以前からやってみたいと思っていたエイジドビーフをやってみた。
乾燥熟成肉(かんそうじゅくせいにく)とは、牛肉や羊肉、ジビエ(野生の鹿肉など)に対し保存をしつつ熟成させて更に柔らかく美味しく食べられる様にした肉のことである。 昔、冷蔵庫がなかった時代に欧州で、食肉を冷涼な洞窟や地下倉庫などに吊るして保存した事が起源である。 ドライエイジド(Dry Aged)、又はドライエイジング(Dry Aging)と呼ばれる。
エイジドビーフってのはそういう食べかたらしい。
以下の記事を読んで、これは一度やってみなければと。
【レシピ】ニューヨークで食べた高級ステーキが激ウマだった → 自宅で作ってみた → 完全にほっぺた落ちた
細かい手順はリンク先に書いてあるので割愛。基本この通りに作ってます。
出来たのがこれ。
レシピを見た時点から結構疑問に思ってたのが、
ナンプラー使ったら生臭くなるんじゃないの?
実際、最初に肉をナンプラーに漬けるわけですが、まぁ初日はいいとして、3日目ともなると相当生臭い。
完全に精子の臭い。砂漠の魚屋みたい。
疑問が確信に変わる一週間後。これ、食えるのか?という臭いを発します。
結構慎重に火を通して実食してみたわけですが、とにかく臭い。
終了後に口移しで強引に白濁液を飲まされた時の殺意がドス黒い肉塊に芽生えるくらい臭い。
腐ってるわけではない模様。ナンプラーの塩のおかげか。ただ表面は場所によっては相当塩辛い。
一方中心はかなりの甘みで美味しそうな雰囲気をかもしてる。
がしかし、口の中が臭すぎてそれもすぐ打ち消される。
調べてみると、このレシピ、人によっては相当臭いが気になる模様。
表面を削ったり、ナンプラーではなく塩麹に変えてやってる方もいるらしい。
残すのももったいないので、最終的にカレー粉を加えてカレー風味にして食べました。
カレー粉があればどこでも生きていけるという話は本当だと思いました。
以上です。