暑いな。どうも何某です。こんにちは。
先日、相模湾キハダマグロのキャスティング船に乗ってきました。
その際に、聞いたり調べたり、体験した話をメモしておきます。
間違ってたりしてたらTwitterなりインスタなりなんなりで教えていただければ。
キハダを狙おうと思った理由
マグロ船って物凄い怖いイメージがありまして。
15年以上前でしょうか。相模湾でマグロが釣れると話題になりかけた頃、やってみたいと思い行った釣具屋、いわゆる当時のジギングやらGTやら大物釣り専門のプロショップで、店主にシカトされるわ常連に罵詈雑言浴びせられるわでトラウマになっておりました。
「お前みたいなシーバスはやってますみたいな素人がマグロの船に乗っちゃ迷惑だ。」
「1年は同じ船に乗って見るだけの勉強。2年目からキャストの許可が降りる。」
などなど。体力勝負の釣りをする人達なので、体格はいいし口調も悪いし声もデカイ。
たかが釣りで何様だよという思いもありましたが、そんな人達に囲まれるとトラウマだけが残ります。
釣座は年数順にミヨシかららしいので、まともにキャストできるのは何十年後だろうなどと。
で、その話を最近とある釣具屋で話したところ、
「昔はそうだったけど、今そんな人達に会うほうが少ない。」
「時代も客層も変わったので、船長も優しくないと食っていけない。マナーさえ守っていれば怒られることはない。」
とのことだったので、相模湾目の前に居を構えたことだし、せっかくだから一度やってみよう。駄目だったら売ればいいや、と思い立ちました。
初めてのキハダ乗合船の感想
1週間前に船長の携帯に電話予約しました。口調が優しい船長で一安心。
がしかし、相模湾にキハダがあまり入ってきてないらしく、だいぶ南のほうへ行くかもとのことで、大島あたりまで行くと乗船料が跳ね上がりますけどいいですかとのこと。
前日に状況見て行き先と乗るか確認しますのでということだったので、前日電話確認は必須みたい。そこでキャンセルも可とのことでしたので、かなり良心的な船長です。
ですが、当日は初島あたりでやるということで通常料金でした。
ポイントまで2時間近くかかるらしいので、夜明け前の出船。
乗船者は私含めて4人。コロナで制限しているらしいです。少ないほうが広く使えるので助かります。
ミヨシは広く使いたいとのことで、トモ側に荷物を置きます。
初めてのキハダキャスティングなので、全員に伝えながら挨拶。
ビビリながら初めてなんですと挨拶すると、皆さん「僕も初めてみたいなものなので、よろしくおねがいします。」と返してきます。
雑談していると、「今年始めて数回乗っただけ。」「まだ釣ったことがない。」「自慢できるほど釣っていない。」なので、自分も初心者ですよと優しく皆さん言葉をかけてくれました。
優しい方たちで良かった。
ポイントに着くと、まず全員で鳥を探すようです。そしてその鳥を追いかけ、鳥山が出来るのを待つとのこと。
ですがこの日は全く鳥が動きません。
ある程度待っては見切りをつけて、次の鳥を探すというという一日。
途中潮目のゴミにシイラを狙いますが、空振り。
終盤コマセのマグロ船団の中に入りますが、鳥山っぽくなっては散っての繰り返しでキャストするまでに至りません。
結局、最後無理やりナブラめがけて全速力からの数投で終わってしまいました。
まぁ、動く船上からのキャスティングは難しいですね。全く思った方向にも投げれないし、距離も出ません。練習しないといけないですね。
これだけで終わったので、キハダクルージングとはことのことか、とは思いましたが、船長も釣り人も丁寧な優しい方たちでしたので、船内も楽しく、状況回復したらまた乗りたいですね。
タックル
メモ
聞いた話やら調べた話やら。
間違ってるかもしれませんので参考までに。
- タックルはミドルレンジモデル以上が良い。
- 質が昔よりいいので安いタックルでも釣れるようになったが、問題は必要以上に釣り上げるのに時間がかかるということ。
- 自前のボートや仕立てなら仲間うちなので問題ないかもしれないが、乗合だと迷惑になってしまう。
- しっかり負荷がかけれないと、マグロは釣られながらも体力回復してしまう。なので一生釣り上げれないなんてことも。その場合は切るしかないので、魚のことを考えてもある程度以上のもののほうが良い。
- 安い竿はすぐ折れる。
- 最低4万以上のものがいい。
- 10万クラスは一生持つ。
