【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

夏の魔物にバケツが破壊された話。

鋭い。

潮が速く釣りにならない1日目

日の出を待って離岸する。
最近は波が穏やかなので、特に苦労することはない。
沖で魚探やらを準備していると、結構な速さで流されているのに気づいた。
GPS読みで、ほぼ1ノットで流されている。風は全く吹いていない。完全に潮だけで流されている。
これは釣りにならないかもと思いながらジグを落とす。
ラインが横に出ていく。反応があれば良いのだが魚信は無い。
見切りをつけ、深場の潮にかけてみるが、そちらも200gのジグでは釣りにならない。
パドリングで真上に位置取り後に、1、2回シャクるのが限界だ。
これはキツイ。

してやられる

諦めながら横になったラインをシャクる。
ゼスタ スローエモーション スリッピー アカキンゼブラグロー 200gはどう動いているのだろうか。
水中の状況がつかめないまま続けていると、ゴゴンっと竿先が暴れた。何かが釣れたらしい。
流されながらも巻いてくると、水面からスミヤキが顔を出した。
タモに入れるか躊躇する。昨年スミヤキにタモを破られた記憶がよぎったからだ。
この状況では、今後釣れる保証はない。ええいままよとタモを差し出した。
がしかし、タモにアンカーロープが引っかかってしまい、方向を変えたタモがティーバッティングのようにスミヤキを打ち返してしまった。
フライングパイレーツとしまえん、よろしく。戻ってきたスミヤキはカヤックにぶち当たる。勢いでフックは外れてしまった。
泳げるのか見ていると、スミヤキは海面をクルクル回っている。
タモを差し出すがギリギリ届かない。そうこうしているうちにスミヤキは潜っていってしまった。
だいぶ流された。そのままもう一度落としてみる。
水深160mの場所だが、200mラインが出てしまった。パドリングで真上をキープしているはずだが。底に速い潮でもあるのだろうか。
250mを越える。何かがおかしい。
試しに落とすのをやめてみる。グーッとラインが引っ張られる。根がかりだろうか。
巻いてみると巻ける。山立てしてみるがカヤックは流れていない。重いが巻ける。
これは、バラムツかサメだろうか。引くといっても、グーッとゆっくり引っ張るような感じだ。何かはついてる。
巻けることは巻けるので頑張ってみようとした刹那、フッと軽くなってしまった。
切れた箇所を確認するとナイフで切られたような。スミヤキだろうか。
お気に入りジグをロストしてしまいへこむ。
そうこうしているうちに強風が吹いてきた。
かなり残念だが納竿とした。

やっぱり潮が速い2日目

日の出を待って離岸する。
最近は波が穏やかなので、特に苦労することはない。
沖で魚探やらを準備していると、結構な速さで流されているのに気づいた。
昨日と同じである。
いや、場所によっては昨日より速い。1.5ノットほどの場合もある。
これは困ったなと、とりあえず深場を目指す。
300gのジグを持ってきた。今日はいけるか。
昨日よりは楽だが、反応はない。周りの餌釣りの方も釣れてないようだ。
下げ潮に変わったタイミングで、潮が緩くなった。
見逃さずゼスタ スローエモーション フレア アカキンゼブラグロー 200gに変える。
丁寧にシャクると強めのアタリがあった。
水深290m。かなり深いところからゆっくりゆっくり巻き上げる。
途中暴れることがあるものの、手応えはアカムツではない。

クロシビカマス。

食べやすい大きさのスミヤキ。
昨日の教訓を活かし、スムーズにタモに入れる。
とりあえずお土産を確保した。

荒れるもアンカーが効き始める

風が吹いてきた。アンカーを入れる。
少し風浪が出てきたが、そのおかげか丁度いい速度で流れるようになった。
シーフロアコントロール クランキー ゴールドレッドゼブラグロー 200gに変える。
水深280mで上げてフォールを繰り返すと。ゴツゴツとアタリ。
暴れもせず巻き上げると、ドンコがあがってきた。

どんこ。

スミヤキにやられる

今日はこいつをなめろうにでもしてやろうか。などとドンコを見ながら血抜きをする。
そうしているうちに、風が強くなってきた。いつもより少し沖でやっているので、早めに沖上がりの準備をしはじめる。
魚探やジグを外し、さて最後にドンコをと見ると、バケツに水がない。血抜きしていたはずだが。
とりあえず時間が無いのでドンコをクーラーに放り投げ、バケツを片付けようとすると、バケツの底から水がチョロチョロと出ているのが見えた。
なんだろうかと覗いてみると、ナイフの先で切りつけられたかのような後が、数箇所。
どれも等間隔で2本づつ。
おそらく血抜きしていていたスミヤキの歯。そいつがバケツに触ったのだ。
なんという切れ味か。
ジグはやられる、バケツもやられる。
タチウオとスミヤキ。どちらが強いのだろうかと思いながら納竿とした。

タックル

タイドグラフ

タイドグラフ。

タイドグラフ。

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