【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

Avet SXJというリールを買った話。

思ったより早く届きました。どうも何某です。こんばんは。

もうリール買わないなんて言わないよ絶対。

ちょうどいいリールがほしい

最近はカヤックに乗って中深海のスロージギングを中心に釣りをしています。
で、たまに浅い時期のタチウオ船なんかに乗ってジギングなんかもしてるのですが、中深海が楽なリールは浅場のジギングでは大きすぎて使いづらいわけです。
普段浅場で使ってるのはこれ。

ラインキャパがあるので、体力さえあれば手巻き中深海も出来ます。相当キツかったですが。
個人的には70mくらいまでがストレス無く使える感じですかね。
浅場なら使い勝手がよく、グラップラー BB B632とのセットでよく使っています。
コスパ最高です。
で、そのうえのクラスとなると、オシアジガー2000しか持ってない。オシアジガー3000とかも持ってるのですが、普段のカヤックで使うにはちょっと大きすぎる。深海のカヤックジギング以外ではまず出番無いです。

スロージギングロッドは今のところ2ozと4ozの2本持ってるのですが、意外と使い分けたい時があったりします。
で、2ozにアブのリールをつけてみたりするんですが、中深海ではだいぶキツイ。じゃあと、2000を2ozにつけて3000を4ozにつける。
何も問題ないのですが、スプール幅が大きいので指レベルワインダーをする必要があるのですが、これが結構面倒。船なら何も思わず自然に指が動くのですが、動きが制限されるカヤックだから面倒に感じてるのかもしれません。
じゃあ、2000をもう一台買うとか1500買うとか。って話になる。
オシアジガーのシルキーな巻き心地が大好きなんですが、なんか面白くならなそうなので、ちょうどクーポンもあったことですし、個人輸入で1500と同じくらいのスペックのリールを購入してみることにします。

Avet SXJを購入

条件としてはこうなります。

  • ナロースプール
  • PE1.2号を600m以上巻ける
  • 予算3万円

こんなもんですかね。
シマノ オシアジガー 1500HGで4万円くらいっぽいので、送料いれてそれ以下ならまぁいいかと。
あんまり高いようなら1500買っちゃいますが。
というわけで調べて決めたのがAvet SXJ G2 6/4 MC 2-Speedになります。

こちらで購入。クーポン使って送料込みで$330くらいなんで、日本円で¥36,000ちょっとのようです。
ちなみに国内で買うと、5〜6万円くらいでしょうか。
嫁に色聞いたら、ニヤッと笑った後、「もちろん、青だね。」とのことなので、ちょうど在庫もあったので青にしました。

あっという間に到着

予定では1週間後だったのですが、3日で届いてしまいました。毎回このくらいなら非常に助かるのですが。無駄にスペイン経由とかにならなくてホッとしております。
ダンボールを開けてみますとこんな感じで入ってました。

開きかけの箱。

蓋がズレてますね。

ホコリだらけのSXJ。

手で触ったような形跡があったので、関税で開けられたのかもしれません。
結構なホコリだらけでした。まぁ使用には問題ないので大丈夫です。

大きさを比較してみる

すでに持っていた、JXと比較してみます。

比較。

左がSXJ、右がJXです。
かなり小さいですね。
重さがカタログ値450gで、実際に測ってみたところ458gだったので、ちょっと重いです。自転車のパーツだったらブチ切れてるところですが、リールなので、8gくらいの誤差は問題ないでしょう。
大きさの比較のために、もう1枚撮ってみました。

比較。

みんな大好きスパイファイブとの比較です。
かなり小さいですね。

2世代目はレバードラグが違う

今回購入したのはG2と銘打ってる2世代目らしいのですが、何が違うのかというと、耐久性だとかドラグ性能が向上しただとかあるみたいですが、大きくはレバードラグが違ってます。
実際何が違うかというと、カチカチカチっとレバーを動かすと音がなって、穴の位置に停止位置が決まっています。
手元を見なくても打てるガラケーのような感じといえばわかりやすいでしょうか。前よりも指の感覚でブレーキ加減を調節しやすい気がします。
で、レバーの位置の解説なんですが

