【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

やっと新島キンメジギングに行けた話。

緊急事態宣言出そうな雰囲気ですね。どうも何某です。こんにちは。

今予約してる釣り船は果たして乗れるのでしょうか。

帰ってきた。

フックがない

やっと新島キンメのジギング船が出れるらしい。今年は3回も時化で中止になってしまった。行ける。やっと行けるんだ。
おろしたてのラインをリールに巻き準備万端。荷物をドカットとバッカンに詰め込んでいく。
「キハダ キンメ」とラベルを貼ったコンテナを取り出す。果たして何キロあるのだろうか。1kg前後のジグが10本は入っている。
中を覗きジグを取り出す。
フックは小袋に入ってるだろうか。現場での絡み防止用にいつも小袋に入れてあるはずだ。
大きめのジップロックにまとめて入れてあった。その中には、「未使用」とラベルの貼った小袋に入った大量のフック。
おや。。。これは一体。。。
状況が飲み込めない。
スイベルにアシストラインがきっちり付けてあるが、その先にフックが付いてない。横には「未使用」とラベルの貼った小袋に入った大量のフック。

『なるほど。。。これはフック制作途中でヤメてるな。。。』

絶望の独り言が自然と出る。

「コンビニに行ってくるけどー、もう寝るんでしょー?何か欲しい物あるー?」

声をかけながら部屋に入ってきた嫁は、私の顔を見てただ事ではない事態だと一瞬で悟ったようだ。

『フックが無いんだよ。。。』

「なんの事なの。」

『。。。寝る時間が。。。無くなるってことだよ。。。』

舘ひろしよろしく、「ハンコ押してくれよ!!」と声を荒げる元気も無く、ただただデスクにぶち撒けられた素材を眺める。
数分後、嫁が温かい缶コーヒーを持って部屋に入ってきた。

「無理しないように頑張ってね。」

時のトレンディ女優のように微笑みながら部屋を出ていった。今日はお前が飯島直子だ。

一投目から強烈なアタリ

無事フックも10組出来た。睡眠も2時間程取れたたうえ、ポイントへの道中での船内仮眠出来たのでなんとかなりそうだ。
ウネリがまあまああるので、念の為、追い酔ドメを飲んでおく。
準備をしながら同船者と挨拶がてら会話をする。隣の方々は1000gのジグから始めるらしい。私はとりあえずいつもどおり、シーフロアコントロール メサイアセミロング 900gから始める。
夜明けとともに声がかかり、ミヨシから順番に投入。
私の番になり、緊張しながらジグを落とした。
根がかりしないように着底を見逃さないようにする。320mでフッっと一瞬糸が緩んだ。一瞬着底かと思ったが水深340mらしいので、まだ早い。潮の質が違うのだろうか。
340mを少しでた辺りで着底。潮はそれほど速くは無いようだ。これなら800gでもいけるかもしれない。
糸フケを取り、再度底を取ろうとフォールした刹那。ゴン、ゴンっと竿先が暴れ、グーッと曲がっていった。
「えっ?マジで?もうっ?」という声がどこからか聞こえてきた。偶然見てたのだろう。
これは運が良いと、回収してくる。
定期的に暴れる。こんなハッキリとした手応えは滅多に無い。
タモを用意してもらい海面まであげてくると、そこにはジグしかない。
残り40mまでは手応えあったのに。
そうだ、そこから暴れてバラすのだ。そんな釣りだった。思い出してきた。

