テレワークになったら仕事が忙しくなってしまいました。どうも何某です。こんにちは。
キンメジグを量産するぞと、年始から自作の準備していたのですが、なかなか忙しく放置しているうちに、いろんな方がジグ制作の記事あげてましたね。考えることは同じですね。
タチウオが食べたい
買い物くらいなもので、家から出る機会などほとんどない。
体重も驚くほど増えた。
普段運動をしてない者から通勤を取り除くと、ちょっとやそっとカロリーを抑えたくらいでは意味がないらしい。代謝がすこぶる悪いのだ。
このままでは気でも違えそうだと、外敵に気をつけながら近所の居酒屋へ向かう。
客が一人もいないのを確認し中に入る。店主は気を使ってか「どうせ誰も来ないから。」と提灯を消した。
消毒スプレーを手の平に何度も吹き付けられる。両手ですくい上げたのかというほどになった。この量に害はないのだろうか。
梅雨が明けてないからか、どうにも寒いのだが、窓を閉めてくれとも言えない。
『芋のお湯割りと。。。そうだな。。。タチウオを炙りでお願いします。』
「ごめんね。タチウオ終わっちゃったのよー。」
すぐさまスマホを手に取り、釣り船を予約した。
熱量が凄いのかどうなのか
前日の確認電話では、座席数は半分になってるとのことだ。
釣座は先着順とのことなので、5時には着くように家を出る。
出港は7時過ぎなので2時間以上待つことになるが、一人なので端のほうが気楽。早めに取るしかない。
釣り物を伝えると、駐車場はだいぶ離れた場所になるという。左舷ミヨシの札を取り、荷物を降ろし車を停めて戻ってきた。
するともう、札の数もそれほどないとはいえ、ほぼすべての席の札が取られている。
みな外出が思うように出来ないので、数少ないチャンスを掴もうと必死なのかもしれない。
がしかし、ご時世よろしくなのか、札を取ったあとは、みなマスクをして気だるそうに会話もせずに、2時間ほど待ち続けていた。
極浅
8時になりアナウンスされる。水深12m。浅い。
船団は出来ていない。散らばってるようだ。
ティムコ オーシャンドミネーター ツリコウ 100g を数回タダ巻きしてみると、ドンッとアタリがあった。重い。これはデカそうだ。
がしかし、濁った水中に、白い筋が確認出来たあたりでフッと軽くなってしまった。バラしはしたが幸先がいい。
気合を入れ直し投入しようとすると、「はい、あげてくださーい。」とのアナウンス。
東京湾クルージング
1、2投すると移動のアナウンスが続く。2時間ほど、まったく釣りになっていない。
群れが小さいのか散っているのか。
いろいろジグを試してみるも、これでは良いのか悪いのか判断できない。
また移動だ。
しかし今回は長い。1時間ほど移動している。
待望のアナウンスに沸き立つも、1投した直後、回収のアナウンスが流れた。
人によっては竿を持つ暇もなかったようだ。
さらに一時間移動。東京湾を横断したりしなかったり。いやはや、どうにもならない。
諦めたら終了
船内諦めたらムードの中、船が船団に突っ込んでいった。
船団が出来てるのであればちょっとは期待できるのか。
ポツポツとあがっているようだ。
隣の人が釣りあげる横でタダ巻きをしている私にもアタリがあった。
ちょっと小さいかもしれないが、間違いなくタチウオだ。抜き上げようとした直後、横に走られ外れてしまった。
隣の方が、「まだいけますよ!」と声をかけてくれる。
数投後、ゼスタ フラップ タチウオスペック ピンクブラックパープル 120g のフォールにドスンとアタリがあった。
ラインがズルズル引き出される。デカイ。
タモをお願いするかどうかの刹那、船底に向かって走られてしまう。
やばいと竿先を海面近くまで下げる。円を描くように戻ってきたタチウオは、針から外れ逃げていってしまった。
心が折れたのが原因なのか、その後はアタリもなく終了した。
目の前では大漁
帰宅し、道具を片付ける。釣れない日の道具は重い。定位置にしまわず、リビングにとりあえず拡げて放置するも、嫁は気を使っているのか、冷蔵庫からビールを突き出し渡してきた。
呑みながら相模湾の釣果を確認すると、型は小さいがクーラーボックスパンパンにタチウオが釣れている画像。
あんなに時間かけて東京湾まで行ったのに。家からそれほどない船宿でこれとは。
ちゃんと調べてから行けばよかったのだ。東京湾は予約した日あたりから、何日も全く釣れていなかった。
釣り勘ってやつも鈍っていたのか。わずか半年の間で。
今後、釣りとどうやって向き合うか、などと考えようとしたが、今日はとりあえず忘れよう。
嫁に追加のビールを頼む。