【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

Avetデビューでそこそこ釣った話。

乗合でキンメジギングに行く予定だったのですが、ピンポイントで予約日のみ時化で出船中止になってしまいました。どうも何某です。こんにちは。

有給使っていたので、早目に切り替えてタチウオジギングでも行けばよかったと後悔しております。
新しいリールを見ながら酒飲んで寝る一日でした。

Avet JX 6/3 MC

早く寝たいのに

翌日の準備を終えて寝室に入ると、私の場所に酔っ払った嫁が寝ている。
注意をしようと声を出すのをためらった。
趣味の睡眠を邪魔された嫁が、私に暴行するのではとの考えがよぎったからだ。
インタビューを受ける大和田伸也氏の姿がフラッシュバックする。
これは、令和のオヤジ狩りだ。
恐る恐る指先で横腹を突く。クルンと自分の場所に向かって一回転した。
もう一度突く。
クルン。
もう一度。
クルン。
定位置に収まった嫁を確認し、急いで布団に潜り込み就寝した。

Avet本格投入

6時前くらいにホームサーフへ着くと、顔見知りの方々が準備していた。
寒くなったからか、人は多くはない。
私も準備を終え沖へ出る。
今日はのんびり青物でも狙いながら、沖へ出る潮に乗って中深場に向かう予定だ。
今回から、先日届いた Avet JX 6/3 MC を本格投入。キンメジギング用に購入したがカヤックでの使い勝手はどうだろうか。
アメリカからはるばる届いた、2スピード、レバードラグなうえ、キャスティングまでできるという、スペックはまさにリール界の黒船。そのうえ安い。
「ポイしないでください。」
そんなキャッチフレーズのリールだが、いやいや、一生使えるリールの予感がする。

リールの使い心地が良い

Xesta スローエモーションフレア 150g をスローピッチでシャクる。
レバードラグの調子が良い。2スピードの影響なのか、ハンドルの遊びが若干気になるが、ローギアの巻きやすさは最高だ。驚くほど軽い。ハイギアも数回落とすと楽になった。
水深70m付近。ふと、魚探を見ると20m以深が真っ赤に染まる。よほどの魚群がいるようだ。
スローピッチで底から10mほど誘うがアタリは無い。
落とし直し、速めのワンピッチからタダ巻きを入れた直後に、ドスンと竿先が海面に刺さった。
かなり引く。イナダだろうか。期待値が高まる。
ローギアにして楽々巻き上げようと思ったが、巻き上げ量が少ないためか、ラインテンションが抜けやすい。
ワンタッチでハイギアに切り替えられるのは素晴らしい。慌てずハイギアに切り替え、テンションを感じながらテンポよく巻き上げる。

マアジ。

大きなアジが上がってきた。
これは刺身となめろう作ってもさらに余るな。そんな事を考えながら、急いでジグを再投入する。
がしかし、着底前に群れはいなくなっていた。

ひさぶりのサバ

水深150mくらいをスローピッチで誘う。
フォールで糸フケが出る。魚探に反応が無いが何かが食ってきたようだ。
暴れ具合を確認すると、どうやらサバっぽい。

マサバ。

いいサイズだ。背びれを確認すると、どうやらマサバのようだ。
脂が乗ってそうな張りのある魚体に、思わず唾液が緊急放流される。
急いで丁寧に血抜きをし、クーラーにしまった。

まさかの水深で

水深170mほどで、下から20mをスローピッチで誘う。
ジグはXesta スローエモーションフレア 200g に替えた。
一旦落とし直そうと、高速巻きからの、気まぐれでワンピッチを入れたとたんに、竿先がゴンゴンゴンと勢いよく叩かれた。
ハイピッチでのバイトは気持ちがいい。この水深であの速さで食ってきたのであれば、もしかするとワラサではないだろうか。
ところが、思ったほど引かない。定期的に叩くのみである。
まさかな。あの速さで食うとかあるのだろうか。
残り80m。疑惑が、確信に変わる。全く叩かなくなったのだ。

クロムツ。

やはりクロムツ。実際はムツっぽいが、鱗を数えるのが面倒なので、クロムツとした。ムツの通称もクロムツなので間違いではない。
しかし、あんな釣れ方があるのだな。青物狙いでクロムツが釣れるとは。
これだからジギングはやめられない。

時合終了

魚探のサイドビューを見ると、右側に魚影っぽいのが確認出来る。
なんだろうかと見ると、潮目が出来ていた。ゴミだろうか。試しにマイクロジグを投げてみる。
高速でタダ巻きすると、ギーっといきなりドラグが鳴った。
サワラだろうかと注意深く巻くと、トンッと真上にジャンプする魚体が。ペンペンだ。

ぺんぺん 1。

取り込み撮影だけしてリリースする。
12月。こんな時期にシイラが釣れるのか。水温計は20.5℃。まだまだ暖かいようだ。
とはいえ、ペンペンを釣ってもしょうがないので、再度ジグを落とす。
すると、着底直後すぐ微妙なアタリがある。
回収するとシロムツがついていた。

シロムツ。

刺身盛り合わせでも作ろうとキープする。
血抜きをしていると、30cmほどだろうか。小さなペンペンが3匹、勢いよくジャンプしながら逃げている。何かに追われているらしい。
何に追われているのか。シイラは共食いするとも聞く。もしかすると、相当な大きさのシイラが追っているのでは。
カヤックの回りを2週しようかとしたタイミングで、マイクロジグを投げ、通すと、ロッドが満月にしなった。

『ほしっ。』

「よしっ」と言いたかった。
全く声を出していなかったので、思わず出た声が変な感じになる。
誰にも聞かれてないのを願いながら巻いてくると、勢いよくジャンプした魚体が見えた。
ペンペンだった。
先程よりも小さいかもしれない。

ぺんぺん 2。

これを機に、中深場、ペンペンすらも一切反応がなくなった。

カワハギを狙ってみる

全くうんともすんとも言わないので、浅場に戻りカワハギを狙うことに。
シーアンカーで緩めに流しながらやるが、アタリが一切ない。
試しにマイクロジグを投げてみると、軽いアタリがある。
なんだこれは、トラギスではないようだ。

エソ。

よくよく見ると、小さなエソだった。
食べるところがないのでリリースする。
再びカワハギを狙いながら流すと、金属的なアタリが。
水面に見えたのは、ワッペンサイズの小さなカワハギ。
肝も無さそうだし、釣ってもリリースかな。などと考えながら処理していると、バラしてしまう。
その後は、餌が無くなるまで続けるもアタリもなく、納竿とした。

半年で3回

道具を洗い寝室へ向かう。
私のベッドで謎の形で寝ている嫁。おそらく一度起きて水を飲んだとかした後、ベッドに戻り倒れ込んだまま寝たのだろう。
注意をしようと声を出すのをためらった。
かの大和田氏は、半年で3回もオヤジ狩りにあったのだという。
インタビューを受ける大和田伸也氏の姿がフラッシュバックする。
恐る恐る指先で横腹を突く。一拍置いて「むっ。」の声とともに、モゾモゾと寝る体制を整えに入る。

「起きる。起きます。。。」

しっかり布団に入り直して、何言ってんだこいつは。

『今日は結構釣れたよ。アジも大きいよ。』

と、声をかけたところ

「アジっ!おーっ!やったね!起きたら大葉を買いに行こうよ。なめろうを食べすぅ。。。」

大好物のアジに一気にあがったテンションは、話終えるまで持たないようで、また寝てしまった。
睡眠障害なんじゃないのか。
そんな不安を抱えながら、私は魚の下処理をはじめた。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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