセだろう。潮に乗って流れているのだ。
これが吉と出るのかどうかというところではあるが、釣船を見る限り何も釣れてないようだ。
魚探にもコマセ以外の反応が無い。
先日教えられた話がある。
コマセを毎日同じポイントで撒いていると、魚がその場所を覚え、回遊してくるようになるのだという。
それを覚えた群れは、ルアーで釣るのは難しくなるそうだ。
たしかに、何十人何隻ものコマセが同じポイントに撒かれるわけで、楽に腹を満たせるならば、追いかけるなどの余計なカロリーを使う必要もない。
これは厳しいかもなと、大きく移動することにした。
続、煙幕にやられる
移動をしていると、遠くから釣船がやってきた。
SUPやカヤックの間を縫うように入ってくる。邪魔だとは言われないものの、目の前に鎮座されてしまった。
漁船や釣船とトラブルは避けたいので、パドルを持ちつつ様子を伺う。
一斉に仕掛けを降ろした感じでは、どうやらマダイ船らしい。
上から30mで撒いて、そのまま止めろというアナウンスがある。
40mまで落としてる人が怒られていた。
しばらく眺めていたが、一向に釣れる気配が無い。
一体がコマセだらけになってしまった。
SUPの方々に釣れているか聞くが、今日は釣れていないとのこと。
中深場の様子を見に行くも、そちらも釣れてない様子。
今日はもう駄目だと早めに納竿とした。
予定が狂う
早めに帰宅したと言っても余裕があるわけではない。
急いでカヤックや道具を洗う。
一通り片付け、シャワーを浴びリビングに行くと人の気配がない。
おかしい。化粧だなんだと準備していなければいけない時間だ。
寝室に入ると、うつ伏せの大の字で寝ている嫁がいる。
化粧なんぞ、とうに終わっていないといけない時間なのにだ。
声をかけると
「はぁうわあ!!」
と叫びながら飛び起き、四つん這いになった。
そのままスマホで時間を確認すると、ゆっくりとベッドから落ちた布団を拾いあげ、寝床を整え、横になり目をつぶった。
正気かこいつと黙ってみていると、気配を感じたのか、人差し指を一本立て、「これで。。。」とだけつぶやき、寝息をたてた。
どういう意味だろうか。
1分だけ寝させてくれという意味なのか。
引き続き黙って見ているが、1分経っても起きない。何が、これでだったのか。
20分ほどしたところで、起きて洗面所に向かった模様。
もう出かけないといけないよ、と声をかけに行ったところ、歯磨きをしながら寝ていた。
「ハッ!」と言って起きるのだが、歯ブラシが3往復もいかないうちに頭が垂れてくる。
なんども「ハッ!」となっては起きるのを繰り返し、一向に歯磨きが終わらない。
その様子を5分ほど眺めていた私は、これは今日のスケジュールを大幅に変えないといけないなと頭を悩ませた。