待望からの連続ヒット

誰も姿を見ることなく始まった2流し目。
底を取ってシャクリ始める。重い。この手応え。帰ってきた。私は新島沖に帰ってきたのだ。
今日はXESTA SLOW EMOTION FULL DEPTH B-64Hのデビュー戦だ。これで重いジグも心配ない。
全身を使ってシャクり、フォールさせる。
さらに重い。これは魚が乗ってるのだろうか。
や、待てよ、さっきまでもこんな感じだったのではないだろうか。や、もうちょっと軽かったような。
疑心暗鬼になってくる。
理由は一度あげてしまうと、再投入が出来ないためだ。ちょっと確認する、が出来ない。
投入回数は限られてくる。無駄に回収するわけにはいかない。
とはいえ、やっぱり重いのでは。いや、やっぱり。待てよ。どっちだ。
ええいままよ。
回収をはじめる。
350mほどを汗かきながら回収したその先に、キンメがついていた。

ちょっと小さめ。

船内が湧き上がる。とりあえずは一安心だ。

さらにヒット

3流し目。
船内は私の一匹しかあがっていない。ここから調子が良くなれば。
350m前後のラインでアタリが出ず、ジグは100〜200mほどの崖のゾーンに入っていった。
崖を過ぎるとラインが100m以上余計に出ていくので最初は焦るが、船長の攻め方を知っていれば問題無い。
とはいえ、このジグ。落ちすぎでは無いだろうか。ラインが600mほど出ていっている。
隣に聞くと、450mとかその辺りらしい。出過ぎだ。
底取り失敗で根がかりか。と回収してくる。
今日は崖下の潮が速いとの声が聞こえてくる。900gでは底が取れないのだろう。
根がかりだけはしないでくれよと祈りながら回収してくる。
重い。ひたすら重い。回収の声がかかり皆あげている。200mほど出してしまった私は遅れて回収。
良かったジグがついてると重い覗き込むと、なんとキンメもついている。
そうか、キンメがかかっていたからジグが落ちなかったのか。そうだ、そういうのもあった。

これでも1.3kg。

2匹釣って調子が良い。
XESTA SLOW EMOTION FULL DEPTH B-64Hは他の方の竿よりも長いので、フォールが上手いこといってるのだと予想する。
その後2流しで、船内はポツポツと釣れた感じだ。
やっぱり崖下では900gで底取りが厳しくなってきたが、調子が良いジグを変えたくない。
細身のジグなのでなんとかはなっているが。
着底寸前で糸フケを取り、ビビリながら糸を出していく。底が取れないよりは、棚を外してもジグが動いているほうがチャンスがある気がした。
底を取らずシャクってを繰り返していると、フリーフォールでラインが流れていった。
これは魚がかかってるはず。
回収してくる。
左手はロッドを支えるのに必死だが、リールはAvet JX 6/3 MCのローギアなのでクルクル巻ける。
3匹目も釣れて釣果は満足行くものになった。

お祭り騒ぎ

900gでの誤魔化しが効かないくらい潮が速くなった。
ディープライナー スパイファイブ 1000gへ変える。
これでもギリギリという感じか。
隣の方は1200gを使っているらしいが、それだとドスンと落ちるので根がかりしまくるのだとか。すでに何本かロストしているらしい。
ということはベストは1100gだろうか。
がしかし、スパイファイブの落ち方を見ると、安易に重さを増やせばよいわけではなさそうだ。
幅が少し広いせいか、抵抗で落ちる速度が変わったりする。
シャクリも重い。ふまえて考えると、細いジグで揃えたほうが良さそうな気がする。とはいえ、選択肢が無いのが深海釣りの悩み。
辛い重いをして誘っては回収するを繰り返す。
何流し目だったろうか。船上でバタバタと移動を繰り返すことになった。オマツリしまくっているようだ。
丁寧に移動やロッドのやり取りをしながら解いていく。
シャッフル状態になっていると、私以外全員が釣れたようだ。いいポイントに入ったらしい。
全員にキンメがかかっていたらこれほどオマツリになるのも納得。
これは期待が持てると、回収した私はジグのみがあがってきた。

