ここ最近の胃痛からも開放され、やる気元気何某です。こんにちは。
なんだか春っぽい感じに海もなっているとかなってないとか。
なぜ振動子を探したのか
現在は、Garmin GT52HW-TM を利用してます。
サイドビュー最高。クリアビューは最初は使ってました。
70mまでなら常時問題ないです。100mは日によって微妙な時があります。
200m以上、300mになると水深がわかるだけという感じです。
100mまでなら最高なのですが、中深海ではほとんど使い物にならないです。
つまり、最近ハマっている中深海ジギングでは水深がわかるくらいで、ほどんど役に立っていないということになります。
どうにもそれでは勿体無いので、中深海でも利用できる振動子を購入したいと思います。
買い替えというよりは、GT52は探索範囲が広いので、水深70m未満のシャローやシーバス、湖での利用にするので、追加で70〜400mくらいで利用する振動子を購入します。
そこで、要件をまとめるために調べた内容をメモしておきます。
周波数について
周波数とはWikipediaによると
電気振動(電磁波や振動電流)などの現象が、単位時間(ヘルツの場合は1秒)当たりに繰り返される回数のことである。
とのこと。
通常魚探などでよく見かける50kHzは低周波、200kHzは高周波という扱いになるようです。
低周波
- より遠く、広い範囲で探知出来る
- 探索範囲が広がる分、位置を把握しにくい
- 底質を判別しやすい
高周波
- 低周波では映らない魚も探知できる
- 詳細な地形がわかる
- 幅が狭いため、ピンポイントで探索できる
- 遠くまで届かないため、深場が探索できない
- 低周波に比べて気泡などのノイズに強い
振動子の方式ついて
探索の方式がいろいろあるみたいなのでメモしておきます。
共通の仕様としては音波を発信して戻ったものを解析します。
デジタル方式
混信を避けるために、音波が戻るまで次の音波を発信しません。
情報量が少ないので画像が荒くなります。
ブロードバンド方式
周波数を変えて同時に発信しても混信しないようにします。
情報量が増えるので、デジタル方式よりも詳細な探索が出来ます。
CHIRP方式
ブロードバンド方式より周波数の可変幅が大きく、同時発信数も多いです。
そのため、より情報量が増えさらに詳細な探索が出来ます。
HI-WIDE CHIRP方式
CHIRP方式だと浅い水深での探索の範囲が狭いため、より広範囲で魚を見つけやすいように発信角度を広げています。
HD-ID技術
High Definition(HD) 高解像度とidentify(ID) 見分ける識別ということらしいです。
なんとなく濁されてる説明が多いですが、ブロードバンド方式の情報を元に、ノイズやら魚などを高度に解析する技術だそうです。
高出力は浅場だと使い物にならないようですが、HD-ID技術だと速度やら過去の情報を元に計算し、最適化して表示するので問題なく利用できるようです。
CV方式
国内代理店はなぜか取り扱ってないため流通はしてないですが、海外ECでGarmin振動子を探していると出てきます。
ダウンビューはLOWRANCEの親会社NAVICO社の特許らしく、Garminは揉めた後、ダウンビューを利用出来なくなったのだとか。
そのため、ダウンビューをクリアビューと名称変更したっぽい。
GT51HW-TMなどのGT系はダウンビューが付いてるらしいですが、CV51M-TMなどのCV系はダウンビューが使えなくなったため、下方向への発信はせず、サイドビューによる左右へ発信した情報を合成してダウンビュー(クリアビュー)として表示しているようです。これをCV方式というのだそう。
下方向に探索してないのでGT系と写り方が違うようで、比較するとGT系のほうが正確とのこと。
国内版の本体に北米のCV系振動子をつけると出力低下が酷いので、国内代理店から買ってねというようなお知らせがありましたが。
噂では、日本語版ではGT系、CV系は問題無く使用できるが、CV系はダウンビューが無いので出力低下というような表現を代理店は使っていて、その逆の海外版ではGT系は権利問題以降、ファームで動かないようになっているとかなんとか。
振動子比較
echoMAPや一部のstrikerは500Wなのですが、600Wの振動子接続した場合、500Wでの使用になるようです。
サイドビューの使用頻度が高いので、無い振動子は外してあります。
通常魚探
CV51が2,300ftという情報を見たのですが公式で仕様見つからなかったので不明です。
