急に寒くなったうえ、週末の天気も微妙でしょうか。どうも何某です。こんにちは。
あ、そうそう。だいぶ前に頼んだリールが、昨日届いてました。
海外サイトで、受付保留のまま料金だけ引き落とされたのでビビってましたが、無事届いてホッとしております。えらい待たされましたが。
セールで国内の半額以下だったので、それだけで爆釣した気分になってます。
タックルについて
カヤック、SUPなどの前提で書いてます。
乗合船の場合は、変なタックル使うと釣りにならないだけでなく、オマツリしやすくなったり、巻取りに時間がかかったり、他の客に迷惑かけたり、船長に怒られたりしてしまうので、船宿推奨タックルを使いましょう。
ロッド
周りの方々を見ていると、スロージギング用のロッドを使われている方が見当たらないです。
カヤック、SUPの方は、折れたり落としても痛くない胴調子の安価なロッドを流用するのを好む気がします。
基本的に、ジグを持ち上げれるのであればなんでもいいっぽいです。
感度が悪くても、釣れることは釣れます。
スロージギング用ロッドであれば、4ozが1本あればいいのではないでしょうか。
相模湾のように潮が緩いところは3ozが良さそうな気がしますが、リールやジグとのバランスがあると思うので、こだわると種類も値段もキリがないです。
私はカヤックでは、安価なテイルウォークSPJ634を中心に使用してます。
リール
PE1.0〜1.5号を300m巻けるリールなら、日がよければなんとかなります。推奨は最低600mです。
手巻きの場合はある程度大きいリールを使ったほうが楽です。ギア比やハンドル長や形とかが、回収にモロに影響します。体力や、やる気と相談して購入しましょう。
ちなみに私は、オシアジガー2000NRHGを使用しています。
電動リールの方は、まぁ糸が巻けるならなんでもいいと思います。全体的に糸巻き量が少ないので、基本は高切れしたらキツイのが多いようですが。
周りを見ると糸巻き量に余裕のあるプレイズ3000が人気のようです。
基本的に手巻きのほうが慣れれば速いです。パワーギアなら巻取りも相当楽だと思います。
手巻きの場合、船のようにロッドを海面に向けて真っ直ぐ出来ないので、基本水平に手で持って回収するのですが、これが結構重くてキツイです。
折れにくいロッドであれば竿尻をカヤックやSUPに突き当てて、ロッドを支えるだけで巻き取ると楽ですが、構造上、ロッドが多少立つ形になるので、負荷をかけすぎないように気をつけましょう。
そういえば、最近、「ゴメクサス リール」の検索での流入がすごい多いです。
比較的安価なリールで、糸巻き量が多いので気になる方が多いのでしょうか。
結論から言うと、中深海で十分使えます。
ですが、快適ではないです。
また、どうも、レビューを見てると個体差があるのか、私の購入したのはドラグがスムーズじゃないうえ、調整に幅が無いです。
どうしても出費を抑えつつ、中深海を手巻きでやりたいという方には、十分おすすめだとは思いますが、懐に余裕がある方はもう少し上のランクのリールを購入したほうがよいと思います。
ライン
安いPEでも釣れますが、200m先では20m以上伸びてるらしいので、感度は最悪です。シャクルとゴム引っ張ってるみたいです。アクションはほとんどついてないと思ったほうがいいと思うので、ジグを動かしたほうがいい日には使い物にならないと思います。
手巻きだと、巻取りが相当辛いです。
周りを見ると ファイアーラインを使っている方が多いようです。
流通しはじめた20年ほど前に使用した時、ブチブチと簡単に切れた思い出があるので、使う気にはならないのですが、今は当然改善されてるようで、愛用者がかなり多いです。
私はPEジガーの1.2号を使用しています。文句のつけ用がない、いいラインだと思います。値段が高いので高切れすると泣けますが。
今のところ、中深海はファイアーラインとPEジガーの2択だと思われます。