今日イチの重さ

「まさか一流しで全員にかかるとは思いませんでしたね!」と盛り上がってる船上に、さも釣ったかのような顔で座る。
嘘をついているわけではない。言葉は発していないのだ。受け取る側の問題。
水を差すようなことはしない。大人なのよ。
1000gから一気にキツくなるな。と思いながらジグを落とす。
着底しシャクる。さらに潮が速くなったのか、とにかく重い。
崖下に落とすと、ロッドを両手で持たないと持ち上げることも出来ない。これはキツイ。
船長の回収のアナウンス。
汗をかきながら巻いてくる。ローギアでもキツイがロッドを支える左手が一番キツイ。
みんなすでに回収は終えている。
休み休み巻いている私はまだ100m以上ある。
焦ってもしょうがない。黙々と手を動かすだけだ。
残り100mを切ってもまだ重い。や、これはちょっとおかしいぞ。ジグがエビになっているのだろうか。
海面近くに、真っ白いものがあがってきた。おそらく2kg近いキンメだ。まあまあデカイ。
フックが口と胴にガッチリ刺さって真横に上がってきた。なるほど。重いわけだ。
写真を撮る体力もなく、次の流しに備えて座り込んだ。

ラストの流しは1100g

ディープライナー スピンドルナロー 1100gを落とす。
最後の流しだというので気合を入れた。
がしかし、投入後、バックラッシュして絡んでしまった。慌てて左手でスプールを押さえながら、右手を差し出しラインを掴む。1kgものジグになると、バックラッシュでラインブレクなんぞ当たり前なのだ。
少し緩めて親指でスプールを逆回転すると、バックラッシュは解けた。運がいい。
ブレーキを少し強めにし、サミングしながら再度落とした。
ドスンと着底後、根がかりした。やってしまった。最後の最後に。やはり重いと根がかりしやすい。
ロッドとラインをまっすぐにし、スプールを押さえて船の動きに任せる。
ちょっと抵抗があったかな。くらいの感じでスッと抜けた。
ジグをロストしたかもしれない。シャクってみる。フックが抜けただけでジグは回収できたようだ。
結局最後はアタリなく回収。

予定通り。

がしかし、理想通りに根がかり回避した自作アシストフックを見て、悦に入ったまま納竿とした。

北の地は大雪らしい

ナビを見るとかなり渋滞らしい。
疲れが溜まっているので、軽く寝てから帰ることにした。
30分ほどと思ったが、気がつけば1時間半ほど寝ていたようだ。
これは帰りが遅くなってしまうなとナビを見ると、渋滞が解消されたのか、仮眠前と到着時刻は30分ほどしか変わらない。
寝たのが良かったのか、帰宅後はそのままキンメの下処理をした。
嫁が、「ご両親から肉の詰め合わせが届いたよ。」というので、丁度いい、正月もあるし、このキンメを送りつけようという話になった。
梱包をし、宅配業者を呼びつけようとすると、「大雪のため、その配送地域は荷受け拒否。」なのだという。
宅配出来ないくらいの状況って相当だなと慌て、実家に電話をすると父親がでた。

「雪は積もってるが、道路はアスファルト出てるぞ?ノーマルタイヤでも走れるくらいだ。」

とはいえ、荷受けしないのではしょうがない。『次釣ったときに送るよ。』と言い電話を切った。

美味しいやつ。

嫁に報告しようと探すと、まるで、良く手入れされた麻縄を眺めるような、そんなウットリとした表情で金目鯛を見ていた。

「綺麗な色だねぇ。」

私の口中に一気にヨダレが溢れ出る。そう。ボールギャグを咥えたかのような。
原因は、真っ赤なキンメのせいなのか。それとも。

タックル

〜900g

900g〜

タイドグラフ

タイドグラフ。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

ハヤブサと言えば釣具ではなくの話。

大掃除で釣具を整理しました。どうも何某です。こんばんは。

なぜか40号のオモリが30個くらい出てきました。
整理していないと無駄な買い物が多くなります。

カワハギいっぱい。

俺の前で拝むな

ヨガを終え、目の前で静かに合掌する嫁に驚いた私は、急いでソファから立ち上がり手を差し出す。

「えっ?」

手を繋ぎ、リビングの壁に沿って歩く。
何をやらされてるんだと戸惑う嫁。
ここか。や、まだか。まさかもう一週くるのか。今日は大サービスだな。
リビングをもう一週しようとする私に驚き、嫁は手を振り払った。
ここだ。受け身を取る準備をする。