  • FREE: スプールフリーの状態。
  • BAIT: ちょっと摩擦がある状態。ジグの落とす速度を調整したりする範囲。泳がせの時はここにするとかしないとか。
  • STRIKE: 魚とやり取りする位置。ファーストランとかはこの位置になるかと。
  • FULL: 最大にドラグを効かせたい位置。

で、触ってみるとFULLに入らない。不良かなと思って触っていたら原因わかりました。

レバードラグ解説。

ボタンを押すようになったんですね。
確かにやり取りの最中に慌ててるとFULLに入れてしまったりすることがあります。
うっかり入らなくなったのは、個人的には最高の改善だと思います。

MCと2スピード

Avetのいいところはキャスティングのブレーキ機構がついてるところかと。
いわゆるメカニカルブレーキのMCが5段階。投げるだけではなく、1kgものジグを落とす時には、MCでの微調整でバックラッシュが格段に減ります。
あとはギアが2スピード。ローギアとハイギアがついてる。
これが1台で済むのが最高なんですよね。
ただ、ハイギアの巻心地はオシアジガーと比べたら良くないです。6.3:1なので、そんなに変わらないはずですが、巻心地は劣っているし、単純に重いです。
この辺りはベアリングを国産に変えるとかすると改善するという話もありましたが、インチのベアリングのような気がするので、入手も面倒そうなので分解が必要になった時にでも変えようかと思います。
とはいえですね、新島キンメのような特殊な釣り以外では、ハイギア普通に使えますよ。オシアジガーが凄すぎるんだと思います。
瞬時にロー、ハイギアを切り替えれるメリットというのは相当ありますので、釣りのスタイル次第でしょうか。
Avetのシングルスピードのリール使ったことないんですが、もしかすると巻心地良かったりするのでしょうか。

なんだかんだでコスパ最高

Avetのリールは性能が良い上小さいってのが売りのようですが、まぁ、動画見ると身体がデカイ海外の方が持ってるので、そりゃあなた方が使えば小さいよねって話にはなります。
となると、国内企業が作ってる日本人向けの製品のほうが間違いないとは思うんです。
潤沢に資金があれば。釣りをしているだけでビル・ゲイツになれればいいのに。私も、そんなことを思う日々です。
なので、予算の中で何を買うかが重要になってくるかと思います。
安いのを2つ買うのか、高いのを1つ買うのかなどなど。
そういう時に、安くて様々な釣りに使える、こんなリールが選択肢にあってもいいかもしれません。
ただ、安いのは個人輸入だからというのがあるので、そのリスクはあるのですが。。。
あ、そうそう。最近ゴメクサスのリールの検索流入がすこぶるあがりまして。
個人的にはゴメクサスはカスタムパーツは安くて良さそうだけれども、リールに関しては不満に思うところが多く、ちょっと高いなという感想になってます。
SXJのシングルスピードのMC無しなら2万円以下で買えるかと思うので、特別な事情が無い限りはAvetのSXJがいいんじゃないかなと思ったり思わなかったり。
とりあえず、使用したら感想を書きたいと思います。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

ウッカリ毒魚に刺されてしまった話。

中深海用のフックを作らなくては。どうも何某です。こんにちは。

最近アシストフック関連の話をよく質問されるので、そのうちレシピをまとめてみようかと。

どーん。

ちょ待てよ

『鈴木杏樹の運転する車でホテル行ったのかよ!!』

ラジオから飛び出てきた情報に、理性を忘れて声をあげてしまう。
ミュージックフェアの運転でホテル。宝くじ当てるより難しいのでは。
嫁は、こいつ鈴木杏樹で性的興奮を感じてるんじゃねーかと、引き気味で見てきている。
確かに、恥ずかしい話ではあるが、小生のあすなろは若者のすべてになっていた。

