【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

マダコは買うと高いので釣りに行った話。

SUPで遊んでたらパドル折れました。どうも何某です。こんにちは。

5年以上前のパドルといっても、前触れなく折れるんですね。
沖で折れていたらと思うとゾッとします。

今日はタコ釣りの遠征の話です。
意外と何処にでもいてジグとかでも釣れたりもするんですが、漁業権や禁漁期間やら体調制限あったりと、いろいろと厳しいので、うっかり密漁で捕まらないように釣り場のルールをしっかり調べてから釣りましょう。

触手が良い。

遠征する

私のような北の田舎者がタコを買うのは、正月などのめでたい時か、仲間で集まってたこ焼きパーティーなどと言われる祭りをしようと思った時、もしくは真夜中にマンションの外壁に1時間もタコを投げつけようと思った時くらいである。なぜなら高いからだ。
足1本で700円〜とかである。庶民にはなかなか買えない。
スーパーでタコを大量に購入している方を見ると、『タコをぶつけ合う奇祭でも開催するつもりか、相当恨んでる人がいるかだろうなぁ?』などと思ってしまうほどだ。
そんな話で以前釣り仲間と盛り上がっていたのだが、それきっかけで誘われたタコ釣りに深夜向かう。
大昔にショアからブリを狙っていて、ものすごい大きいミズダコが釣れてしまったことがあったが、ターゲットとしてタコを狙うのは初めてである。
オリンピックの影響で道路が混む混まないの話があったが、少なからず今夜に限っては、東京方面に向かうことがなければ影響が無さそうだ。
実は昨年、嫁とSUPでも乗りながらのんびりタコ釣りをしようと仕掛けは購入していたのだが、タコを釣るという行為がどうやら漁業権の関係でかなり厳しいらしく、釣れる場所が限られることを知り見送っていたのだ。
釣り仲間にそのことを話すと、漁業権が無い場所を知っているので一緒に行きましょうとのこと。
それはそれは、ありがたいと向かったのだ。
駐車場へ着くと、ほぼ同じくして釣り仲間達が到着した。
平日の夜明け前は我々しかいないが、週末は海水浴客やBBQなどで激混みするとのこと。無職で良かった。

シーバスもやりたい

昨夜、確かシーバスタックル一式があったはずと昔の荷物を引っ張り出した。
すると出てきたのは、海用にカスタムした左巻きの初代スコーピオン アンタレス。20年程前のリールだ。これ以降はスコーピオンの名は外れた気がする。
動くのかと触ってみると、ちょっと動きがおかしい。最低15年は触ってないだろうから、その間メンテしてないことになる。
まぁAvetがあるからリールはなんとかなるかとロッドを探すが、オフショア用のベイトのシーバスロッドが見つからない。
ショアからベイトで投げたいと購入した、マニアックなテンリュウのベイトロッドはあったのだが。長すぎてカヤックでは使えない。
その代わりか、大昔に購入したルアーがいくつか出てきた。捨てたと思っていたが、いくつか残していたようだ。
とりあえず、フックを交換し、エギングロッドを代用で持っていくことにした。
20年以上前のシーバスロッドに比べたら、おそらく今のエギングロッドのほうが格段に良い気がする。

「タコって一日中釣れますよ。」

その言葉で少し気が楽になる。シーバスやらマゴチも狙えるとあって、何からやろうかと悩んでいたのだ。
準備が大変だったので、シーバスはやりたいが、タコが本命なので釣っては帰りたい。
タコのポイントの手前に橋脚があるので、そこでシーバスをやってから私は向かうことにした。

