暑いですね。どうも何某です。こんにちは。
連日の台風で釣りになかなか行けなくて。天気予報とにらめっこです。
ドラグが利かない
先日、メンテナンスって大事だと思った話。でも書いたのですが、現場でリールのドラグが全く利かないという状態になりました。
アブガルシア Salty Stage REVO LJ-3の最大ドラグ値が、カタログ値6.5kgのところ1.6kgしかかかりませんでした。
購入して3年ほどなのですが、一度もメンテナンスしてません。
これはまずいなということで、今回メンテナンスすることにしました。
ドラグが利かない理由
先日、釣具屋で年1回はドラググリスを塗り直さないとドラグが利かなくなるという話を聞きました。
要は汚れなり、グリスが多かったりとかすると、それが原因で滑ってしまうと。
軽く開けてみると、全体的にグリスがべったりと付いておりました。
肝心のドラグ部分の画像を取り忘れてしまいました。
画像では意外と綺麗に見えますが、全体的に必要以上のグリスが塗られており、そのグリスが真っ黒に汚れていたり、沈の時に入ったと思われる砂もあったりしました。
ドラグも全体的にグリスでベッタベタです。
これが滑る原因になっているようです。
普段のメンテナンスについて
普段の釣行後にどうやってメンテナンスしているかです。
ドラグなどは全て締めた状態になります。
1. 薄めたソルトアウェイで表面の塩を洗い流す
マイボート乗りの方から船外機の洗浄に使うソルトアウェイで道具を洗うと良いよと教えていただき、それ以来使用しています。
実際効果があるか無いかですが、よくわかってはないですが、なんとなく使い続けています。
これをかけたあと、シャワーで洗い流します。取説によれば放置してもいいし、すぐ洗い流してもよいとのことですが、そのままにしておくとベタベタするので流してます。
2. 水中でハンドルを回す
バケツに水をためて、水中でハンドルをクルクルと回します。
昔にミラクルジム氏がそれで問題無いと言ってたのでやっていますが、それ以降、沈したリールも塩でガチガチになったとか無いので、そのまま続けています。
終わった後は再度シャワーで流して、拭き上げて風通しの良い日陰で乾燥させます。
乾燥時は必ずリールの上下逆さまにせず置くことで、下から水が抜けます。だいたいそんな作りになっているらしいので。
3. 保管は密閉しない
昔からケースに入れる習慣もないのですが、丁寧にケースに入れて保管していると、湿気でやられてしまうことがあるとの話を聞きまして、窓際を避けて密閉しないようにして保管しています。
ベイトリールのメンテナンス
ドラググリス
使用箇所別推奨グリス・オイル早見表 | シマノカスタマーセンター | SHIMANO
こちらを参考に購入しました。
部品No.と商品名があって、リニューアル前後とかなんとかで、ややこしいです。
まぁまぁの値段する気もしますが、使い切るには相当な頻度でメンテナンスしないといけないので、そう考えるとコスパ良いです。
今回はアブガルシアのリールですが、結果見るとこれで問題なかったです。
スピニングリール、海用スピニングリールのドラググリスはそれぞれ違うので注意です。
グリス
基本的に海のカヤック、SUPで使う場合はオイルは使わず、グリスのみです。
理由としては沈したり水かぶることが多いので、オイルだとすぐ流れてしまうからです。
ベアリング洗浄 & グリス注入
ベアリングの洗浄とグリス注入をするツールです。
一度使うと手放せなくなります。
釣りの場合はシールドベアリングが多いとは思うのですが、グリス圧入はこれ無しだと面倒です。
パーツクリーナー
ホームセンターに安く売ってるパーツクリーナーで大丈夫だと思います。樹脂とかにも使えるもので。
メンテナンス方法
やり始めたら画像取るの忘れて没頭してしまいました。
構造は違えど手順としては一緒で、分解、洗浄、グリスアップ、組み立てになります。
最初は安いリールや、使ってないリールで練習するといいと思います。
個人的なコツとして以下があります。
分解図を用意する
- 組み立て後に謎のパーツが残った時に必要。
パーツの向き、ネジの場所などをメモしておく
- 分解図に直接書くでも良し。
- 微妙に反っていたり、長さが違うなどある。
- 微粘着シートに番号を振ってパーツを置いて、分解図の番号とあわせたりする。
低粘度グリスを接着剤代わりにパーツをつける
- すぐ落ちたりすることがあるので、グリスを接着剤代わりにして落ちにくくする。
なんか気になったらすぐ画像で残す
- アブガルシア Salty Stage REVO LJ-3はパーツがネジ止めなっていて組みやすいので撮らなくても問題なかったですが、通常は残しておいたほうが分解図で読み解けない部分もなるのでやったほうがいい。
飛びそうなパーツは透明な袋の中で作業する
- 不器用なのでパーツ飛んでいって紛失対策。
- バネとか、スナップリングとかすぐ見失うので。
- カバー開けた途端に何かが飛んでいったりする。
- なんか他にいい方法があればいいな。
肝心のドラググリスに関してですが、しっかりとパーツクリーナーで汚れを落としてから、カーボンシートに薄く伸ばしてつける感じでいいようです。
つけすぎると利きづらくなるらしいので、薄く薄くだそう。
メンテナンス結果
1.6kg => 5.0kgになりました。
カヤックでは2.0kg、船でも4.0kg出せれば使い物になるはずなので、及第点だと思います。
実際はメーカーに年1回はオーバーホールお願いしたほうがいいらしいですが、大物狙いの釣りのタックル意外は自分でメンテナンス出来る範囲で大丈夫そうなので、このくらいのスコアが出せるのであれば今後も自分でメンテナンスしていきたいと思います。
以上です。