リーダー
色々使ってましたが、最終的に船ハリスの7号で何の問題も無かったので、船ハリスばかり使ってます。
リーダーの長さは長くても1m程度で、短めにしてます。
スミヤキとかクロムツのような、歯が鋭い魚を釣ると簡単にボロボロになるので、余ってる小さいスプールに巻いて予備として持っていってます。
ジグ
水深 X 1.0〜2.0倍の重さとか言われていますが、形状や潮の速さが影響するので、日によってはもっと軽いのや重いのを使うときがあります。
カヤック、SUPはロッドホルダーさえ使えば、パドリングで流れに逆らえるため、ラインを立てやすいので、軽いジグでも底が取りやすいです。
潮が緩い時に重いジグを使うと、アンカーのようになってしまうので、シャクるとカヤックやSUPのほうが動いて、ジグが動かないことがあるので注意しましょう。
ちなみに、カヤックやSUPで350g以上使わないといけないような日や場所は、快適に釣り出来ないというのが経験上あります。
どんなジグを使ってるかよく聞かれるのですが、ホームのアカムツ狙いの場合、経験や聞いた話をまとめるに、ジグの重さが重要で、横を向いて落ちるなら色や形関係なく、なんでもいいという結論に最近達しました。
スロージギング用のジグなら、簡単に横向くので気に入ったのを使うのがいいと思います。
とはいえ、あえておすすめといえば、やはりディープライナーのスパイファイブでしょうか。
これ1本でアカムツ釣りまくっている方もいるとか。
確かに良く釣れます。迷ったらこれの180〜300gくらい買っておけば、全国どこでもいけるんじゃないでしょうか。
個人的にはREALSのジグが大好きなので、よく使っています。
店で売ってるのほとんど見たことないですが。
ただ、全体的に構造上の問題なのか、塗装が剥がれやすいです。最近はあまり色を気にしてないので、剥がれたら自分で塗ればいいやと思ってるのですが、気になる方はコーティングなどしたほうがいいかもしれません。
動きに影響出るという方もいますが、剥がれても釣れるのでコーティングしても問題ないんじゃないかと思ってます。
最近はXESTAもよく使います。使ってて楽しいジグです。
フック
これも気分や経験でいろいろ変わるのですが、最近は自作の 内向きハリ2本 + アシストライン + 中芯にフロロ + スイベル が基本です。
前はハリ3本、4本とかやってましたが、作成の手間の割には思ったほど効果無いなと思ってしまったため、今は2本にしてます。
長さは、面倒なので3種類に決めて作ってます。ショートジグ、セミロング、その中間の3種類です。
長さの決め方は、全長がジグの半分程度になるようにです。多少の長い短いは、トラブルになってないので気にしてないです。
フックサイズは最近3/0ばかりです。口にかけるのが目標では無くなってきてるので、もしかするとアカムツ狙いでも、もっと大きいのに変えるかもしれません。
スイベルはサバがかかってしまった時のヨレ防止に威力を発揮します。
こだわりとしては、中芯のフロロの太さで、張りをもたせつつ、魚体に回るようにアシストラインの長さで、フロロの太さを変えてます。
これは師匠の教えなのですが、中深海のフックは魚体にスレがかりして、ガッチリホールドするのを目標にしていますが、長いアシストラインは張りがあっても曲がるが、短いのは中芯を弱くしないと曲がらない。
要は、魚体に弾かれず、エビなどのトラブルにもなりにくいように、適度な張りと柔らかさを持たせるために、中芯で調整する。ということらしいです。
それと、最近の研究としては、大物がかかった時に、フックが抜けるようにする方向で進めています。
根がかりだけでなく、バラムツとかサメ対策で、強く引いたらフックだけ抜けてジグが回収出来ればなと。
ちなみに、フックをエサだと思って食べている説というのがあるらしいのですが、実際そうかもと思っていたりします。