懐かしいルアーを投げる

ima sasuke SS-95 マコイワシを橋脚の奥にキャストする。
魚探で深さは5mと把握しているので、カウントを変更しながら繰り返し投げ、全レンジを探る。
未だにsasukeは売っているのを見かけるので、20年程前と変わらず釣れるルアーなはずだ。
がしかし反応はない。ベイトは濃く映ってはいるのだが。
20年程前に絶対的な信頼をしていたMaria マールアミーゴに交換し、橋脚の奥へ向けてフルキャストする。
これで数え切れないほどのシーバスを釣り上げたのだ。時代は変わっても信頼出来るルアーなはず。
がしかし反応はない。ボイルもない。ここにはシーバスはいないのではないだろうか。
少し前にホームでシーバスがチェイスしているのを見て購入したジャンプライズ ポポペン95F レンズキャンディーグローベリーを投げる。
期待せずにドッグウォークさせていると、プラグに向かってボコンッ、ボコンッと小さいボイル。がしかし乗らない。
その後もしばらく投げるが、結局シーバスの姿は見れなかった。

思ったより釣れる

シーバスは諦め本命のタコを狙う。
ヒラヒラとしたテープがたくさんついた集魚の1mほど下にタコエギ、マルシン漁具 クラーケン キラー TYPE2 イエロー 3.5号CROSS FACTOR サイコ オクトパス DX ピンクゼブラグロー 3.5号の2個を取り付けた。オモリは30号。
すでに釣り仲間は1杯釣り上げてたとのこと。
期待に胸躍るが、こちらのタコエギに反応はない。最後の1杯を釣り上げられたのだろうか。

「ここってシンプルな仕掛けのほうが反応良いですよ。」

とのアドバイスに従い、これでもかとフワッフワしていた集魚を外してみた一投目。
着底して2回ほど誘い聞きあげてみると、竿があがらない。
慌てて竿先をあげながら力強く巻き上げた。タコエギだけとは重さが違う。これは期待できる。
テンションが緩むとすぐ外れてしまうため、注意しつつあげてくる。

1杯目。

思わずガッツポーズが出る。
一息つく暇もなく、タコが逃げ始める。ヤバいと慌てて掴むも、ピッタリとカヤックに張り付いて剥がれない。
ウナギのようにスルスルと逃げつつ、足漕ぎフィンの差込口の隙間に1本、また1本と足を入れ始めた。
まさかこの隙間から逃げれたりするのだろうか。などと疑問に思っていると

「網の隙間通って逃げれるので油断しないでくださいね。」

との声。

『えっ?この頭も!?』

「頭も。全部すり抜けますよ。」

タモ網の隙間抜けるってことは、この隙間も危ない。
慌てて頭を押さえつけ、目の間にハサミを刺して締める。
事前に締め方を学んでいてよかった。がしかし、タコは9個も脳があるらしく、足の付根の8個の脳を締めないと全ての足の動きが止まらないらしい。状況を見ると残り半分は締まっていないようだ。左腕に絡みつき吸盤をこれでもかと吸い付けてくる。
肌触りといい、吸盤の感じといい、ちょっと躊躇してしまう感じだ。

炎天下のタコラッシュ

30分ほどいろいろ試すが、私のタコエギに反応は無い。
いい加減疲れたなと、細かくタタクのをやめて、トンッ、トンッと海底をゆっくりノックするような誘いに変え休みつつ釣る。
すると、もっさりとしたアタリが。

2杯目。

もしかすると、この程度の誘いでいいのだろうか。
少し続けると、同じように重さが加わる。

3杯目。

初めてで3杯釣れれば上出来ではないだろうか。
気分良くしていると、移動するのだと言う。
さきほどとは違って、こちらは河口だからか流れがあるようだ。
試しにズル引きしてみる。

