【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

嫁に真鯛を釣らせたかった話。

秋になったらアオリっすよ。どうも何某です。

そう言って教えられたポイントに週末行ってみようと思ってます。初めての出艇場所なので緊張です。

船。

ビッグマウス

「あたしはね、これは旦那の船で真鯛を釣れってことだと思ったね。」

何言ってんだこいつと思った。
前回の鯛ラバ船での空振りを、必死に振り逃げにしようとしている嫁の姿にボートをレンタルしてみたわけである。

「前回で勉強したからね。200%釣る自信があるよ。」

200%だこの野郎。やってみろよ安生。
前田日明よろしく、本物のバーリトゥードを教えるべく相模湾へ船出した。

幸先よし

毎回知らない海域で苦戦していた私は、今回はホームサーフまで行くことにした。結構な遠出である。
がしかし、無風ベタ凪の状態では結構な速度が出せるため、思ったより時間がかからず到着。
ところがどうだ。ライト五目船らしき船が何隻もいるではないか。
SUPの方々は何人かいるようだが、何故か今日は少ないらしい。だからなのか、数えてみると5隻もいる。そのうち2隻は魚探をかけた後、仕掛けを降ろさずに去っていってしまった。
なんとなく悪い予感がする。船宿の釣果と見比べていると、ホームに来る時はだいたい釣果が悪い気がするからだ。まだ8時前だというのに、こんなに来ているとは。
とりあえず空いているポイントをドテラで流す。
嫁は緊張しながらタイラバを落とした。それを横目に見ながらジグを取り付け私も釣り始めることに。
あまり潮は動いていないようだ。
水深40mにトウキチロウ80gが着底。その刹那ガツンとアタリがあった。即アワセで巻き上げる。
嫁は一投目でのアタリに驚きを隠せていない。
「流石に何年も通ってると違うね。」などと興奮している。

ホウボウ。

上がってきたのはホウボウ。
「ホーボー。」と鳴く姿を見て嫁は「本当に鳴くんだ!」と更に興奮しているようだ。
腕まくりをし、一気にスイッチが入った。

放置で釣る

最近私の中で試行錯誤している釣り方がある。
どうやら、ボーズレスのジグを放置して根魚を釣るという手法があるらしい。
確かに良く動くジグなので、船の上下だけで勝手にアクションがつくのだろう。
底をズルズルと引きながら、うねりに乗ったタイミングで持ち上がり、自動でフォール。本当にこれで釣れるのだろうか。
すると、ブルブルと魚信が手元に来た。巻き上げると煮付けサイズのマハタだ。

マハタ。

未だ釣れていない嫁は羨ましそうに見ている。
『ホームですから。』とマハタを突き出し自慢した。

失神

それから1時間ほど何度も流すもアタリは無い。
SUPの方もいなくなったので、熟知したポイントへ移動し流す。がしかし、これも不発。
釣船が何度も来るが、仕掛けを落として数分で移動してしまう。これは厳しいか。
試行錯誤していると嫁が、「ごめん。ちょっと休む。」と座り込みいきなり眠ってしまった。
最近の残業続きの疲れと、酔いどめの薬のせいで、一気に睡魔が来てしまったようだ。
完全に気絶である。
まるで安生洋二に殴られた前田日明を再現したかのような光景。
どうにも困ったので、一路、中深場へ船は移動した。

中深場も空振り

中深海で1時間ほどあの手この手を試す。
しかし全く反応は無い。
ならばと、いつもは遠くて行けない場所へ移動する。
カヤックなら1時間くらいはかかるかもしれない。
水深200mへ向けてドキドキしながらジグを落としている途中で、背後に気配を感じた。
もしや安生。ではなかった。
振り向くと嫁がせっせと鯛ラバを付け替えていた。

「150gでいけるのかい?」

『いや。。。無理だから移動しよう。。。』

嫁が爆釣する

なんとか嫁に釣らせなければ。
ホームで粘るのか、マリーナ付近の漁礁をひたすら攻めるのか。
結局、漁礁を攻める選択をした。
反応はボチボチというところ。
鯛ラバを落とし続ける嫁に待望のアタリが。巻き上げるとサバフグ。

「ピロピロしたのが食われてるよ。まいったね。」

ネクタイを急いで交換する嫁。大丈夫。大量に作ってきた。まだまだネクタイは残っている。
落とし直すと再度アタリが。

「こりゃフグだね。」

完全にフグのアタリを把握した嫁。再度ネクタイが食われている。急いで交換。
前回の駿河湾で習得したキャストを織り交ぜタイラバを落とす。
なんとか一匹と祈るような思いでいると、今日一番のアタリが。
嫁のロッドが満月に曲がる。ラインがズルズルと出ていく。

「真鯛じゃないけどデカイんじゃない!?」

叫ぶ嫁に、『大丈夫ゆっくりゆっくり。』と声をかける。
これはイナダかもな。などと思いながら見ていると、「ぬぁ!?なんかいっぱいいる!?」と嫁が叫ぶ。
覗き込むと、50cmほどのバカでかいサバフグがあがってきており、そのまわりを同じくらいのサバフグが取り囲んでいるのだ。
「その者青き衣をまといて金色の野に降り立つべし。」
そんな言葉が何故か浮かぶ。
取り込んだサバフグを見た嫁が「フグばっかりじゃん!」とご立腹である。
あまりにも大きいので膨らんだフグを顔の横に持ってきて写真でもと思ったが、フグ以上に怒りで膨らんだ嫁にひるんだ私は急いでリリースした。
その後も時間まで延々とフグの猛攻が続いた。

ほかは釣れていたらしい

マリーナに戻りうなだれながら精算をしていると、「いっぱい釣れました?」とスタッフの方に聞かれる。
『いや。。。ダメでした。。。』と顔を曇らせる。

「他の方々はアマダイとかイナダとか大漁だったみたいですけどねぇ。懲りずにまた来てくださいよ。」

すると、雑談していた方々が釣果を自慢をしてきたので『エサですか?』と尋ねてみた。

「オキアミだなぁ。ん?タイラバ?聞いたことないな。ルアーか?釣れんの?」

『いやぁ。。。』

「これだけエサ漂っているとこでルアーは釣れないだろ。エサでやったほうが良いと思うけどな。」

『そうっすよね。』とうなだれたまま挨拶をして後にした。

釣らせられなくて申し訳ないと嫁に謝ると、

「またすぐ来ようよ。通わないとポイントもわからないし、あたしも上手くならないから。次は釣れそうな気がするよ。」

気を使わせてしまった。
UWFだって2期があったじゃないか。なんならリングスだってあるんだよ。そう慰められた気がした。
帰宅途中の釣具屋に寄り、増税前にロッドを買おうと思ったのだが、これではしばらく買えない。
なんとしても早く釣らせなければ、計画が頓挫してしまう。
次回こそ必ずと強く誓った。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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