「何?何なの?」

嫁は、こいつはどういう意図でリビングをグルグル回ろうとしているのかと、必死で考えてるようだ。

『拝み渡りでしょ?』

「何が?」

『何が?人生でしょ?』

「。。。何が?」

ヨガマットの上に行き、嫁の前にお辞儀する。

『決めちゃってよ。』

「何が?」

『人生でしょ?』

「なんなのよ。何したいのか言ってよ。」

『何コラタココラ。念仏パワーボムに決まってるでしょうが。フィニッシュ。ほら。合掌して。』

「何?またプロレスの話?」

これはやるまで終わらないな。という顔をしながら教えられたように合掌をし抱え込む嫁。仕掛けてきたのはテメエだろうが、エー、コラ、エーの私。
往年の馬場正平よろしく。ゆっくりと、頭がツームストンパイルドライバーの形でヨガマットにめり込む。

『ジ・アンダーテイカーじゃん。』

「何が?」

イナダとカワハギの味が忘れられない

肝パンのカワハギが美味いのはもちろんだが、 先週釣ったイナダの脂が凄かった。
また食べたいと嫁が言うので、今日も先週と同じポイントへ。
今日は船団がいないようなので、まずは青物狙い。
魚探に反応があるのでジグを落とす。
いつものようにXesta スローエモーション フレア ブルピンシャンパンゴールド 150gから。
水深80m。早巻きしていると、下から20mほどで何かが触った。
緩急をつけながらワンピッチすると、グッとロッドが曲がる。アワセを入れると、青物の引きだが少し弱い。一般的なイナダサイズだろう。
ポンピングするほどでもないので、ゆっくり巻いていると、ドンッ、ドスッ、ゴッっというような手応えが次々来る。
おかしいな。イナダではないのだろうか。
などと思っていると、竿先が跳ね上がった。バレたかと思いながら糸フケを取ると、今度はグーッと竿先が曲がっていく。
重いが、なんだか変だ。不思議な手応えを感じながら巻き上げると、海面に見えるイナダ2匹。ダブルヒットか。
取り込もうとすると、1匹しかタモに入らず、もう1匹、スレがかりのほうのイナダは逃げていってしまった。

イナダ。

1投目から幸先良い。
がしかし、脂はノッてなさそうだ。リリースするか迷ったが、とりあえずキープする。

体験したことの無いお祭り騒ぎ

まだSUPの下にイナダがいるようなので、ジグを落としてみる。
早巻きすると、ドンッっと竿先が入った。アワセを入れると、先程と同じ用にドンッ、ドスッ、ゴッっというような手応えが次々来る。
何が起きているのかと思っていると、フッと軽くなってしまった。
がしかし、手応えが無くなるやすぐ、ドンっと再びワンピッチ後にバイト。
直後にまたあの手応え。そして、その後重くなる。
寄せながら魚探を見ると、魚影が濃くなっていた。
もしや、イナダのやる気が凄いのだろうか。
あがってくるイナダ。今回もダブルヒットだが、両方スレがかりのようだ。
タモに入れるのを手間取っていると、両方バラしてしまった。
すぐさま投入。するとまたしても同じようにダブルヒット。
1匹取り込めたがどうにも小さい。
リリースして再度投入。上はイナダだけなので、ボトム付近を狙うつもりだ。
がしかし、今度は落ちていかない。
フックアウトしては食ってを繰り返す。またしても、スレ掛かりのダブル。
急いで再度投入も同じ目にあってしまう。
結局、サイズアップはここで見込めそうもないうえ、4投で全てダブルヒット、8匹も入れ食いになってしまい、腕がパンパンになってしまったので、カワハギに移動することにした。