4杯目。

ズル引きでも釣れるようだ。意外とアクションさせなくてもよいのだな。

心地よくなってくる

日が昇り、すっかりオジサンの我々には厳しい時間帯となってきた。
日陰に移動する。
その一投目。落パクで釣れる。

5杯目。

大きい。今日イチのサイズだ。とはいっても500gくらいだろうが。
続いてズル引きで1杯追加する。

6杯目。

ここまでくると、締めるのも慣れたもので、ハサミを躊躇なく眉間に当てる。
がしかし、待てよと思いとどまる。
左手にまとわりつく触手と吸い付く吸盤の感覚が心地よい。
もしかするとこれは。新境地にいけるのでは。
妖獣教室よろしく。委ねてみるか。いっそ、委ねてみるか。
ウネウネと艶かしくうごめくタコを眺めながら、妙な高揚感を感じ、海パンに手をかける。
淫獣学園よろしく。よろしくぅ。と気持ちが入りはじめたところに、「また釣ったんですか?」の声。
一瞬、CV: 朝岡実嶺 で耳に入ってきたが、よくみると声をかけてきたのは釣り仲間だった。
いけない。タコあらため妖獣に取り込まれるところだった。

歴史に残るの重さ

炎天下のせいか、タコのせいか。
このままでは気が触れてしまうと、私だけマゴチを狙いにいく。
とはいえ、日がすっかり昇ってしまい、時間的には望みが薄いようだ。
繰り返しパワーシャッドを引いてくると、ゴツン、ゴツンと連続でバイトがある。がしかし乗らず。
慌てて再度キャストするも、ベールを返すの忘れてしまい、ラインブレイクしジグヘッドだけ飛んでいってしまった。
しかし暑い。リーダーを結ぶ気にもなれない。これはもう駄目だなと戻ると、釣り仲間が回収したタコエギをランカーシーバスが追ってきたようで騒いでいた。
おそらく、先程のアタリもシーバスだろう。
チャンスはありそうだが、とにかく暑い。
もう少ししたら帰りましょうかと言いながらタコエギを落とす。
着底後、すぐタコが乗った。感触でタコだとはわかってはいるが、全く竿があがらない。
力いっぱい竿先をあげる。竿がこれでもかと曲がる。

「デカイですよ!慎重に!2キロくらいありそう!」

様子を見ていた釣り仲間が興奮している。
タコエギにカエシがついてないので、安易なポンピングは出来ない。緩めれば即逃げて行くだろう。
ハンドルを回す手を休めることなく、ポンピングする。
姿が見えた。

『デカイ!デカイですよ!ん?なんだこれ?』

「すげー!見せてくださいよ!あれ?」

7杯目。

『石ですね。。。』

タコが数キロある石を抱いてあがってきた。これのせいで重かったのだ。
こんなこともあるのかとがっかりはしたが、釣果は大満足なので、これで納竿とした。

大漁を嫁に見せる喜び

「釣れたかい?たこ焼きに、たこ飯だよぅ。」

鼻息を荒くしながら、身体を繰り返しよじって出迎える嫁。
開けたクーラーボックスを覗き込む。

「うげぇ!気持ちわるぅ!」

クーラーボックスいっぱいに広がっているタコを見て悶ている。

「溶けたワラビ餅みたいだ!!気持ち悪い!!」

気持ち悪いが、たこ焼きは食べたい。たこ飯も食べたい。
そんな葛藤と苦悶の表情を浮かべる嫁を見ながら、『前田俊夫先生には感謝してもしきれないなぁ。』と思うのであった。

タックル

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

ひさぶりの観音崎でなんとか脂を釣った話。

台風来てますね。どうも何某です。こんにちは。

まぁ、世の中は良くも悪くもオリンピックですかね。

ひさぶり。

ひさぶりの遠征

釣り仲間に観音崎へ行きませんかと声をかけられた。
ゴムボートの聖地と聞いて行ったのは、SUPフィッシングを始めた頃なので5年以上前だろうか。
当時はどういう場所かよくわかっておらず、速い流れのなかアジ狙いで落としたプラビシが真横に流れて釣りになっていなかった。
昨年はカヤックフィッシングの大会が開かれており、声かけていただいたのだが、仕事が忙しく断念したので、SUP以降のリベンジとなる。
各地で観音崎をホームにしている方とお話する機会があったので、だいたいどんな感じで流すのかは把握している。ましてや、前回と違って知識もタックル、足漕ぎカヤックだってある。今回は釣りになるだろう。
オリンピックの影響がどうでるかと思ったが、特に問題なく到着。釣り仲間と合流し、準備する。
波がなく、目をつぶってでも離岸できるくらいだ。
いつもは沖でつける魚探などをあらかじめ装備して、穏やかに離岸した。

