大掃除で釣具を整理しました。どうも何某です。こんばんは。
なぜか40号のオモリが30個くらい出てきました。
整理していないと無駄な買い物が多くなります。
俺の前で拝むな
ヨガを終え、目の前で静かに合掌する嫁に驚いた私は、急いでソファから立ち上がり手を差し出す。
「えっ?」
手を繋ぎ、リビングの壁に沿って歩く。
何をやらされてるんだと戸惑う嫁。
ここか。や、まだか。まさかもう一週くるのか。今日は大サービスだな。
リビングをもう一週しようとする私に驚き、嫁は手を振り払った。
ここだ。受け身を取る準備をする。
「何?何なの?」
嫁は、こいつはどういう意図でリビングをグルグル回ろうとしているのかと、必死で考えてるようだ。
『拝み渡りでしょ?』
「何が?」
『何が?人生でしょ?』
「。。。何が?」
ヨガマットの上に行き、嫁の前にお辞儀する。
『決めちゃってよ。』
「何が?」
『人生でしょ?』
「なんなのよ。何したいのか言ってよ。」
『何コラタココラ。念仏パワーボムに決まってるでしょうが。フィニッシュ。ほら。合掌して。』
「何?またプロレスの話?」
これはやるまで終わらないな。という顔をしながら教えられたように合掌をし抱え込む嫁。仕掛けてきたのはテメエだろうが、エー、コラ、エーの私。
往年の馬場正平よろしく。ゆっくりと、頭がツームストンパイルドライバーの形でヨガマットにめり込む。
『ジ・アンダーテイカーじゃん。』
「何が?」
イナダとカワハギの味が忘れられない
肝パンのカワハギが美味いのはもちろんだが、 先週釣ったイナダの脂が凄かった。
また食べたいと嫁が言うので、今日も先週と同じポイントへ。
今日は船団がいないようなので、まずは青物狙い。
魚探に反応があるのでジグを落とす。
いつものようにXesta スローエモーション フレア ブルピンシャンパンゴールド 150gから。
水深80m。早巻きしていると、下から20mほどで何かが触った。
緩急をつけながらワンピッチすると、グッとロッドが曲がる。アワセを入れると、青物の引きだが少し弱い。一般的なイナダサイズだろう。
ポンピングするほどでもないので、ゆっくり巻いていると、ドンッ、ドスッ、ゴッっというような手応えが次々来る。
おかしいな。イナダではないのだろうか。
などと思っていると、竿先が跳ね上がった。バレたかと思いながら糸フケを取ると、今度はグーッと竿先が曲がっていく。
重いが、なんだか変だ。不思議な手応えを感じながら巻き上げると、海面に見えるイナダ2匹。ダブルヒットか。
取り込もうとすると、1匹しかタモに入らず、もう1匹、スレがかりのほうのイナダは逃げていってしまった。
1投目から幸先良い。
がしかし、脂はノッてなさそうだ。リリースするか迷ったが、とりあえずキープする。
体験したことの無いお祭り騒ぎ
まだSUPの下にイナダがいるようなので、ジグを落としてみる。
早巻きすると、ドンッっと竿先が入った。アワセを入れると、先程と同じ用にドンッ、ドスッ、ゴッっというような手応えが次々来る。
何が起きているのかと思っていると、フッと軽くなってしまった。
がしかし、手応えが無くなるやすぐ、ドンっと再びワンピッチ後にバイト。
直後にまたあの手応え。そして、その後重くなる。
寄せながら魚探を見ると、魚影が濃くなっていた。
もしや、イナダのやる気が凄いのだろうか。
あがってくるイナダ。今回もダブルヒットだが、両方スレがかりのようだ。
タモに入れるのを手間取っていると、両方バラしてしまった。
すぐさま投入。するとまたしても同じようにダブルヒット。
1匹取り込めたがどうにも小さい。
リリースして再度投入。上はイナダだけなので、ボトム付近を狙うつもりだ。
がしかし、今度は落ちていかない。
フックアウトしては食ってを繰り返す。またしても、スレ掛かりのダブル。
急いで再度投入も同じ目にあってしまう。
結局、サイズアップはここで見込めそうもないうえ、4投で全てダブルヒット、8匹も入れ食いになってしまい、腕がパンパンになってしまったので、カワハギに移動することにした。
今日のカワハギもパターンが違う
カワハギのポイントに戻ると、顔見知りの方がいた。釣果を聞くとまだらしい。
一緒にやってみるも、どちらも反応が無い。
餌が取られはじめたのでチャンスかなと、先週と同じように竿を動かすのを止めないパターンを試してみる。
がしかし、今度は餌も取られなくなってしまった。
イナダと違ってカワハギの食い気は無いのだろうか。
もう諦めて誘いを入れず、流しながら底を取るくらいでやってみた。
すると、ガッっとアタリ。
あわせると、コンコンコンっとカワハギ特有の引きだ。
慎重に寄せる。
少しサイズは小さいが腹はパンパンに膨らんでいる。
一息ついて、再度流す。
アタリが出るまで待つ。
がしかし、大きく底取りすると食ってこないようだ。
底スレスレを引きずるようにすると、アタリがあるがのらない。
岩にオモリが当たる感じも混ざり、空アワセが続く。
難しい。難しすぎる。
パターンを掴む
しばらく諦めないでやっていると、魚のアタリがわかるようになってきた。
硬い手応えに力強くアワセる。
今度は岩ではない。間違いないカワハギだ。
底に着くか着かないかの位置を動かさずいるのが今日は良いようだ。
オモリが当たるとアタリが遠のくので。何もせず待つ。
とにかく仕掛けを動かさないのが今日はよい。
ガツンとアタリに即アワセ。
全部一番下のハリだ。
その後、もう1枚同じパターンで追加。これも一番下のハリ。
続けるか悩んだが、十分釣ったのでここで納竿とした。
嫁に褒められる
「やるじゃないか。パタパタしてるのだね。」
パタパタとは。ヒレのことを言っているのだろうか。
嫁に大量の肝を見せる。
「肝あえも作れるんじゃないの。凄い量だ。」
鼻息荒くヨガマットを敷き始める嫁。
「夜のためにヨガしますよ。運動。カロリー消費しないとですからね。」
そんなに楽しみにしているのか。
ポクポクしている嫁を見ていると、私もポクポクしてきた。
タックル
ジギング
- ロッド: アルファタックル クレイジージギングシャフト S63M
- リール: アブガルシア オーシャンフィールド 5000
- ライン: よつあみ エックスブレイド スーパージグマン X4 2号/30lb
- リーダ: クレハ シーガー船ハリス 7号
カワハギ
- ロッド: プロマリン 極仙カワハギ 180M
- リール: アブガルシア レボ ソルティーステージ LJ-3
- ライン: シマノ タナトル4 1.5号