GT52の使用感では、カタログ値の70-80%くらいまでが実用範囲かなと思ってます。
振動子 | 方式 | 出力(W) | 周波数(kHz) | 最大深度(m) |
---|---|---|---|---|
GT52HW-TM | CHIRP | 250 | 240-150 | 240 |
GT51HW-TM | CHIRP | 600 | 160-80 | 400 |
GT41HW-TM | HD-ID | 600 | 200/50 | 600 |
CV51M-TM | CHIRP | 600 | 160-80 | 700? |
クリアビュー
3画面なのであまり出番は無いです。
GT52の使用感では、カタログ値の50-70%くらいまでが実用範囲かなと思ってます。
振動子 | 方式 | 出力(W) | 周波数(kHz) | 最大深度(m) |
---|---|---|---|---|
GT52HW-TM | CHIRP | 350 | 455/800 | 150 |
GT51HW-TM | CHIRP | 500 | 455/260 | 300 |
GT41HW-TM | CHIRP | 500 | 455/260 | 300 |
CV51M-TM | CHIRP | 500 | 455/260 | 300 |
サイドビュー
カヤックの移動中はよく見ます。あとは、タイラバやエサ釣り中に魚群が写ったらジグに持ち替えて備えるとか。
また、経験の少ない海域だと根を見つけるのが楽になるのでいいですね。
実用範囲はどうでしょうね。あんまり意識して見たことないですが、GT52で150m先が見えてるかというと、だいぶ怪しいと思います。
振動子 | 方式 | 出力(W) | 周波数(kHz) | 最大幅(m) |
---|---|---|---|---|
GT52HW-TM | CHIRP | 350 | 455/800 | 300 |
GT51HW-TM | CHIRP | 500 | 455/260 | 450 |
GT41HW-TM | CHIRP | 500 | 455/260 | 450 |
CV51M-TM | CHIRP | 500 | 455/260 | 300 |
価格
海外はGT系は在庫があるもののみ販売ですね。CV単体では売ってませんでした。
逆に国内はGT系のみ販売です。代理店の力が強いのか値引きとかしてませんね。というか、見比べるとかなり乗っけてますね。
まぁサポートとか保証とかしっかりしてるのでその分なのでしょうが。
振動子 | 国内(円、税込) | Amazon.com(円) |
---|---|---|
GT52HW-TM | 43,200 | - |
GT51HW-TM | 108,000 | - |
GT41HW-TM | 64,800 | 26,032 |
CV51M-TM | - | - |
最善手は米AmazonでGT41
予算はタンスの裏の小銭をかき集めに集めて、Maxで8万円となりましたので、GT51は外れます。
CVは真下の探知で問題があるので、GT41一択となります。
個人輸入すれば3万程度ですみますので、相当安く購入できますね。
最初は国内だけで探してたのですが、高すぎで諦めかけていたのでAmazon.com様様です。
そして購入
CV51買ってるじゃん。
つーか、echoMAP Plus 74svって何さ。
ってことだと思うんですが、結局悩みに悩んでechoMAP Plus 74sv + CV51M-TM という組み合わせになりました。
なぜCV51なのか
GTとCVの見え方の比較動画が結構あがってますね。
GTを正とするならばCVの性能は、根魚狙いの方には厳しいのかもしれません。
という話を読んだのですが、正直その差の影響がよくわかりませんでした。
200m先のくぼみをピンポイントで狙ってジグを落とす腕があればこだわるのでしょうが、GT52からならどれ使ってもあまり変わらないのではないかと。もともと200mがまともに写ってないので。
実際使ってみて駄目ならGT41買い直そうと。
なぜechoMAP Plus 74svなのか
そもそも、現在のStrikerに接続する振動子を探していたので、単体で売ってないCV51って選択肢としてなかったんですよね。
魚探とのバンドルでしか取り扱ってないと。
現在仕様中のStriker Plus 7svで困ってないので、魚探の買い替えにも興味ないなと。
一応価格だけチェックしてみるか。
echoMAP Plus 74sv + CV51 で\$899.99ってことは9〜10万円くらいか。日本の半分だな。すげー安いな。