検証をどうすればいいのかと思いつつも、今のフックで釣れてるからいいやとも思ってます。
その他のパーツ
スプリットリングやプレスリングですが、最近はAmazonで100個数百円くらいのばかり使ってます。
いつも使ってるのより大きい小さいありますが、トラブル無いサイズなら気に入ったので問題ないと思います。
カヤック、SUPで狙える中深海で、リング破損するような魚はまず釣れませんし、伸びるような潮ならカヤックやSUPでは釣りにならないと思います。
1、2回で広がってしまうこともありますが、安いのでガンガン交換しましょう。
そこそこ高価なため変に粘ってジグをロストするよりも、緩んだら安いのを即交換のほうが良いというのが、カヤック中深海ジギングでの私の結論です。
釣り方
カヤックでの私なりの釣り方です。
- ロッドホルダーに固定したままジグを落とす。
- フリーフォールだとジグが暴れてバックラッシュするので、サミングかブレーキを調整しておきます。
- 真下に落ちるように、パドルで位置調整しながら、ラインが真っ直ぐになるよう調整する。
- 着底のタイミングに、ちょうど効くようにシーアンカーを投入する。
- ロッドを持ち、一瞬サミングを入れてジグを横に向け誘いをいれる。
- 着底後、糸フケを取って落とし直す。
- 相模湾はそんなに複雑な潮になることがないので、実際は糸フケ取っていきなりシャクることが多いです。
- 底から3mほどシャクったら、10mほどまで回収し再度落とし直して繰り返す。
シャクリ方なんですが、結論を言うと、何やったって釣れる時は釣れるし、ダメな時はダメです。元も子もないですが。
アカムツの場合、根に潜んでなかなか外に出てこない警戒心が強い魚だと思ってましたが、基本はイカとかサバについていって一緒に回遊する魚らしいので、ホームにはいないことが多いんじゃないかと思ってます。
速いアクションはアカムツにはダメだと言われてたりしましたが、先日釣った時は、結構飛ばし気味で、カケアガリにぶつけにいくくらいの気持ちで速めにシャクってましたが、アタリが次々続々とありました。
ですので、群れの中に入った時はあまり関係無い気がします。
その日は、ジグを食っているというよりは、鮎などのように近くに寄ってきたのを排除しようと体当たりしてくる感じに近いと受け取ってます。
それ以外の条件だと、やっぱりあまり動かさないほうが良いように見えます。
その道具だと、300m先のジグは動いてないのでは。。。というような方が、アカムツを連発しているのを見たことがあるので、基本は底1〜2mまでをモニョモニョとやってるだけのほうが良いのかもしれません。
なので、何処かで読んだ、1秒かけてロッドを持ち上げる、2秒かけて落として、1/6巻いてを繰り返し。というのを基本として、アレンジしていくのが一番いいのかもと思ってます。
エサの方を見ていると、一番下のハリしかアカムツ食ってないんですよね。
なので、基本は底から1〜2mくらいが勝負と考え、とにかく丁寧に最近はやってます。
うっかり飛ばすとシロムツが釣れることが多いので、底をゆっくり誘うほうが釣れる可能性はあがりそうな気はします。
アカムツを誘うではなく、アカムツ以外に見つからないようにするという表現のほうが近いかもしれません。
まぁ、私はあまりアカムツを釣ってないので、何匹か釣ったらまた変わりそうですが。
それこそ、来年は『中深海はダウンショットリグが釣れる。』とか言ってる可能性もあります。
と、冗談で書いてみたのですが、調べたらダウンショットリグとはいかないまでも、中深海根魚五目でエサの代わりにワームつけることもあるようなので、あまり変わらないですね。二番煎じでした。
とはいえ、金儲けの匂いがするので、結果を出して常に釣果が吉とでる、略して「常吉リグ」として流行らせようかと思います。
以上です。