思ったのと違う状況

皆一目散に潮上に漕いでいく。できるだけ上流から流されて長時間釣りをするためらしい。
私も習って付いて行く。
タチウオのポイントだというので、実績のあるディープライナー スロースキップCX グリーンゴールド 130gを落とす。
がしかし、まったく反応がない。
周りもジグサビキなどしているようだが、釣れたという声はない。
どうやら、潮がほとんど流れていないようだ。ホームエリアのちょっと速い潮くらいのもので、これは観音崎ではかなり緩やかな日らしい。
さてどうしたものか。皆さん、ああでもないこうでもないと、移動したり仕掛けを変えたりしているが結果は出ていない。
私もと移動していると、魚探に反応が出た。おっ、これはタチウオでは。
慌ててディープライナー スロースキップCX グリーンゴールド 130gを落とす。
フォール中心で誘っていると、ゴゴッとアタリがありあわせた。
『よっしゃ。』と声が出る。待望のアタリだ。
間違いなくタチウオだと思った瞬間。フッと高切れした。

『マジか。。。』

ラインが途中でスパッと切れている。ラインを食われたか。

観音崎の洗礼とアジ

時合かと思ったが、その後もアタリもなければタチウオの魚影もない。
どうしようかと悩んでいると、次々と釣り船が沖へ向かって走っていく。
慣れているからか、我々が近くにいてもスピードもさほど緩めない。
これは見張りきっちりしないと。緊張感が増す。
邪魔をしないように、曳き波で転覆しないように気をつけながら釣りを続ける。
風が強くなってきた。足漕ぎは余裕だが、SUPの方たちは厳しいと風の影響が無いエリアに移動するらしい。
それに付いて行くと、アジのポイントなのか、貸しボートが集まってコマセを撒いている。
方向をそのポイントの下流に変更し、ジグサビキを落とす。
漂わせていると、グッと何かが乗った。
重い。これはデカイぞと慎重に巻き上げる。

アジ。

小アジがあがってきた。大物と勘違いしたのは、潮が速いからだろうか。
報告しようと周りを見ると、釣り仲間がいる辺りに船団が来ていた。
大丈夫だろうかと心配して連絡してみると、囲まれたがギリギリ逃げてきたのだという。
風が強かったので、そのまま納竿としたとのこと。
私も暑さに参ってきたため、追いかけて納竿とした。

脂の塊

予定より大幅に早く帰宅したため、嫁はまだ寝ていた。
なんだか気に食わなかったので、丁寧に肩まで布団をかけてエアコンの電源を切る。
小アジ一匹見せてもしょうがないので、適当に刺身にして缶ビールを開ける。
醤油に落とすと、脂の輪がパッと皿の縁に向かっていった。チャレンジジョイ。
口に入れると、とんでもない脂の塊。こんな小アジに、食べるところもほとんどないほどの小アジが、これほどまでに脂が乗っているとは。
味は違うが、脂の量は牛脂を口に入れたかのようだ。これは凄い。
止まらなくなり、もう一本缶ビールを開ける。

「もう帰ってきたのかい。」

気だるそうに汗だくの嫁がリビングに入ってきた。

「ふぃー。エアコンは涼しいね。タートル様様だよ。」

『ターセルね。』

「ターセル様様だよ。」

何も乗ってない皿と醤油をチラ見して、何かを察したようだが「無事に帰ってきてくれてよかったよ。シャワー浴びるよ。エアコンつけてなくて汗だくなのさ。」と出ていってしまった。

