ドライスーツの時期になりました。どうも何某です。こんばんは。
なんだか、ドライスーツに穴が開いてるんじゃないか疑惑があります。
悩んだけど
枕元のスマホを取り天気予報を見る。波が高そうな予報だ。
夜明けまでは1時間ほど。さて、どうするか。
そこまで寒くはないが、やはり波が気になる。
海に行ってみることにした。
「ちょっと波高いよねぇ。」
真っ暗な浜辺で様子を見ていると知人達に声をかけられた。
出る気満々でSUPを膨らませている。
SUPなら余裕だろうが、カヤックはちょっと厳しいか。
出れるけど帰りがなと。悩む。
戻るまでに落ち着く予報では、今のところない。
しかたなしと、SUPを取りに戻った。
少し遅れるも関係なく渋い
日の出から30分ほど遅れて沖に出た。
やはりSUPだと楽に出れる。
振り向くとカヤックの方が離岸の準備をしていた。波がおさまるのを待っているらしい。
魚探を見ながら知人達の元に向かう。
はてさて。全く反応が無いがどうだろうか。
聞いて回ると釣れてる方はいないとのこと。
タイラバをとりあえず落とす。
だいぶ潮が速いようだ。底はとれているので問題はない。
がしかし、1時間ほど巻いては落としを繰り返すが反応は無い。
なんとなく浜を見ると、先程のカヤックの方は諦めて片付け始めたようだ。
スーパーライトジギング
スーパーライトジギングをひさぶりにやってみる。
シーフロアコントロール タイニークランキー ゴールドレッド 60gを落とす。
小さいのにいい動きだ。
がしかし、ロッドがちょっとあってないか。潮が速いのもあって、曲がりっぱなしである。
よくよく考えればマイクロジギング用のロッド。60gは重いらしい。
マイクロジギングだの、スーパーライトだの、種類が増えて定義がわからない。
新しい波に乗れてない。老害というのに私もなりつつあるのだろう。
まぁ、ロッドを上下するだけでクランキーは動く。曲がりっぱなしでもなんとかなるか。
小さい群れが魚探に映った水深にジグを合わせる。
フォールでコツンと手応えのあと、走り回る。イナダだろうか。
結構走るな。
や、結構走るな。
ロッドが柔らかすぎて、なかなかあがらない。
あろうことか、サバ。
あの引きはなんだったのか。
高速移動のSUPをサポート
知人達と合流すると、いいサイズのアジとイナダが釣れたらしい。
がしかし、全体的にやはり渋いと。
納竿しようかなと迷っていると、「フォールで食った!」の声。
振り向くと、食いあげているらしく、電動リールの巻き上げに追いついてない。
やっと巻き上げが追いついのかなと見ていると、どんどんSUPが離れて行く。
『もしかして引っ張られてます?』
「なんかおかしいよね。」と他の方も見ている。潮上にSUPが向かっていっているように見える。
当の本人は「よくわかんないけど、あがってくるよ。」と呑気に巻き上げてるが、明らかにSUPが高速で引っ張られている。
マグロかブリか、などとこちらは盛り上がるが、一人がタモが小さすぎることに気づく。
ブリサイズがあがったとすれば、取り込めない。
取り込めるタモを持っているのは私しかいなかったので、急いでジグを回収してサポートに向かった。
「うわっ!なんだこりゃ!?でけぇ!!」
途中叫び声が聞こえる。
「サワラだっ!どうしよう!?」
『タモあるんで取り込みますよ。』と声をかけながら回り込むと、ギャフでサワラの頭を力一杯叩いていた。
そういえば、この人は前回サワラ釣ったときもギャフで叩いて取り込んでいたな。
1m近いサワラの旋回にあわせ、タモに入れて渡した。
満面の笑みでSUPに引き上げる。
「クーラーに入らないからこれあげるよ。」とメガサイズのアジをいただいた。これは美味しそうだ。
もう満足だと、サワラをナイフで切り刻みクーラーに押し込んで、笑顔で帰っていった。ワイルドである。
あわせて私も納竿とした。