とは思ったのですが予算8万円を越えてます。とりあえず、ブックマーク的にechoMAPとGT41をカートにいれましたが、やっぱりGT41のみでの購入が最有力だなとなってました。
それから間2日ほど他の振動子と悩みに悩んで購入の日。
カートにいれたGT41を見ます。そこに表示されたのは、カートの中のechoMAPの価格が変わったよというお知らせ。
いくらだったんだっけ?と開いてみると、なんと\$629.90になってる。送料入れても8万円以内で買える。
この値段でechoMAP Plusが手に入るとなるとちょっと話は変わる。録画機能使ってみたかったし。
Striker+GT52を売れば実質相当安いぞこれ。半分回収出来れば嫁も文句言わないだろう。まぁ私の貯金なので文句言われても困るのだが。
まぁ使い物にならなかったらすぐ売ってGT41にすればいいや。勉強代だと思えば、国内版で失敗するよりもかなり軽傷にですむしな。
という判断を瞬時に下し購入したわけです。結局衝動買いということになるのでしょうか。
ちなみに英語はAppleとかMacBookくらいしかわかりませんが、Striker使ってたのでなんとかなるんじゃないでしょうか。
スマホで翻訳しながら使うか、最悪魚探を使わなければ済む話なので。本末転倒。
echoMAP の末尾の数字の謎
echoMAPの74svって、国内流通が75svなので、一つ前のモデルなんだと思ってました。
在庫処分だから米Amazonは安いんだなと。
性能差を調べたのに全然出てこない。なんでだろうと不思議でした。
それもそのはずで、Garmin魚探の数字にはこういう意味があるようでした。
- x2: 簡易世界地図
- x3: 北米の湖の地図に対応
- x4: 北米の海岸線入に対応
- x5: 各国の湖、海岸線に対応
ということらしいです。
74の場合は画面が7インチで北米の海岸線に対応しているよということみたいですね。型落ちということではなかった。
日本版の75の場合ですが、日本語が選択できるのは日本版のみなので、他国で販売しているx5を購入しても日本語は利用出来ないようです。
日本版は一部メニューの位置が違うとかいう話しもあるので、文字数などで表示上問題あるところはUI調整してたりするのかもしれませんね。
その対応が大変なので値段が倍以上になってると思いたいです。多分そうでしょう。
鰐口クリップをつけて電源が入るのを確認
他の魚探も同じなのかわからないのですが、echoMapやStrikerは購入からすぐ電源に接続できるわけではなく、バッテリーにあわせた加工が必要です。
私の場合はバッテリーはこれを利用しています。
クリップで挟むタイプなので、用意した鰐口クリップをはんだ付けします。
安全で、はずれなければなんでもいいとは思います。
接続後電源が入るのを確認します。
問題ないようです。
軽く触ってみた感想
屋内で起動しただけなので振動子の確認はまだなのですが、とりあえずStrikerを一年使っていたので、いきなり触ってみることは出来ました。
ファーストタッチの感想ですが
- タッチパネルが軽快でいい。
- カヤック上で画面や手が濡れた時動くのか心配。
- Wi-fi経由でソフトウェアアップデートが出来て安心。
- 持っているStrikerにはなかったので。といっても特に不具合はなかったですが。
- 地図が表示されて海岸線が表示されているのがいい。
- Strikerは地図表示無し。
- 別途購入した地図をいれてみたところ、漁礁や定置網なども表示されたので、現在位置がさらに把握しやすくなりました。
- 画面キャプチャが出来る。
- blogに書く時のネタになりそうで助かる。
- ウィンドウ分割後に各ウィンドウのサイズを自由に変えれる。
- Strikerで唯一不満だったのがリサイズ出来ないところ。
- 現在位置がなんとなくわかればいいくらいのサイズで地図を表示して、あとは魚探をよく見えるサイズで表示なんてのを望んでました。
- 英語は特に問題ならなそう
- 専門用語が一部わからなかったですが、とりあえずは理解しなくても問題なく使えそうです。
- とはいえ、日本語版を使ったことがないと戸惑うかもしれません。
- ウィンドウタップでフルスクリーンになるのが最高。
- 触るだけで気軽に切り替えれるのは、すごい便利だと思います。
ざっとこんな感じですかね。
あとは週末実際にホームサーフで確認してみて、そのまま使うかどうするか考えようと思います。
以上です。