沖に出れば簡単に釣れると思ってましたが。どうも何某です。
広すぎるとポイントを見つけるのが大変です。
GW最終日はボートフィッシング
10連休最終日。嫁と友人と3人でレンタルボートを借り、颯爽と沖に出た。そして、その沖は荒れに荒れていた。
なぜ連日の晴天、ベタ凪が予約した日に限って荒れるのか。嫁は何かを疑っていたが口には出さなかった。
潮を被りながら沖へ向かう。2人は3回目のボートなので慣れてきたのか、多少のうねりでも動じないようだ。
魚探はおそらく高い海図を表示しているのだろうが、Garminのように細かい等深線は見れないので、ざっくりとしたポイントしかわからない。
なんとなくアタリをつけていた周辺に魚探をかけ、反応があったところをを攻めていく。
しかし全く釣れない。暗土がラインとガイドをベロベロに汚していく。今日はハズレの日だろうか。
魚探に反応
シーアンカーを使って流していると中層に反応が出た。
この反応はフグっぽいなと思いながらも確信なく眺めていると、嫁が急に何かがおかしいと騒いでいる。
目を向けるとどうやらラインが噛みちぎられたらしい。
「一瞬何かが触ったと思ったら軽くなったから切れたんだなと思ったよ。」
との言葉に嫁の成長を感じ、私は少し涙した。
ならばと。仇は取ってやると。ライトジギングロッドに持ち替えトウキチロウを投入。
すぐさまアタリがあり釣り上げる。憎きサバフグを釣りあげ、鯛ラバをロストしてしまい申し訳ないと頭を下げる嫁に
『こいつのせいだよ。仇はとったよ。』
と笑顔で言いサバフグを眼前に突き出すと
「うわぁ!キモい!コワイ!」
と全力で拒否られる。
私はその姿に自分が上げ潮になってくるのを感じたのであった。
嫁、鯛ラバで釣る
正午過ぎ。潮が若干動いてきたようだ。
水深30mほどのところで底に反応が出るが何も釣れない。
その後一度巻き上げて再投入した嫁を見ていると、竿先が軽く震えた。
「何か釣れてるかも!あれ?やっぱ何もいないかも?」
との反応。
まぁ一度あげてみてよ。と伝え巻き上げさせると「やったー!!」の声が。
小さいがカサゴがしっかりと釣れている。
(※2019/05/13追記 カサゴではなくアオハタでした。)
「食べられる魚を鯛ラバで釣るのが目標だったのだよ。」
巻く速さがどうだの、あわせてしまったがタイミングがどうだの饒舌に話している。
喜ぶ嫁を見ながら成長を感じ私は涙した。
渋いのでとりあえずお土産を釣る
スローにネチネチと底を叩いてみるも反応は無い。ジグが合っていないのか、食い気が無いのか。
魚探のアラームが鳴り見てみると、中層に群れが入っているようだ。
サバかカマスだろうか。
とりあえず帰宅後の肴にするかと竿を持ち替えトウキチロウを投入する。
回収くらいの速度のタダ巻きでガツンとアタリがあった。そのまま巻き上げると手頃なサイズのマサバ。
カマスを期待していたのだが。
嫁は「冷凍庫にまだたくさんあるよ。」と笑う。1匹釣ると人は優しくなるようだ。
振り向くと1人釣れてない友人は悔しそうに鯛ラバを落としていた。
こうなってくると鯛ラバは厳しいかもしれない。だいたい手持ちのネクタイや、巻きスピードの変化はやり尽くしているだろう。
私もそれほど鯛ラバをやっているわけではないのでアドバイスにも限界がある。
というよりも、元を言えば私のポイント選びが良くないのだろう。
知らない海の洗礼を受け続けている。なんとしても早めに脱却したい。
その後、漁礁やヒラメの有名ポイントを攻めてみたが、釣り船が散々叩いた後だったため反応なく納竿となった。
次回はもっとポイントを調べて望みたい。