『次はちゃんと釣ってきますからー。』

「うぃー。」

なんだか申し訳ない気がしてきて、風呂上がりの嫁のビールを買いにコンビニへ走るのだった。

タックル

ジギング

キャスティング

タイドグラフ

タイドグラフ。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

梅雨があけたらドーリーが壊れた話。

梅雨明けましたね。どうも何某です。こんばんは。

日が昇ると暑くて釣りになりません。

穏やか。

謎の魚を釣る

夜明けを目指してホームサーフへ着くと、すでに釣り仲間達は出る準備をしていた。
手を上げて近づこうとするとカヤックが動かない。
後ろを振り返るとバルーンタイヤドーリーがバラバラになっていた。どうやらジョイント部分の樹脂が、紫外線の影響か脆くなっていたようで、バッキリと折れたようだ。
釣り仲間からバルーンタイヤドーリーを借り、波打ち際まで運ぶ。
思わぬトラブルからの幕開け。先が思いやられる。
こういう時は焦って離岸すると、だいたい良くないのだ。
皆を見送ってから、ゆっくりと座ってコーヒーを飲み、一息ついてから慎重に離岸した。
今日はアジを狙ってから、深場へ行くつもりだ。
少し速い流れに任せながらジグサビキを落とす。
ジグが斜めに落ちていくが、底が取れるので問題無い。むしろ広範囲を探れて良しとする。
二度目の流しで底から3巻きほどで、ゴツンとアタリがあった。
結構引く気がする。そういえば、最近タチウオが好調だと聞いた。もしや、と期待する。

イッテンアカタチ。

なんだこれは。見たことがない魚だ。
なんとなく「タチウオ 赤い」で検索してみると、イッテンアカタチという名前の魚と一致した。
梅雨とかで雨が降ったりすると、海底の穴から出たりするとかなんとか。
味が美味いとはあるので、キープしてみる。一体どんな味がするのか楽しみだ。

タチウオを探し回るも

沖まで流されたので、タチウオを探し回る。
がしかし、目立った反応は無い。
ジグを落としても釣れないので、深場をやっている釣り仲間のもとへ向かう。
どうやらすでにアカムツを釣り上げてるらしい。
話していると、カヤックの周りに小さなナブラが出来た。
おそらくサバだろうと話していると、「餌にするんでサバ釣ってくださいよ。」とのこと。
いいですよと、プラグから小さいジグに変更してキャストする。
水面直下を早引きしていると、ガツンとひったくっていくアタリ。
強引に巻いてくると、ポンッと水面から魚が飛び出した。よく見るとサバではなくペンペン。
姿を見せたその後は、ペンペンらしい強めの引きに変わった。

ぺんぺん。

写真だけ撮りすぐリリース。楽しませてもらった。

サメだと思ったら

シーフロアコントロール クランキー ゴールドレッドゼブラグロー 200gを落とす。
着底から3mほどは1/4ピッチでゆっくり誘う。
その後は飛ばした後、フォールを丁寧に入れる。すると底から7、8mあたりでドンっとアタリ。
巻いてくるとただただ重い。暴れもすれば期待できるが。

「やりましたねー。」

『いやー、これサメですね。重いだけですよ。』

うなだれながら返事する。
水面で疲れさせたら寄せてジグを掴んで引っ張れば、フックだけ抜けて回収できるはずだ。
地道にゆっくり寄せてくる。
残り80mでコンコンコンっと叩き始めた。おや?サメではないのか?
残り30mでまたしても叩く。スミヤキの可能性もある。何度も騙されてきたのだ。
とはいえ、慎重に寄せてくる。
姿が見えた。赤い。

赤い。

ひさぶりのアカムツ。あの重さはなんだったのか。
釣り仲間と喜びを噛みしめる。
その後30分ほど続けるも、暑さが増してきて人のほうが先に参ってしまった。
帰りのドーリーどうしよう。
そんな心配をしながら、浜へと向かい納竿とした。

タイドグラフ

タイドグラフ。

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