今日のカワハギもパターンが違う

カワハギのポイントに戻ると、顔見知りの方がいた。釣果を聞くとまだらしい。
一緒にやってみるも、どちらも反応が無い。
餌が取られはじめたのでチャンスかなと、先週と同じように竿を動かすのを止めないパターンを試してみる。
がしかし、今度は餌も取られなくなってしまった。
イナダと違ってカワハギの食い気は無いのだろうか。
もう諦めて誘いを入れず、流しながら底を取るくらいでやってみた。
すると、ガッっとアタリ。
あわせると、コンコンコンっとカワハギ特有の引きだ。
慎重に寄せる。

カワハギ 1。

少しサイズは小さいが腹はパンパンに膨らんでいる。
一息ついて、再度流す。
アタリが出るまで待つ。
がしかし、大きく底取りすると食ってこないようだ。
底スレスレを引きずるようにすると、アタリがあるがのらない。
岩にオモリが当たる感じも混ざり、空アワセが続く。
難しい。難しすぎる。

パターンを掴む

しばらく諦めないでやっていると、魚のアタリがわかるようになってきた。
硬い手応えに力強くアワセる。
今度は岩ではない。間違いないカワハギだ。

カワハギ 2。

底に着くか着かないかの位置を動かさずいるのが今日は良いようだ。
オモリが当たるとアタリが遠のくので。何もせず待つ。
とにかく仕掛けを動かさないのが今日はよい。
ガツンとアタリに即アワセ。

カワハギ 3。

全部一番下のハリだ。
その後、もう1枚同じパターンで追加。これも一番下のハリ。
続けるか悩んだが、十分釣ったのでここで納竿とした。

嫁に褒められる

「やるじゃないか。パタパタしてるのだね。」

パタパタとは。ヒレのことを言っているのだろうか。
嫁に大量の肝を見せる。

「肝あえも作れるんじゃないの。凄い量だ。」

鼻息荒くヨガマットを敷き始める嫁。

「夜のためにヨガしますよ。運動。カロリー消費しないとですからね。」

そんなに楽しみにしているのか。
ポクポクしている嫁を見ていると、私もポクポクしてきた。

タックル

ジギング

カワハギ

タイドグラフ

タイドグラフ。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

安奈、イナダが入れ食いだったのかいの話。

健康診断の結果が酷く悪く。どうも何某です。こんにちは。

今年は酒を控えます。

よろしくおねがいします。

心のふるさと

「あなたがよく言ってる人が画面に出てるよ。」

誰だろうと見てみると、画面いっぱいに映る甲斐よしひろ。

『甲斐よしひろの話なんてしたことあった?』

「え、違うよ。ほら。。。あの人。。。」

はて。

「トシ。。。そうだ、Toshiだよ。よくこの人の話してるじゃん。」

どう見ても甲斐よしひろなのだが、そう言われると徐々にトシに見えてくる。
そもそも、トシの話なんていつしてるのだろうか。
酔った時にでも話しているのだろうか。

「トシが見れて良かったねえ。ほらトシだよ。」

そうだ。私はトシが見れて嬉しいのだ。あれは甲斐バンドではない。トシ。やしろ食堂で「食え」とシャウトしていたトシなのだ。
嫁の言葉に徐々にマインドコントロールされていく。

まずは青物の予定が

今日は場所が場所なのでSUPで離岸する。
カヤックより楽でよい。
魚探をセットしながら沖を見ると、船団が出来ている。
どうやら青物のジギング船団らしい。
これは困ったな。さすがに船に近づくのは良くない。
とりあえずカワハギから始めることにした。
がしかし、アンカーを落としつつ、寒いなか色々な場所を攻めるも全くアタリがない。
去年と同じコマセで寄せつつという手法だったが、全く効果が無い。
沖を見るも、まだまだ船団はポイント上にいる。