『同じリトルトゥースとして応援せざるを得ないね。』

「そうなの?」と疑問視してくる嫁。
杏樹と私は同じラジオを聴いている。

『つまりは、俺が杏樹を抱いたと言っても過言じゃないんだよ。』

こういう時は何を言っても無駄だな、というのを嫁は知っている。
私が飽きるまで、放置というプレイに興じるようだ。
しばらく無視された私は、ついには寂しくなり、負けを認め、

『街にボニーピンクに似てる人を探しに行こうぜ。』

と嫁に声をかけてしまうのであった。

今日は青物リベンジ

『あのボニー。本人だったんじゃねーかな。』などと思いながらホームサーフへ向かう。
いつもの方々に挨拶をする。今日は深場から皆始めるとのこと。
私はいつもの場所ではなく、大きく移動して青物を狙う予定だ。
夜明け後に、サクッと離岸し、私だけ岸と平行に移動。1kmほど行った先で沖に向かう潮に乗る予定だ。
途中に魚探に反応がある。急ブレーキをし、少し戻る。
真鯛だろうかと、水深30mへ向けてゼスタ スローエモーション フラップ ゼブラケイムラブルー120gを落とし、1/8ピッチで細かく誘うと、ゴツンと狙い通り食ってきた。
軽い手応えなのでゴリ巻きしてくると、手頃なサイズのホウボウ。

ホウボウ。

大好物である。帰宅後の酒が楽しみだ。

エア抜きは難しい

予定の場所へ行こうとすると、どうやら刺し網っぽいのが入っているようだ。
しょうがないので、網から離れ沖に出る潮に乗って釣ることにする。
70mくらいから徐々に深くなっていくため、ディープライナー スパイファイブ ブルータンジェリンイワシスモーク180gに変える。
反応は悪くない。バラけてはいるが、群れは入ってきているようだ。
底から20m付近を、細かく刻みながらしつこく狙う。
水深150m付近の底から5mほどで軽いアタリ。
引きは悪くないが、おそらく小さいアラだなと巻いてくる。

アニマル梯団。

予想通りコアラがあがってきた。
美味しいサイズのアラを最近見なくなってきたので、熟成しても味が変わらなそうなサイズはリリース方針に最近決めた。
となればエア抜きだが、復活しないところを見るとどうやら失敗してしまったらしい。
無理に押しこんだのが駄目だったのだろうか。なかなか上手くいかないものである。
申し訳ないと思いながら、せめてものと丁寧に神経締めをし、美味しくいただくことにする。

反応が無くなったので

魚探に何も映らなくなったので、全層で使えるジグにでもしてみようと ボーズレス TG太閤ヒデヨシ ピンクゼブラ200gに交換する。
タダ巻きでもよし、シャクってもよし、フォールもよし、なんなら放置していても釣れるという万能なジグではあるのだが、あまり使うことが無い。
中深海エリアまで差し掛かったあたりで、周りの方々から釣果を聞かれる。
私の『ホウボウ』という釣果に、「中深海にもホウボウっているんですね!」と皆驚いているようだ。
や、浅場で釣ったんですよと話をしたところ、「浅場をやるなんて、気でも違えたんですか?」というようなことを全員から言われる。
そういう風に見られているのか。
この人達の目には、私が松方弘樹、嫁が岡本夏生くらいに見えてるのではないだろうか。
嫁にハイレグ水着を着てもらうにはどうすればいいのだろう、などと考えながら、水深110mくらいへ戻り底を1/8ピッチでネチネチと攻める。
アマダイでも釣れないだろうかと思いつつも、魚探に反応あったら即巻き上げて中層も狙うつもりだ。
底から3mもないくらいで、ゴゴンっと竿先が暴れた。
アワセるとかなり首を振る感じだ。
定期的に叩いてくる。これはアマダイでは。しかもかなり大きい。
残り10mほどでもタタキが止まらない。これは間違いない。アマダイだ。

