【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

毎度の気絶の原因がわかった話。

めちゃくちゃクロマグロ釣れてるみたい。どうも何某です。こんばんは。

道具はある。あとは行くだけ。

の状態なんですが、なかなか誘ってもクロマグロやろうって人が周りに出てこないですね。
仕立てが多いから1人だと困っちゃう。

今日は荒れ気味。

「飯盒すいさん。。。ですよね」

「あれでご飯炊く方法教えてよ。」

腰に左手を当てた妻が、右手をキッチンへ向けた。その先には使い古されたメスティン。

「あなた週末キンメでしょ?いない間にご飯食べようと思って。」

我が家には炊飯器が無い。そんなに米を食べることも無いので、キャンプで使っていたメスティンでいいじゃないかと、炊飯器を捨ててしまったのだ。
メスティンでもまぁまぁ美味しく炊けるので困ることはないのだが、妻は使い方がわからないのだ。
ならばと、妻をスパンキングしながら飯盒炊爨させてみる。古代ギリシャよろしく。身体に覚えさせる教育方針なのだ。

穏やかだが

平手で尻をスパンキングされた妻は怒り心頭。大荒れではあったが、こちら新島沖は朝の風がおさまった今は非常に穏やか。
あんなに怒るなんて。嘘みたいだ。嘘であってほしい。
だって、新島沖は鏡のようにベタ凪なんだもの。
海面に映る自分の顔を見ながら、「夫婦円満の秘訣ってなんだろう。。。」などと思っていると、「はい。じゃ前から行きます。どうぞー。」との船長のアナウンス。
そうだ。釣りに来たのだった。極上トロキンメを釣ってご機嫌を取ろうではないか。
最近のパイロットジグであるシーフロアコントロール Sレジェンド 900gを投入。
着底後シャクってみると、スコンッスコンッとジグが抜ける。

「駄目だなー。全然潮動かねーや。」

船長が嘆きだした。
言葉通り、朝イチから全く潮が動いてないのである。
「これはちょっと。。。どうだろう。。。」という声が聞こえてきた。さすがに潮が動かないと釣れる気がしない。

「潮動いてるところ探そう。移動します。」

早々に船長は移動を決めた。

つらい時間が続くもなんとか

700gも崖下で底取り出来る。こんな素敵な日が来るなんて。
新島キンメをやったことがある人であれば、この100g、200gの差がどれだけ楽になるかわかるはず。
と、普段なら喜ぶところではあるが、全く釣れないのである。
軽いジグで喜ぶのは釣れててこそ。

「ちょっと潮流れてきたかな?時間無いから、もう1回移動します。」

船長の再度の決断。
ゼスタ スローエモーション フレア 700gから、再度シーフロアコントロール Sレジェンド 900gに戻した。
他の方はまだ700gでいくらしい。
移動後の流しの着底で、バタバタと釣れ始める。900gでは重かっただろうか。
崖下にジグを落とすと、700gの方々は底が取れないと言い始めた。よし、予想通り。
がしかし、ジグを変えた私1人だけ底を取るも、この流しは釣れず。
次の流しで、他の方々もジグを重くしたようだ。
着底後、バタバタと釣れ始める。それに続けと私の竿先も暴れた。

なんとか。

今日は全体的にサイズが小さいらしい。私のキンメも本日のアベレージに揃ってしまった。

いつも気絶しそうになる理由

実は今回、酔い止めの種類を変えた。
理由としては、毎度飲んでるアネロンが強すぎるんじゃないか。そのせいで、釣りの最中に睡魔に襲われて気絶してるのではないかと思ったからだ。
出港時の前にはこれまで通りアネロンを服用するが、釣りの最中に追い酔い止めする時にはアネロンではなく、眠くなりにくいトラベルミンRを服用したのだ。
結果、これが良かったようで、快適に過ごすことが出来た。とはいえ、本日はベタ凪ではあったが。
追いアネロンは強すぎる。次からも今回のパターンで行こう。

メスティンは難しい

「今日も無事に帰ってきたね。」

ビールを片手に妻が迎えてくれる。
「メスティンは上手く使えたかい?」と聞きながらキッチンに向かうと、コンビニのレトルトごはんのパックが置いてあった。
さては、面倒になってコンビニ行きやがったな。

「メスティンが難しくてね。ごはん買ってきてしまいました。」

「お、やってはみたんだね。」

「何を?」

「飯盒炊爨。」

ソファから立ち上がった妻は、私の前に立ちはだかり、「やってないのよ。」と胸を張って言った。
どういうつもりなのだろうか。
前回のキンメを塩麹に漬けて冷凍しておいたので、それを焼きながら、再度メスティンを使ってみせることにした。

トロキンメ丼。

「どうだい。美味しく炊けてるだろう。キンメは塩麹だからちょっと焦げてるけど。またそこが美味しいでしょ。」

ホムホムと口を鳴らしながら米とキンメを頬張る妻。まるでハムスターのよう。
「ほら、簡単だろう。ちょっとした手間でぇ。。。」と喋り始めた私を片手で制し、ホムホムと頬張る。
喉元過ぎたあたりでビールをグビーっと流し込み、「ほら、やっぱりあなたが炊くと美味しいじゃない。レトルトはやっぱりダメだね。」と言い放った。
なんだこいつ。と思いながら見ていると、新しいビールを冷蔵庫から取り出した妻は、「ほら、見て。永ちゃんのCM。プレモルの。ほら。」と言いながらクルクルと回り続けた。
ますます、なんだこいつ。とは思ったものの。まぁ、楽しそうだから良いか。と、私は残ったトロキンメ丼をかきこむのであった。

タックル

〜900g

900g〜

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