- 安い竿が折れる理由は、メジャークラフトなどの1〜2万のロッドは40kgなどのマグロが対象ではない。10〜20kgくらいを何匹か釣るなら大丈夫だが、40kgクラスがかかると1本あがるかあがらないか。ルアーを食ってくるマグロのサイズを釣り人は選べないので、下からデカイのが食ってきたら結構な確率で折れてしまう。
- 質が昔よりいいので安いタックルでも釣れるようになったが、問題は必要以上に釣り上げるのに時間がかかるということ。
- 釣り人はマグロのサイズを選べない。
- 大事なことなので。
- これがタックル選びの基本とのこと。
- 20kgクラスなら5分で釣り上げるのが目安。
- 40〜60kgで10〜15分だとか。
- ドラグは4kgに設定。
- ファーストランが終わったら半回転締めるらしい。
- ラインは4号を巻いておけばヒラマサと兼用出来る。
- 4号ならリーダーは80lb。
- 相模湾サイズなら4号で十分。
- 60kgなんてサイズが釣れることもあるので、8号とかでやってる人が増えてきてるらしい。
- リールはシマノなら14000一択。
- 8000を購入してスプールのみ買っても良い。
- ツインパワークラスなら何匹も大型釣らなければなんとかなる。
- 理想はステラ。
- ステラとツインパワーの決定的な違いは耐久性と巻きが重いかどうか。
- コスパを考えてもシマノ、ダイワの上位2機種までが対象。それ以外は数本釣り上げて壊れるか、そもそも釣り上げれないか。
- 昔はやり取り中にリールが耐えきれなく爆発したらしい。
- 20人とかギリギリまで乗せる船のキャスティングはアンダーハンドキャスト。
- 釣れないことが多い対象魚なのでフックはバーブ有りでやれる釣り船がいいと思うとのこと。
- ノットはFGかPR。
- 先生が言うにはいろいろノットはあるけど、FGノットで困ったことがないらしい。
- ポッパーもペンシルも動かしかたは、一回動かして放置。5〜10秒とめてもう1アクションの繰り返し。
- マグロはアクション後のポーズ必須。5〜10秒くらい待つらしい。
- 止まっているときに食ってくる。
- カーペンターのγ(ガンマ)というルアーを参考に作っているところが多いとか。
- ガンマ引きの由来だとか。
- プラグのウッドとプラスチックの違い。
- ウッドのほうが動きがいい。
- 浮く姿勢や放置しているときの動きがいい。
- マグロは止まっているときに食ってくるので、放置している時の動きが重要とのこと。
- 浮く姿勢や放置しているときの動きがいい。
- ウッドはハンドメイドなので高いし、転売屋がいるらしく入手困難。
- プラスチックは安いし丈夫。
- ウッドは一回食われたら浸水して使い物にならない。
- 修理はしてみるが、使っているうちに沈んでしまうとか。
- 高いし釣れたら終わりとかあるが、年に何本も釣れない一発狙いの釣りなので、ウッドのプラグをメインに使ったほうがいいとのこと。
- ウッドのほうが動きがいい。
- キャスティングは練習必須。
- 練習しないと飛距離が出ない。一般的なルアーキャスティングとは投げ方が違う。
- 相模湾は他よりも飛距離と正確性が無いと、極端に釣れる可能性が落ちるらしい。
- キハダ釣りたいだけなら遠征したほうが、釣れるからトータルで安上がりだし、すぐ上手くなるよとの話。
- 練習用に中古のウッドプラグを数百円で購入。
- 走る船上から投げれることも。体幹鍛えないとチャンス逃すかも。
- 相模湾はギンバル無くてもよい。
- そんなに時間かからないので、ギンバル無くても余裕らしい。
- とはいえ、あったほうが楽なので最初は数千円の安いやつでも持っていけばいいのではとのこと。
- 船の予約時に確認すること。
- 期間だけキハダルアー船をしている釣船があるので、釣った後の設備がないことがあるらしい。なので事前に設備は確認しておいたほうがいいとのこと。
- クーラーの設備はあるのか。
- 氷はあるのか。
- 釣果に影響が出るので、これも確認したほうがいいとのこと。
- オーバーハンドキャストは出来るのか。
- バーブレスフックなのか。
- 期間だけキハダルアー船をしている釣船があるので、釣った後の設備がないことがあるらしい。なので事前に設備は確認しておいたほうがいいとのこと。
以下2020/09/07追記
- カツオの下にマグロがいる場合の対応。
- この状況の場合、カツオはマグロの餌になっているらしい。
- カツオを無視してプラグを投げ続ける。
- カツオしか跳ねていない状況でもマグロは下から食ってくる。
- プラグの選択は太さよりも、長さが重要。
- 2020年は小さいプラグだけ反応する状況が多いとのこと。