ウッカリカサゴ 1.3kg。

まさかのウッカリカサゴ。そして大きい。
帰宅後計測すると、1.3kgもあった。
腹に卵がパンパンに入っているように見える。相当これは美味しいぞ。

ウッカリ毒魚にやられる

ジグをシャクっていると、右手の親指がジンジンと痛みを訴えてきた。
何事だろうかと見ると、指から軽く血が出ている。
ウッカリカサゴのヒレが刺さったのだろうか。
我が家にある図鑑には、ウッカリカサゴにも毒があると書いてあった。この痛みは、その毒のものだろうか。
ものの数分で、ハンドルを握るのも厳しくなってくるほどの痛みが襲ってきた。
腫れがあるわけではないが、とんでもなく痛い。
これはヤバいなと急いで納竿。着岸の準備をする。
パドリングもしたくないほど痛い。海況は穏やかなので、無理はせず戻る。
無事着岸し、少しの休憩の後片付けを開始し帰宅した。

やっぱりウッカリ

帰宅後、嫁にバレると無駄に心配するので、起こさないように静かに休憩する。
2時間ほどで、だいぶ痛みが無くなってきた。意外と時間がかかるものである。
魚を下処理するために、ニッパでウッカリカサゴとアラの棘を切っていく。
切った棘を安全な状態で捨て、まな板を持った刹那、右手人差し指に軽い痛みが走った。
見るとウッカリカサゴの棘が軽く刺さっていた。
確認を怠ったという反省と、本当にあの痛みはウッカリカサゴのせいだったのか、というのがあり、ソファに座って様子を見ることにした。
数分でジワジワと違和感が出てくる。
さらに数分後にジリジリとした痛みが広がってきた。
やはりウッカリの毒だったのだと、急いでポイズンリムーバーを使い血を吸い出す。
圧迫し血が止まるまでの数分で痛みは消え去った。ポイズンリムーバーは偉大だ。
嫁にこの話をすると慌てふためいていたが、古来より伝わる毒手の話を私がしはじめると、「ふざけている場合ではない!」と、嫁は怒り始めた。

「家の台所で、毒にやられて死んだなんて洒落にならないんだからね!」

とまくし立てる嫁に、『それってヘブンズキッチンとかけてるの。』と聞いてみたかったが、あまりに怒っているのでやめておくことにし、毒狼拳蛾蛇虫はカッコよかったなあと幼少期の思い出に逃げるのだった。

タイドグラフ

タイドグラフ。

【注意】SUP、カヤックフィッシングする方へ

安全のためフラッグは必ず掲げるようにしましょう。(2m推奨)

定置網内へ入る、係留する、仕掛けを引っ掛けるなどが多くなっており、漁師さんとのトラブルが増加してるようです。

SUP、カヤックを排除しようとする動きもあるため、定置網へは近づかないようお願いします。

超巨大魚にスプリットリングを伸ばされた話。

週末は20℃の気温予想と今ラジオで言ってましたが。どうも何某です。

2月だというのに、ドライスーツを脱ぐことになるかもしれません。

複雑なうねり。

桜が満開らしい

「来週の週末まで待てるのかい。」

近所の居酒屋で、河津桜がお披露目興行前に満開なっているのを聞いた。嫁に伝えた返答がこれである。
なぜ翌週なのかと言えば、今週末は予報が良さそうだからなのだ。
桜か釣りかと問われれば。言わずもがな。