パターンを発見する

アンカーとコマセカゴを外し、流し釣りに変えることに。
しばらくやっていると、餌が取られるようになってきた。
やっとだと、アタリを待つも全くアタリがない。だのに上げると餌は無い。
さすがのカワハギだと感心するも、これではお手上げである。
一瞬でも止めると餌が取られるので、これはもうしょうがないと常に上下に竿を動かす。
止めずに動かし続けていると、上げる途中にガツンとした手応え。間違いない。カワハギだ。

カワハギ。

手のひらサイズだが、肝がパンパンである。これは期待できる。
すぐさま同じ場所を流す。
今度も同じように常に仕掛けを大きく上下に動かす。止めない。
またしても金属的な手応え。

かわはぎ。

これも同じく肝パン。
パターンにハマった。

イナダ入れ食い

カワハギを再度狙おうかと思っていると、沖の船団が移動していた。
少しだけ青物を狙ってみようと移動。
ポイントについてジグを落としていると、魚探に何か映っている。
ゴミかな。などと思いながら周りを見回すと、刺し網を入れている漁船がいる。まずい。網だこれは。
慌ててジグを回収する。
しょうがないので、移動し距離を取る。この流しでだめならカワハギに戻ろう。
ジグを落としている途中で、濃くは無いが大きな群れが下に入った。
水深80m、群れは上から20〜60mくらいになっている。
今年の当たりジグのXesta スローエモーション フレア ブルピンシャンパンゴールド 150gを投入する。
着底後、高速巻きで群れを通していると、ドンッと竿先が海面に突き刺さった。
結構引くなと慎重にやり取り。

いなだ。

肉厚に膨れつつもプニプニした、まるでノースリーブを着た同級生の母親の二の腕のようなイナダがあがってきた。
これは脂ノッてそうだな。運がいい。
丁寧に絞めていると、またしても群れが入ってきた。がしかし、網も映っている。
急いで戻り仕切り直しする。
高速ワンピッチで誘っていると、ガツンとアタリ。先程よりは手応えが軽い。

イナダ。

ステレオタイプなイナダがあがってきた。
その後も、定期的に群れが入ってくる。
ジグを落とせば釣れる。がしかし、イナダサイズしかあがってこない。
すぐリリースし、サイズアップを狙ってジグを落とす。すぐ釣れる。またしてもイナダ。
結局8匹を釣るも、キープは最初の2匹のみとなった。

強風により納竿

ポイントを変えようと移動していると、どうやら刺し網沿いにイナダ群れが移動して、この辺りをグルグル回っているようだな、というのに気づく。
なるほど。となると、サイズアップを狙うには大きく移動しないといけないのかもしれない。
何処にしようかと眺めていると、強烈な北風が吹いてきた。
高速で沖に流されていく。
これはいけない。急いで向かい風の中岸へ進む。
がしかし、強風過ぎる。ひさぶりにこんな強風を味わっている。
少し休めばSUPは一瞬で180度回転し、ものすごい勢いで沖へ進んでいく。中々戻せない。
岸が近いのがせめてもの救いか。
水深が浅くなったところで、船が来ないのを確認し、風の抵抗になっているフラッグを外して一気に漕いで着岸。
何事も無くよかった。
帰宅し、昼過ぎまで寝ていた寝起きの嫁にカワハギを見せると、「肝パンですねこれは。」とニコニコしながらソファに向かい、「さて。。。と。。。」と気持ちを整えながら、ゆっくりと横になった。
さっきまで寝てたんじゃないのか。

「寝て起きたらカワハギの肝醤油だね。楽しみだよ。」

夕食まで寝るつもりなのか。
やしろ食堂よろしく。お昼寝Liveを決行するしかなさそうだ。

タックル

ジギング

カワハギ

タイドグラフ

タイドグラフ。

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