『まだ、屋台も出てないらしいじゃない。キンメコロッケ食べたいだろう。』

「ふっ。」っと出かかる笑いをビールで流し込む嫁。

「あんな入ってるのか、わからないコロッケより、新島のキンメの骨でもしゃぶってたほうが美味しいって話ですよ。」

そんなわけで、日曜を嫁と桜に捧げるかわりに、金曜日に有給を取ることに。

マイナスからのスタート

車に乗り込むと、気温がマイナス2℃となっている。
私が育った北の地では、20年以上前は釣ってるそばからガイドが凍ってしまう日が多々あった。
なんならラインも放置していると、固まってしまい、一度水に漬けて溶かす必要があったり。
当時の質の悪いPEなんか使った日には、プチプチと簡単に切れてしまう。
さすがに関東でラインやガイドが凍るということはないだろうが、それでもマイナスは厳しい。
平日ということで、多少車を走らせ遠出。
極寒のなか準備をし、沖に出た。風は多少吹いたり、止んだりが繰り返す感じだ。無風でも日が出てないので寒い。
とりあえず暖まるようにと、パドリングに力を込める。
私一人なので無理はしないつもりだが、近くに釣り船がいくつかいるので、最悪大丈夫だろう。
「ハッハッ」っと息がなるくらいで、やっと上半身が暖まってきた。
しかし、1kmほど沖に出たあたりから、波が複雑になってくる。
ドシャッっと音がしたほうに目をやる。
おそらく岩礁帯が断続していたり、かけさがりになっていたりが影響しているのだろうが、うねりと風浪で時折小さな三角波が立っているようだ。
波自体は高くないが、タイミングが悪ければ沈しかねない。予定よりもさらに沖に出ることにした。

謎の魚

2回ほど流しながらジグをシャクる。
水深70mから50mほどまでかけあがる筋になった。
ふと、磯を見るとフカセ釣りの方がいる。いわゆる当て潮なので、よほど混んでなければ、私なら即移動するところだが。
帰ったらここの磯の入り方を調べてみようかと思いながら、再度沖に向かう。
その途中、魚探に大きな反応が映った。
とりあえずサバか何かだろうが、お土産でもとロッドを手に取る。
XESTA スローエモーション フラップ ゼブラケイムラブルー 120gをカヤックが走る勢いのまま落とすと、だいぶ斜めに落ちていった。
60mほどのかけあがり。40〜50mほどに群れがまだいるらしい。
がしかし、ジグはその群れを通りすぎ着底してしまった。
急いで2回ほど巻き取り、シャクリを入れた途端に、跳ね上がりかけた竿先が「ドンッ」と音が聞こえるかと思うほどの勢いで止められ、根本からロッドが満月に曲がった。
秒に満たないほどの時間でラインが出る。
巻取りながらドラグを調整しやり取りに備えた。
これは結構な大きさの手応えだ。走り方からしてワラサだろうか。いや、ブリクラスかもしれない。
慎重にやりとりしながら巻き上げると、急にドラグが鳴り始めた。勢いよく沖に向かって走り始めたようだ。
ロッドを海面に突っ込み、リールでやり取りする準備をする。
グーンとラインが伸びる感覚が一瞬あったかなと思った刹那、手応えが無くなってしまった。
回収してみると、ジグはついているらしい手応え。
残念だったなと思いながら回収し、ジグを確認する。

何が食ったのか。

スプリットリングが伸ばされていた。
どうやら伸びたタイミングで外れてしまったらしい。
中深海用に買った100個数百円のスプリットリングだったが、さすがにパワーのあるブリクラスには無理があったようだ。

地獄のような気温

その後、多少潮が速くなったのでジグを重く変える。
がしかし、どうやら大きなゴミが沈んでいるようで、引っ掛けてロストしてしまった。
まだまだ時間があるので、リーダーを結ぼうとするが、寒さで指が動かない。
水温は15℃あるので、海水に手を漬けて温めるのだが、出して少しすると指先がキリキリと痛んでくる。
頑張ってはみるものの、どうにも上手くノットが出来ないため、かなり早いが納竿とした。

寒さで肩が固まる

仕事が忙しいらしく、日が変わる直前に帰宅する嫁。
よく見ると不自然な形で歩いてくる。
あまりにも寒いため、上半身が固まってしまっているらしい。
コートも脱がずにソファに座り、赤く発光している鼻にエアコンの風をあてている。

『明日早いから温かいお茶でも飲んで寝ようと思うけど、一緒に飲むかい。』

と聞いたところ、か細い声で、「ビール。。。」と返ってきた。
こんなに寒くてもビール呑むのかと驚きながら、缶ビールを開け手渡す。

「おふぅ。。。冷て。。。」

持ってられないと、テーブルに置き、手袋を着け再度チャレンジする。
そこまでして。
ビール好きってのはイカれた人種だなと思いながら、私は寝室に向かった。

タイドグラフ

タイドグラフ。

© 2024 磁力式駆動 All Rights Reserved.
Theme by hiero